キアゲハの飼育(23):スーパーで売っているパセリ、セロリでは幼虫は死んでしまうと判っていながら、庭のパセリが無くなると買ってきてしまいます。年中、無農薬のパセリを絶やさないようにしなければ幼虫飼育はできませんね。
背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
★緊急注意報★
あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
我が家の庭に植えてある蝶の餌(食草)であるパセリ、スミレ、ユリ、ホトトギス、橙の木の葉、デコポンの木の葉などには殺虫剤は一切使用せず、無農薬で栽培しています。スーパーなどの店頭で売られているパセリ、セロリ、ニンジンの葉などを食べさせると幼虫は死んでしまいます。我が家ではキアゲハの幼虫の食草が不足してしまい、スーパーでパセリなどを買ってきて食べさせて、幼虫を死なせてしまいました。
皆さん、真似をして幼虫を死なせないようにして下さい。
2007年8月26日~9月5日
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
今年はツマグロヒョウモンに魅せられ、さらに先日からはルリタテハの虜になりそうな雰囲気です。今年は異常気象の酷暑。キアゲハの羽化も停滞しています。しかしキアゲハの幼虫は涼しい秋を目指して着々と準備中。殆ど丸坊主のパセリの鉢で、2匹の幼虫を見つけました。
幼虫が大きくなるのは速いものです。羽化もないことですし、すこしの間、幼虫の様子を追っかけてみましょう。
身長を測っていますが、背伸びしている時に測ったか、縮こまっている時に測ったかで、正確さは当てになりません。
すみません。パセリ不足に突入してしまい、パセリの鉢に定住していた幼虫を、セロリに集合させたところ、右側(黄色背景)の幼虫は、どれがどれだか判らなくなりました。
それに加えて、食い逃げしたような臭いがします。
左側(水色背景)の幼虫と、右側(黄色背景)の幼虫は、脱皮した後の模様、色から推定すると、孵化が2日くらいズレているようですね。
(幼虫は背伸びしたり縮んだり、岐阜提灯の真似をしていますので、身長は参考として見て下さい。)
毎日毎日、日が経つ度に大きくなっている幼虫。肥り具合と、食べ具合が少しはお解り頂けた事と思います。
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2007年9月2日
これは上の表、身長記録簿の写真です。
鉢の色は茶色です。
幼虫は左側(水色背景)の写真のものです。
この肥満幼虫の食べっぷり。胃の弱い私には羨ましい限り。
左の茶色の鉢のパセリは瞬く間にたいらげましたので白い鉢へ引越し。
しかし、これも瞬く間の出来事。
先が見えてきた乏しいパセリですが、少し葉が残っている鉢に引越し。
幼虫の顔を見ていたら、飼い主が油断したスキに食い逃げしてやろうと表情に現れていましたので、例の逃走防止用網の中に入れました。