ナミアゲハの観察(23)特別号:孵化したばかりで卵の殻を食べる寸前のナミアゲハの幼虫を採取。飼育していたのですが死んでしまいました。
10月2日に庭のデコポンの木の葉から孵化したばかりの幼虫を捕らえてきましたので、[背番号2008-SP10]として特別室へ入ってもらい、羽化するまでを見守りたいと思います。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2008年10月2日 孵化したばかりの幼虫・・・[背番号2008-SP10]
朝、朝、デコポンに居座っている幼虫の様子を見に行ったら、孵化したばかりで卵の殻を食べようと準備中の幼虫に出会いました。
このデコポンの木は植えてから10数年、一度も実がなったことがなく、ナミアゲハの幼虫専用になっています。しかも、このデコポンの木で孵化した幼虫は終齢まで育ったものはゼロ。
周りでは1年中スズメが騒いでいますし、冬にはモズがトカゲを木に差して日干しにしていますし、いろいろなクモも沢山潜んでいますし・・・何かの餌食になっているのでしょうね。
この際、孵化したばかりの幼虫を拉致して、[背番号2008-SP10]として特別室へ入ってもらうことにしました。但し、部屋の増築が間に合いませんので、ナガサキアゲハ[背番号2008-SP3]の幼虫と同居です。
2008年10月7日 死亡
10月7日の特別室の定期健康診断で蓋を開けたら、既に息を引き取っていました。昨日までは順調に育っていたのですが・・・
[背番号2008-SP10]の下に水のようなもの(一部茶色に染まっている)が見えますが、タッパー内で結露した水で溺死したのかもしれませんね。
2008年10月7日(2) 本日で[背番号2008-SP10]の日記を中止します。
残念ながら今日で[背番号2008-SP10]の日記は終わりです。
この[背番号2008-SP10]を拉致した10月2日には、デコポンの木には10匹以上の孵化して間もないナミアゲハの幼虫が居ましたので、何匹か拉致して越冬してもらおうと思って探しました。
探した努力が実りました。幼虫を探している真っ最中に産卵に来てくれて、私の目の前で恥ずかしがらずに産卵。6個の卵を頂戴しました。この他に幼虫を6匹。[背番号2008-SP10]と同じくらいの大きさの幼虫も拉致してきましたが、この日記にバトンタッチさせるわけにはいきませんので、これら6匹の幼虫の様子は2008年・ナミアゲハの飼育(3) 2008年10月7日に書くことにします。
なお、ナミアゲハの幼虫は既に1匹居座っています。これも2008年・ナミアゲハの飼育(3)をご覧下さい。
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