
ナミアゲハの観察(12):ナミアゲハの幼虫のつもりで飼育していた肥満児、ナガサキアゲハが羽化しました。黒いアゲハの羽化は初めてです。
橙の木の葉を食べている幼虫は、ナミアゲハだろうと思っていましたが、黒いアゲハが羽化したので調べてみたら、ナミアゲハだけでなくナガサキアゲハであることが判りました。
2005年は昆虫と遊んでいます。
可愛いアゲハ蝶の幼虫を育てて、アゲハ蝶の羽化の瞬間を見ることが出来ましたよ!
アゲハ蝶の羽化の動画も撮影しましたので、ご覧下さい。
ご覧の皆さんのなかでアゲハ蝶の幼虫を飼育して、羽化させておられる方はありませんか?
写真を撮られている方ありましたら、沢山の方に見て頂きましょう。
本サイト内のアゲハ蝶の幼虫飼育の情報交換へお寄せ下さい。
背番号については2005年・アゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2005年8月1日
今朝は私のヤボ用のため少し遅めの夜明けにしました。
[夜明け 7時49分]
飼育箱の蓋を開けてみたら、1cmくらいの白い虫が飼育箱の底を這いまわっているではありませんか!
サナギに産み付けられた卵が孵り、サナギの中を食べ尽くしたな。背番号何番かな?
これは後で調べることにして、背番号15が羽化間近い色。
今日が羽化予定の背番号14は色が黒っぽいのでよく判りませんが、遅くなった夜明けを取り戻すために、太陽の光が当たる所へ出しました。
応援か見学かは聞いてみても返事がありませんでしたが、幼虫が付き添っていました。
色の異なる背番号14と背番号15ですが、背番号14のような黒っぽい色のサナギは、サナギになってからの日数を数えておかないと、しらないうちに羽化していて、遅れをとることになりますね。
先ず、背番号14が羽化。続いて、少し遅れて背番号15が羽化。
サナギの殻から出てきたら、いつものハイビスカスの木へ引越しさせました。
今日の背番号14と背番号15の続きの写真は、[別冊]アゲハ蝶・サナギからアゲハ蝶へ大変身(2)へ掲載します。
殻から這い出して、縮まった羽で一生懸命。
羽化したばかりのヨチヨチ歩きの姿は可愛いですよ。
この姿を見るのが最高ですね。
背番号14と背番号15の羽が広がったのを見届けてから、全てのサナギの様子を調べてみました。
昨日の写真を見ると、背番号20のサナギの色が変ですね。
昨日はサナギの中を食い尽くされた後だったんでしょうか?
押さえてみたら中が空洞のような感じがしますので、周りを調べていたら、尻尾の方の横に穴が開いていました。
[2005年8月日時分現在 蛹7+前蛹0+成虫13+死亡2]
寂しくなりましたね。
それにしても、今日が羽化予定の背番号12の羽化が遅れていますが、心配ですね。
2005年8月3日
昨日は羽化がなく、静かな1日でした。
今朝は7時に夜明け。
ダンボール箱を取り除いて、飼育箱の蓋を見たら、背番号18のサナギが空に・・・
飼育箱の底を覗いてみたら、さあ大変!
羽化したアゲハ蝶が羽を広げてアグラをかいていました。
写真を撮る余裕もなく、割り箸に掴まらせて庭へ連れ出そうとしたら、勢いよく飛び上がって、近所の家の庭へ遊びに行きました。
昨日は、前蛹になりかけの幼虫が目を覚ましては歩き回るので、早め(16時ごろ)にダンボール箱を被せて夜にしたのですが、あまりにも夜が長すぎて、サナギの体内時計に合わなくて、暗いうちに羽化したのでしょうね。
[2005年8月3日7時09分現在 蛹6+前蛹2+成虫14+死亡2]
羽化の遅れている背番号12も少しは色が黄色っぽくなってきたような気もするのですが・・・
もう一つの心配は、肥満サナギの背番号17の腹の方が黒くなっています。
2005年8月4日
今朝も特別に変わったことはありません。
背番号23が飼育箱の蓋で、背番号24は飼育箱の壁で前蛹になっていました。
今日は橙の木の要らない枝を切り取ったのですが、小さな幼虫がしがみ付いていて、捨てるわけにはいきませんので飼育箱に入れてやりました。
可愛いのが3匹仲間入りです。