ツマグロヒョウモンの飼育(4):羽化が始まったばかりのところに出会えました。垂蛹の羽化、蛹の殻から抜け出してきて、翅が広がり、翅が固まっていくシーンを見せてもらいましたよ。
鬼百合の花弁のようなツマグロヒョウモンの翅
半月前まではゲテモノだと思った幼虫が、こんな可愛い蝶になるとは思いませんでした。
これも掲示板でミルクティさんに教えて頂いたおかげです。感謝感激、雨霰。
このツマグロヒョウモンの餌はパンジーでOKらしいですね。
皆さん、私のような面倒臭いことはせずに、プランターにどに植えてあるパンジーに、トゲトゲの幼虫がいたら、そのまま食べさせて、羽化させてやりませんか。
皆さん、家の周りをオレンジ色の紙吹雪が乱舞するような光景にしましょう。
なお、今年はツマグロヒョウモンとの本格的な初めての出会い。
私は一年中、一昨日も昨日も今日も明日も明後日も、毎日が日曜日であり、某宗教党の厚生労働大臣から騙された年金生活のお陰で暇がいっぱい。
出来るだけ多くの写真を撮って、本サイト内へ残しておくことにしました。
(写真の必要なかたは、写真・コンテンツ等の利用をご覧の上申込み下さい。)
出生届受理件数 | ||||||||
出生日 | 数 | 累計 | 出生日 | 数 | 累計 | 出生日 | 数 | 累計 |
2007/08/16 | 1 | 1 | 2007/08/21 | 9 | 35 | 2007/08/26 | 0 | 45 |
2007/08/17 | 0 | 1 | 2007/08/22 | 9 | 44 | 2007/08/27 | 0 | 45 |
2007/08/18 | 3 | 4 | 2007/08/23 | 1 | 45 | 2007/08/28 | 0 | 45 |
2007/08/19 | 12 | 16 | 2007/08/24 | 0 | 45 | 2007/08/29 | 0 | 45 |
2007/08/20 | 10 | 26 | 2007/08/25 | 0 | 45 | 2007/08/30 | 0 | 45 |
社会保険庁のように、台帳を廃却して証拠隠滅されないうちに、早目にデータ化しておきます。万一、届出したのに数に入っていないと疑いのある方は、第三者委員会へ申し出願います。その時に領収書などの証拠も提出頂ければ直ちに数を訂正し、育児手当を支給ます。 |
2007年8月22日
ギャーーッ! オバケ! 怪獣!・・・羽化です
サナギも少なくなってきたので、羽化した後、自分の入っていたサナギの殻に掴まって、羽根を振袖のようにダラリと下げ、舞子さんのような姿の写真を撮っておこうとカメラを向けてファインダを覗いたら・・・左の奥のほうに異様な物体!
ギャーーッ! オバケ! 怪獣!
日陰に加えて、ボラ目の効果。
なんだかザクロが熟して割れたようなものが見えています。
横から見るのならツマグロヒョウモンの可愛い目が見えて羽化だと気付いたのでしょうか、上の写真の赤の四角の枠内を見てください。
いきなり正面から睨まれたら、可愛い目とはいえビックリしますよ。
しかし、このツマグロヒョウモンの羽化場に怪獣が棲み付いている筈はない。
まあ、何はともあれ写真だけはと思って撮っておきました。
なお、もう少し勉強して、アゲハのように羽化の兆しが判るようになればカメラを3脚にセットして同じ位置から撮れるのですが、突然のことですからそのような暇はなし。
揺れまくる腕で支えて撮って、後で切り抜いて誤魔化しています。
二組が交尾
二組が交尾。
二組が新聞を読みに来ました。
なにしろ旧い新聞ですから、8月20日の中華航空機炎上事故のニュースは見当たりませんね。
(この写真は流行のヤラセや合成ではありません。ただ、2組並んだところはヤラサレです。)
三角関係
正三角形ですよね。
これが、まさしく三角関係です。
油断したスキを狙って、右側のカップルがギャングの親分に襲われました。
ウカウカしていては子孫は残せません。
世の中は厳しいですよ。
しばらくしたらギャングの手下が現れて、左側のカップルにイヤガラセをして、逃げて行きました。
三角関係だけではありません。
「短い人生、そんなに急いで、何処へ行く」?
今日もまた花盛りですよ。
産卵・・・産んだばかり卵の写真を撮りました
午前中は庭の目の前で産卵の行動。
草の葉の裏へ尻を押し付けたので、すかさず草の葉の裏を見たら・・・ありました!
ついに発見、白い1mmくらいの産みたてのツマグロヒョウモンの卵。
左の写真の尻尾を当てている草の裏側に、右の写真の卵がありました。
近くにスミレが少し残っていますので、既に卵が産み付けられていることでしょうね。
今日は午後、雷がゴロゴロ。
今日は1人で留守番していましたので、雨で濡れるものはないかと裏へ出てみたら、
ツマグロヒョウモンのメスが1匹、雨の隙間をぬって産卵中。
産卵しているのは何処だと思いますか?
70匹余りの幼虫の食料の残り、「隠し財産のスミレ」ですよ。
まあ、許してやりましょう。
なにしろこのスミレは、ツマグロヒョウモンのために植えてあるものですから。
部屋の中へ
隠し財産への産卵をじっくりと眺めさせてもらって、私専用の1坪弱の空き地のある部屋へ。
庭のほうの網戸を見たらツマグロヒョウモンのメスが部屋の中に!
裏で産卵していた筈なのに、私を驚かせ、腰砕けにしようとして忍法・韋駄天走りを使って先回りしたのか?
羽根を掴んで外へ出そうとしたら、尻のほうから赤い液体がピュッ。
羽化場の下の赤い血痕のようなものですが、この赤い液体は、驚いた時に出すものでしょうか?
