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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(38) 蛹室・蛹化・蛹・人工蛹室・羽化・産卵

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カブトムシの飼育(38) 蛹室・蛹化・蛹・人工蛹室・羽化・産卵

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2011年6月28日 手作りの人工蛹室

今日は、15匹が入った4つのケースを掘り起こして、蛹を取り出すことにしました。

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作業の前に、掘り出した蛹を入れるための人工蛹室作り。
例によって、トイレットペーパーの芯を使って作りました。

①トイレットペーパーの芯を半分の長さに切断。
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②底になる部分にガムテープを貼付。
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③底にティッシュペーパーを押し込む。
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④手作りの人工蛹室が完成。
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このトイレットペーパーの芯を使った人工蛹室ですが、あちらこちらのサイトでボロクソに批判されています。多分、超高価な人工蛹室が売れなくなるからかなあ?と推測していますが、子供さんたちの観察用に金を掛けるのはもってのほかです。
皆さん、儲け主義のサイトのことは気にせず、無駄な金は遣わないようにしましょう。

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2011年6月28日(2) 15匹が入った4つのケースを掘り起こし

[4つのケース=15匹]

人工蛹室が完成したので、15匹が入った4つのケースを掘り起こして、蛹を取り出しました。

掘りはじめて最初に現れたのは、立派な角の♂成虫。
♀の成虫、♂の蛹、♀の蛹も出てきました。
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掘り出したのは、
♂の成虫が6匹。
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♀の成虫が3匹。
但し、1匹は羽化して時間が経っていなくて、ケースの中で仰向けになっていて、翅が歪んでしまいました。
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♂の蛹が1匹。
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♀の蛹が5匹。
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成虫 6 3 9
1 5 6
7 8 15

5月6日にケースへ入れた時は、小さめの幼虫ばかりが15匹でしたので、殆どが♀かなと思ったのですが、半々でした。

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2011年6月29日 15匹の貰い先がみつかりました

昨日掘り出した[4つのケース=15匹]の受入先が見つかりましたので、午後、車に乗せて、近くの某写真機店へ運びました。お客さんへプレゼントしてもらいます。
我が家への残りは、飼育箱(大)の12匹と、ペットボトルの2匹、計14匹になりました。

2011年6月29日(2) 飼育箱(大)を掘り起こしました

[飼育箱(大)=12匹]

15匹を運び終えた後、飼育箱(大)を掘り起こしてみました。

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掘り出し始めたら、出てくるのは♂の成虫ばかり。
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嫌な予感を抱きながら堀り続けた結果、
現れたのは、♂の成虫が10匹(内1匹は翅が歪んでいました)、♀の成虫が1匹、♀の蛹が1匹でした。
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参考:翅が歪んでいた1匹の♂。

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今年の居残りカブトムシ♂が11匹♀が3匹
これでは♀を巡る熾烈な争いが絶えないと思われますので、早目に嫁さん探しに歩くことにします。

2011年6月30日 ペットボトルの中の2匹が蛹室から出ました

[ペットボトル=2匹]

ペットボトルの中が引っ掻き回されたような状態になっていました。
♂か♀かのどちらかが蛹室から這い出したのでしょう。

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ペットボトルの崩れたマットを取り除いてみたら、蛹室から這い出したのは♂。
2匹とも翅は固くなっているので、仮の飼育箱に入れておきました。

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