2012年3月3日 暖かい、春も真っ只中のような一日でした
今日は3月3日。桃の節句、雛祭りです。
朝から暖かくて、暖房は必要なく、春も真っ只中のような一日でした。
越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫ですが、ネットを取り除いてみたら、1匹は鉢の受け皿の上に、もう1匹はビオラの鉢の中に居ました。
2匹の写真を撮った後、ネットの中のビオラの鉢を交換して、幼虫を乗せておきました。
夕方、様子を見たら、1匹が鉢の受け皿の上に落ちていました。
もう少しの辛抱ですね。
2012年3月15日 前蛹になりました
5日後は春分の日、彼岸です。
相変わらず、寒くなったり暖かくなったりしていますが、今日は朝から春本番のような暖かさ。
私は冬眠から目覚めて、朝から庭の芝刈り。
越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫を見たら、小さいほうの1匹がネットの枠に尻尾をくっ付けて、頭を垂れ下げて前蛹!
いつ前蛹になったのかは判りませんが、ネットの枠が揺れても動きません。暖かい季節なら、ユラユラ揺れたら、頭を持ち上げて体を丸めるのですが、寒いから固まっているのでしょうね。
大きいほうの1匹は、ネットの枠に掴まっていましたが、前蛹の写真を撮ろうと思ってネットを持ち上げたら、芝生の上に転がり落ちてしまいました。 しかし、尻尾の所から、白い糸が伸びていましたので、前蛹の支度をしていたような気がします。
前蛹の写真を撮り終えた後、大きいほうの幼虫をビオラの上に乗せて、ネットを被せておきました。
10時50分でした。
午後12時15分に様子を見たら、大きいほうの幼虫は再びネットの枠に掴まっていました。
頭を下向きにしていて、尻尾は糸に引っ掛けているようでした。
このまま静かにしておけば前蛹になり、蛹になることでしょう。
暖かくなるとよいのですが。
小さいほうの1匹は、我が道を行くで、気持ちよさそうに(?)垂れ下がっていました。
2012年3月17日 大きいほうが前蛹になりました
ネットの中は狭くて写真が撮り難くて判りづらいのですが、頭をJの字のように持ち上げて、前蛹の形になりました。
この場所は、3月15日に掴まっていた所です。
元の糸へ尻尾を引っ掛けたものと思います。
2012年3月21日 冬を越して、大きいほうが蛹になりました
彼岸の中日を過ぎましたが、朝の冷え込みは厳しかったです。
今朝は眼科の順番取り(知り合いからの頼まれ)で6時には眼科の建物前に。
7時までの番号札配布までに、近くの川へ鴨の写真を撮りに行きましたが、手袋をつけていても手は痺れるように冷たかったですね。
天気予報では、今年の桜の開花予測は高知県で本日(3月21日)とのこと。
朝は冷え込みましたが、日中は暖かくなりました。
午後、ツマグロヒョウモンの幼虫の様子を見たら、大きいほうが脱皮して蛹になっていました。
場所が良くない(垂直の棒)ですから脱皮にも苦労したのだろうと思います。脱いだ皮は尻尾の近くに引っ掛かったまま。蛹の皮膚も一部分がオレンジ色のままでした。
何はともあれ、殆ど何も食べないで、厳しい冬を乗り越えて、無事に蛹に漕ぎ着けたのには、あらためて驚いています。
次は、羽化を待つだけです。
もう一匹の小さいほうは前蛹のままです。
頭のほうは垂れ下がり気味で、Jの字からIの字の形に。
なんとなくですが、蛹になれるのは無理なような気がします。
2012年3月27日 小さいほうの前蛹は死んでしまいました
日増しに体が伸びている小さいほうは前蛹が、ネットの骨組みから外れて、下に落ちていました。
触っても全く反応なし。
急に暖かくなったために、体の中が成熟していないまま前蛹になったのでしょうね。
2012年3月30日 哀れな姿になりました
3月21日の蛹になったばかりの時から気になっていたのですが、大きいほうの蛹の胴体の途中の皮が剥げたようなオレンジ色の部分。今日は異様な形になったので、ネットの中から取り出してみました。
可哀想に、オレンジ色の部分がパックリと開いていました。
オレンジ色の部分は皮ができていなくて、暴れた時に破れてしまったのでしょうか?
お知らせ
今冬にみつけた2匹のツマグロヒョウモンの幼虫ですが、非常に寒かった冬を越してくれたと思ったのですが、もう少しのところで2匹とも死んでしまいました。
これも自然の厳しさでしょうね。
今、庭には、小さめのプランター6つに、ビオラが6株ずつ、計36株植えてあり、綺麗な花を咲かせています。庭の何処かには越冬しているツマグロヒョウモンの幼虫が隠れていると思いますので、このビオラに気づいて、食べに来るのを待つことにします。
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