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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

蝶(ナミアゲハ・キアゲハなど)の幼虫の食草・・・我が家の庭の安心安全な無農薬の食草

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蝶(ナミアゲハ・キアゲハなど)の幼虫の食草・・・我が家の庭の安心安全な無農薬の食草


★緊急注意報★ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草無農薬ですか?

幼虫にも、人にも安全な、我が家の庭の無農薬の橙です。
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我が家で、ナミアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、ルリタテハ、アオスジアゲハなどの幼虫飼育の食草として準備している「安心・安全な無農薬食草」を紹介します。


昆虫の食草・食樹ハンドブック(文一総合出版)
岩国市田舎村昆虫館で所有し、活躍している参考図書です。

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ナミアゲハ ・ ナガサキアゲハ ・ クロアゲハ

ダイダイ(橙)の木

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植えてから30年は経っていると思います。
酢の代わりにしか使えないダイダイは不人気のために近所近辺には見当たりません。我が家では、ダイダイの実は冬の鍋物のタレに使うのと、正月の飾りに使うくらいですが、アゲハの幼虫が住み着いてくれると言うことで切り捨てずに残してあります。背が高くなり約3mくらいあります。

サンショウ(山椒)の木

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掲示板で、「山椒の木の幼虫が、カラスアゲハの幼虫だった」とのことを読み、我が家にも来てくれないかと淡い期待を持って、約20年ぶりくらいになりますが山椒の木を植えることにして、苗木を買ってきました。
園芸店の裏のほうの売れ残り気味の所をみたら、380円の苗木が280円。この中で、葉が一番多く残っているものを買いました。

ユズ(柚)の木

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通常は園芸店、ホームセンターで苗木を980円でならべていますが、いつも利用しているホームセンターで、半値の390円で処分していましたので買ってきました。買ってから半月もしないうちに新しい苗が並んでいましたので売れ残りの処分だったのですね。

日記 「2011年7月16日(2) 庭の橙の木です」 より転載

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我が家の隠し財産を披露します。
日記に出てくる庭に植えてある橙の木です。
高さは2.5m。伸び過ぎないように、毎年剪定しています。
幅は1.7m。上から見たら、直径1.7mの円形です。
木の根元の直径は10cm。
多い年は、100個を越える実が成りました。今年は30個以上あると思います。
アゲハの幼虫用ですから無農薬。冬の鍋物には最適です。

手前にL字形に置いてあるプランターは、ツマグロヒョウモン用スミレです。
橙の木の向こう側においてある3つの鉢には、デコポン、ユズ、獅子ユズの苗木が植えてあります。

キアゲハ

パセリ

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プランターでも鉢でも育ちますし、庭の空いた所に、思いついた時に種蒔きしています。
パセリが茂った時には幼虫はいない。幼虫が沢山いる時はパセリは枯渇。タイミングを合わすのは難しいものです。

アシタバ(明日葉)

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キアゲハの食草だと聞いていましたが見たことがありませんでした。たまたま園芸店に立ち寄ったら、「明日葉98円」と書かれた紙切れが付いた苗のケースが足元に。 2本、196円で買ってきて、鉢に植えました。
写真は、2008年10月17日(購入した日)、園芸店の店頭で撮ったものです。

ツマグロヒョウモン

スミレ

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2007年にツマグロヒョウモンを知ってからは、庭に生えているスミレだけでは全くもって不足。
近くの田圃の周りの道路などを走り回ってスミレを集めて、葉は食草として食べさせて、根を鉢へ植えておいたら今年は増えました。種を飛ばして庭のあちらこちらから芽が出てきていますので、大きな鉢へ集めています。

パンジー

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これは、いつも利用しているホームセンターで、売れ残りを捨てる直前にタダで貰ってきたものです。
我が家では、花が目的でなく、幼虫の食草用ですから、安いものは大歓迎です。

ビオラ

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パンジー、ビオラは主目的はツマグロヒョウモンの食草用。
花も綺麗ですからプランターに植えて並べていますが、幼虫が越冬していますよ。日当たりの良い暖かい日には、葉の上に出てきています。

ルリタテハ

ホトトギス

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このホトトギスも我が家では30年ものの一つです。
2007年までは「毛虫が付いて葉がボロボロになって汚い」と言われて、ルリタテハの幼虫が齧った葉があるものは茎ごと刈り捨てられていました。2008年からは残してもらっています。
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ユリ(花が咲き終わった残骸)

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2007年にユリの残骸の近くでルリタテハの成虫との出会い。翅の表と裏が全く異なる模様を近くで眺めて見たくなりました。
ルリタテハはユリの葉にも産卵することを知り、咲き終わったユリのボロボロに齧られた葉を調べたら、葉の裏側にルリタテハの幼虫を発見し、これがルリタテハの幼虫との出会いでした。
それまでは、高価なユリの球根を翌年のために少しでも太らせようと、花が咲き終わってから殺虫剤をかけていましたが、ピタリと中止しました。今は、球根の翌年への使い回しは止めて、葉は幼虫たちの食べ放題です。

アオスジアゲハ

ローレル(月桂樹)

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クスノキからアオスジアゲハの幼虫を連れ帰るのはよいのですが、庭にクスノキを植えるわけにもいかず、園芸店の激安コーナーを見たら苗木1本160円の7割引。2008年9月6日に、3本買って鉢に植えました。3本で162円の投資です。
しかし、食草用としては葉が少ないので、9月8日に更に3本を追加購入。一鉢に2本ずつ植えました。月桂樹の苗木6本に324円の投資です。

クスノキ

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2009年はアオスジアゲハが庭を飛んでいるのを目撃しました。
なにしろ月桂樹の苗木は背が低いので、高さ1mのクスノキの苗木を1本買いました。
1000円+送料600円。
投資が回収できるように、アオスジアゲハに産卵してもらわなければなりません。