カブトムシの飼育(31)(特別版1-6)蛹室・人工蛹室・前蛹・蛹化・蛹

カブトムシの飼育(31):今年は、全ての蛹を人工蛹室で羽化させようと思って掘り出したのですが、殆どか前蛹の状態。蛹化の失敗や、羽化の失敗、前蛹での死亡など、いろいろと経験しました。皆さん、参考にして下さい。

【注意】

前蛹を人工蛹室に入れれば、蛹化の状況を見ることが出来ますが、幼虫が自然の状態で作った自前の蛹室を壊すということは、前蛹を死なせてしまうことがあります。
また、蛹の段階で自前の蛹室を壊して人工蛹室へ入れれば、羽化の状況を見ることができ、羽化したばかりの白い翅のカブトムシを見ることができます。しかし蛹を取り出すときに蛹に傷をつけてしまって、羽化できずに死んでしまうことがあります。蛹化して間もない頃は、オスの蛹の角は柔らかくて、角を掴むと角の付け根が傷ついて、白い液体が出てしまいます。このようになると助かる見込みは殆どありません。
このサイトでは、参考になるかなと思って、こんなことを出来るよとの一例を書いています。簡単なように書いてありますが、簡単だとは思わないで下さい。
もし、やってみようかなと思われる場合は、自信がついてから実施することをお勧めしますし、自己責任(2、3匹は死なせる覚悟)で行ってください。
このサイトには掲示板を設置していますが、書かれた時には既に手遅れ状態の時もあり、また、文章では的確な状況が表現出来ませんので、間に合わないこともあります。
しかし、「論ずるよりは実践」です。神秘的な蛹化、羽化に立ち会うことへの挑戦はお勧めします。
カブトムシの成虫をホームセンターなどで買ってきて飼っている子供さんたちよりは、「幼虫から前蛹」、「前蛹から蛹」、「蛹から成虫」の過程に出会えた子供さんたちのほうが目が輝いています。


人工蛹室の中で元気に動くカブトムシの蛹、前蛹(2010/06/17)

2010年6月18日 蛹化不全

今日は、トイレットペーパーの芯そのものでは大き過ぎるので、修正して小さくした人工蛹室に入れていた前蛹が蛹化の兆候。
今日は雨降りで、午後は時間があったので、蛹化の動画を撮ることにして室内へ持ち込みました。
持ち込んだ時には体をくねらせて脱皮の準備中。カメラを三脚にセットして撮影開始。
P20100618-P1050327-2
体が小さいので、てっきりメスだと思っていましたが、頭のほうが現れたと思ったら角! オスです! オスの長いほうの角は「頭角」、短いほうの角は「胸角」と言いますが、最初に現れたのは胸角です。
平らな所に寝かせているので角は大丈夫だろうかと動画を撮りながら見ていましたが、体はくねらせるのですが、途中から脱皮が進まなくなりました。
体を上に向けたり、下に向けたり。途中で背中のブヨブヨになった皮を引っ張ってみたり。
幼虫の時の立派な顎をもった兜が外れてくれません。いつまで待っても外れないので撮影は打ち切り。難産どころではなく、超難産です。
脱皮途中の前蛹に傷を付けないように、人工蛹室へ入れました。


この前蛹ですが、オスにしては小さ過ぎますが、未熟児でしょうか。
夕方、人工蛹室の中の前蛹を確認しましたが、黒い兜は外れていませんでした。
頭角は外れない黒い兜の所にあるはずですが、これでは出てくることは不可能です。
可哀想に。蛹化不全ですね。


なお、撮影した動画は時間が長かったので6分割になっています。
このようなこともあるよ、との参考に、動画をアップロードして、閲覧できるようにしておきます。


蛹化は失敗でした・・・カブトムシの蛹化(1/3) (2010/06/18)


蛹化は失敗でした・・・カブトムシの蛹化(2/3) (2010/06/18)


蛹化は失敗でした・・・カブトムシの蛹化(3/3) (2010/06/18)

2010年6月19日 昨日の蛹化不全のその後の様子
頭の黒い2匹のオスの蛹が死んでいました

P20100619-P1050356-2昨日の蛹化不全の蛹ですが、写真のように、頑丈な顎を持つ兜が胸の所にくっついたままで外れていません。
従って、「胸角」は現れているものの、「頭角」は全く出ていません。また、翅になる部分だと思いますが白くて脱皮直後のままのような状態で、触ったら破れそうな感じがします。


P20100619-P1050353-2 P20100619-P1050354-2
P20100619-P1050355-2

このままでは正常な成虫の羽化は絶望ですが、まだ生きていますので処分するには忍びなく、このまま置いておくことにします。


P20100619-P1050359-2 P20100619-P1050362-2
6月17日の日記に書きましたが、「頭の黒っぽい蛹」=「政治家で言えば、腹黒い利権+私利私欲の議員」が2匹います。
昨日は動いていたのですが、今朝は全く動きません。
2匹ともオスですから角の部分を触ってみましたが全く反応がなく、正常ならハリがある角の部分ですが、押してみたらグニャッとなったまま。
人工蛹室から出してみたら、足から尻に掛けて真っ黒な液体でベトベト。その上、黒い液体は異様な臭いがします。
「死人に口なし」ですし、人間に言葉を喋れない昆虫ですから、どのような事態が発生したのかは定かではありませんが、脱皮の時に傷ついたのではないかな?と疑っています。
脱皮の途中か、脱皮が終わった後で、鋭い牙のような顎が突き刺さった(
これが一番怪しい)のであれば、人工蛹室での蛹化は考え直さなければなりません。
体の部分を触ってもペコペコしてハリがないので死亡宣告して、埋葬することにします。

この記事はページ分割されていますので、続きは下記のページをご覧下さい。
カブトムシの飼育(31)(特別版1-6)蛹室・人工蛹室・前蛹・蛹化・蛹
カブトムシの飼育(31):今年は、全ての蛹を人工蛹室で羽化させようと思って掘り出したのですが、殆どか前蛹の状態。蛹化の失敗や、羽化の...
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