私の研究(?)では、「金融機関の窓口に吊下げてあるカラーボール(強盗とかに投げつける物)の元祖である」との結論がでました。
しかし、このメスは、どのルートを飛んできたのでしょうか?
一番近道は私が通って、網戸が締めてあります。
??????
じつは昼過ぎに部屋の中へ1匹遊びに来たんですよ。
記念写真を撮ってから外へ出てもらおうとしたら、恥ずかしかったのか?カーテンの陰に隠れてしまい行方不明。怖い顔の住人が見えなくなったので留守の間に出てきたのでしょうかね。
これで1件落着かと思ったのですが、防犯カメラの写真を調査したら、昼過ぎに部屋に訪問してきたのはオスであることが判明しました。
忍法・身代わりの術を使って、オスがメスに変身したのだろうか?
雨が降り始めたので網戸にしたが、網戸の網の孔を潜り抜けたのだろうか?
このオスの羽根は破れていて、カップルをイジメたオスに似ているが?
謎が謎を呼び集めています。
捜査はフリダシに戻りですね。ひょっとすると、いや、ひょっとしなくても迷宮入りですよ。
次から次へと判らないことが現れますが、次から次へと考えて、次から次へと新しいことを知るのも、脳味噌の腐敗防止には役立つものですねえ。
これくらいの数の幼虫を飼育し羽化してくれると、色々な場面に遭遇しますね。
但し、人間1人の2つの目では、周囲を見回すのも限界があり、気が付くのが遅れます。
逆に数が少ないと、キアゲハのように、まだかまだかと待ち草臥れるばかり。
どっちもどっちですが、蝶の仕草を見ているのは飽きがきませんよ。
羽化専用GARAKUTA計算機 | |||
場所 | 台帳登録数(A) | 残っている数(B) | 羽化の累計(C=A-B) |
飼育箱の蓋・大 | 38 | 7 | 31 |
木の枝 | 16 | 8 | 8 |
飼育箱の蓋・小 | 3 | 3 | 0 |
家の壁 | 6 | 1 | 5 |
計 | 63 | 19 | 44 |
今日現在の羽化の累計 44 - 昨日までの羽化の累計 35 = 今日の羽化 9
今日も沢山ぶら下がりました。
飼育箱の蓋も、スキマ風がすり抜けていくようになりました。
<<< 悩みごと >>>
困ったことがあり、困っています。
今年は、キアゲハ、カブトムシに加えてツマグロヒョウモン。
我が家の庭の植木も、殺虫剤の散布が出来ず、椿、桜など、春を知らせてくれる綺麗な花の木の葉はバリバリ。
(この写真は交尾の説明用ではありません。バリバリに食べられた植木の説明用です。)
しかし、こんな光景を見ると殺虫剤散布はできなくなります。
益虫には効かないで、害虫にだけ効く殺虫剤なるものはありませんかねえ?
2007年8月23日
朝から前線が通過のため一時的に雷雨。
雨が止んで晴れ間が出た途端に、オレンジ色のツマグロヒョウモンが乱舞。
夜とか、雨の時は何処に隠れているのでしょうかね?
夕方庭へ散水するときも、植木の陰から何匹も飛び出してきますよ。
今日の羽化は休みかと思ったら、昼前になってからメスが1匹だけ羽化。
朝からウロチョロしていた5匹くらいのオスが大喜び(と思う)ですよ。
美肌を保つため、ヒマワリ油の原液を愛飲。効き目抜群ですよ。
健康維持のため歩き回る。皆さんも一緒に歩きませんか。
身体を鍛えるためプロレスごっこ。
飛び蹴りの練習中です。
ヨガで身体を柔軟に。
逆立ちしても大丈夫です。
羽化専用GARAKUTA計算機 | |||
場所 | 台帳登録数(A) | 残っている数(B) | 羽化の累計(C=A-B) |
飼育箱の蓋・大 | 38 | 6 | 32 |
木の枝 | 16 | 8 | 8 |
飼育箱の蓋・小 | 3 | 3 | 0 |
家の壁 | 6 | 1 | 5 |
計 | 63 | 18 | 45 |
今日現在の羽化の累計 45 - 昨日までの羽化の累計 44 = 今日の羽化 1
<<< 心配ごと >>> ルリタテハ現る!
2007年8月23日
米軍岩国基地でテロの警戒をしている米軍のMPなみに
厳めしい顔をして威嚇しています。
今日のツマグロヒョウモンの羽化は1匹だったので暇。
裏に置いてある花の終わった百合の所へ行ったら、見たことがない蝶が。
カメラを取りに行って戻ってみたら、
隣の家の壁から滑空する準備をして待っていました。
これが話には聞いているルリタテハなんですね。
誰が植えたのか判りませんが、
我が家の庭には、ホトトギスがあり、葉はバリバリに毛虫に食べられているんですよ。
何時だったか?兄貴に聞いたら「ルリタテハと言う蝶の幼虫だ」と教えられました。
しかし、この毛虫は派手な形相をしているし、
触ってかぶれたりしては困るので、既に20年以上も見て見ぬふりをしていました。
もちろん、今日まで、一度も成虫の姿を見かけたこともありません。
今日は、百合の葉の周りや間をを飛んだり、葉に掴まったり。
産卵に来たのでしょうかね?
この百合は球根1個が\1000もした巨大なカサブランカ。
今は花も終わって、来年用の球根が獲れないかと鉢に残してあるだけ。
これなら葉をバリバリに食べられてもOKです。
下手の横好き、野次馬根性旺盛な私ですが、
ツマグロヒョウモンの次に、ルリタテハの虜にならなければよいがと心配しています。