ナミアゲハの観察(11):ナミアゲハのメスが羽化した時は要注意。どこからともなくオスがやってきて、翅が固まったかなと思われる頃には交尾。羽化と交尾を動画でご覧下さい。
橙の木の葉を食べている幼虫は、ナミアゲハだろうと思っていましたが、黒いアゲハが羽化したので調べてみたら、ナミアゲハだけでなくナガサキアゲハであることが判りました。
2005年は昆虫と遊んでいます。
可愛いアゲハ蝶の幼虫を育てて、アゲハ蝶の羽化の瞬間を見ることが出来ましたよ!
羽化したばかりのセミにも出会いましたし、忙しい毎日を過ごしています。
背番号については2005年・アゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2005年7月25日
今朝は予定通り背番号7が羽化します。
今朝は歯医者へ行きますので、4時45分に私の部屋で朝にしてやりました。
蛍光灯の光が太陽の代わりです。
背番号7が羽化したら這い上がれるようにと、5時35分、飼育箱の蓋をハイビスカスの木に立てかけておきました。
歯医者へ出掛ける前に見たら、羽化してハイビスカスの枝にぶら下がっていました。
昨日に続いて今朝も一大事!発生です。
昨日、大治療してやった背番号17が
無事にサナギになってくれていたのですが、飼育箱の底に墜落していました。
前蛹に糸を接着したのですから、皮を脱いだらサナギを支える糸がありません。
昨日は、この事をコロッと忘れて治療して安心していました。
それに、皮を脱ぐ時は、動きますので糸も外れたのですね。
しかし、幼虫が自分で張った糸の強さには驚きです。
背番号17の2回目の大治療が完了しました。
幼虫の時から肥満児でしたが、サナギも肥満児です。
どんなアゲハ蝶になるか楽しみです。
もう一つ一大事!・・・
新しい前蛹が2匹仲間入りしていました。
1匹は飼育箱の蓋。もう1匹は飼育箱の壁。
尻のほうは既にくっ付いているし、身体を糸で吊り下げる真っ最中。
飼育箱の大掃除で水洗いが出来ませんが、サナギになってから飼育箱の蓋へ引越しさせます。
歯医者から8時前に帰って背番号7の様子をみたら、ハイビスカスの枝にぶら下がったままでしたが、背番号17の大治療中に、力強く飛び立って行きました。
[2005年7月25日8時45分現在 蛹9+前蛹2+成虫7+死亡1]
飼育箱の中には幼虫が3匹います。
台風7号が近づいていますので、橙の木を探して、幼虫がいたら幼虫の宮殿にいれてやることにしましょう。
背番号17の大治療も無事に終わって安心していたのですが、昼にみたら一大事!。
背番号17が脇腹を怪我して、アリが集合しているではありませんか。
その上、治療した糸は切れているし・・・
糸の修理は自身がありますが、脇腹の治療は自信がありませんので、暫くそのままにしておいて、傷口が固まってから糸を付け替えました。
明日の羽化予定はゼロですが、夕方、念のためにダンボール箱を被せました。
その前に様子を見たら、背番号18がサナギに、
前蛹が新しく1匹(背番号20の予定)飼育箱の蓋にくっ付いて、
それと、間もなく前蛹になりそうなのが1匹(背番号21の予定)
棒にしがみ付いていました。
背番号18・背番号20
2005年7月25日 交尾