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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(37) 幼虫・蛹室・蛹化・蛹・羽化

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2011年5月14日 マットがカラカラに乾燥していませんか?

今日から、ペットボトルの2匹の様子を中心に日記に書いていきます。


[ペットボトル]

5月6日の糞掃除以降、天気の良い日が続くし、湿度の低い日も多いので、マットの表面近くがカラカラに乾燥してしまいます。
飼育箱(大)は防虫シートを掛けていますし、ケースは蓋(小さな孔は開けてあります)がありますので少しは乾燥を防げますが、上の方の円錐状部分を切り取ったペットボトルは毎日のように霧吹きで水分補給しなければなりません。
今朝は、太陽光の当たる明るい所へ出して幼虫の様子を見ましたが、幼虫の周りには空間はあるものの、蛹室にはなっていません。明るい所を嫌がって、体を動かすうちに、マットが崩れ落ちて、幼虫はマットに埋もれてしまいました。
マットはカラカラに乾燥しないように注意して下さい。
手で握り締めて、手を開いた時に、マットのオニギリが崩れない程度に、霧吹きで水分補給して下さい。底に水が溜まるほど入れないで下さいよ。

参考までに・・・上の方の円錐状部分を切り取ったヘットボトルは、毎日、霧吹きで水分補給しています。

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2011年5月21日 蛹室が出来ていました

[飼育箱(大)]

飼育箱の壁とマットの境目付近が糞で黒く汚れていて、蛹室が出来上がっていることが確認できました。

写真は省略。


[ペットボトル]

2匹が入っているペットボトルですが蛹室が出来上がっているのが判ります。
ペットボトルを傾けると、中の幼虫は動いて、上下反転はするようですが、尻の糞の部分は無くなっています。・・・糞は、蛹室を作る時、マットを固めるのに使います。

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2011年5月27日 ペットボトルの2匹が前蛹になっていました

[ペットボトル]

幼虫は、体の膨らみが少なくなり前蛹になっていることが判りました。前蛹になったのは何時かは判りません。
ペットボトルを傾けると体を動かしますが、上下反転はしません。
次は、蛹化して、茶色の蛹になるのを待つだけです。

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2011年6月1日 2匹とも、元気で、蛹室の中で動いています

[ペットボトル]

殆ど毎日のように様子を見ています。
ペットボトルを斜めに傾けたりすると、蛹室の中の前蛹が体を動かします。

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2011年6月3日 1匹目がもう少しで蛹化です

[ペットボトル]

ペットボトルの中の1匹が、茶色味を帯びてきました。
体に、こげ茶色の線が現れましたので、蛹化が近いと思います。

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2011年6月4日 蛹化・・・1匹目が蛹になりました

[ペットボトル]

ペットボトルの中の茶色味を帯びてきた1匹目が、脱皮して蛹になっていました。
ペットボトルの外側から蛹室内は見え難いのでオスかメスかは判りません。

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2匹目も元気です。
近日中に蛹化だと思います。

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2011年6月5日 2匹目も、もう少しで蛹化です

[ペットボトル]

夕方チェックしたら、前蛹で残っている1匹も、背中にこげ茶色の線が現れていました。
あと一息で蛹になります。

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2011年6月6日 2匹目が蛹になりました。

[ペットボトル]

朝チェックしたら、2匹目が脱皮して蛹になっていました。
角が無いのでメスです。

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2011年6月22日 1匹目は♂のようです

[ペットボトル]

毎日ペットボトルの中の蛹の様子確認していますが、1匹目の頭が見え難くて判断が遅れましたが、頭のほうに角があるように見えますのでオスですね。

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