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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(4) 蛹の引っ越し・蛹の保護ポケットが役立っています

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ナガサキアゲハの飼育(4) 蛹の引っ越し・蛹の保護ポケットが役立っています

昆虫館の館長
昆虫館の館長

ナガサキアゲハの飼育(4):庭の橙の木の葉にナガサキアゲハが産卵。橙の木では終齢幼虫も見かけますので採取してケースへ。しかし、蛹が腐ったような色になったり、羽化に失敗したり。蛹の保護ポケットを作ったりしています。


[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2008年5月8日

今日は庭の橙の木で、今年初めてのナガサキアゲハの産卵に出会いました。
今年はナミアゲハも殆ど見掛けないのですが、黒いナガサキアゲハが産卵とは幸先が良いなと、直ちに産卵した葉を確認して写真を撮っておきました。

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今年のナガサキアゲハとの付き合いが始まるのだなと思って、時々葉の様子を見ていましたら葉を齧った痕があり、小さな幼虫が1匹。 その後、何日か過ぎたら幼虫の姿は見えず、葉には黒い液体が乾燥した痕跡。 我が家の周辺には幼虫の敵の蜂が潜んでいますので、蜂の被害に遭ったのかなと諦めて、他の幼虫を探すことにしました。

2008年6月18日 ナガサキアゲハが仲間入り [背番号2008-なし]

先日からカブトムシの蛹の掘り出しが忙しく、1日に橙の木の下を何度も往復はしていたのですが上を見上げることもなし。
今日はなんとなく上を見上げたら、目の前に大きな幼虫! しかもナガサキアゲハの幼虫!

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飼育箱に入ってもらうことにして、葉を何枚か付けて枝ごと切り取りました。
コブラのような大きな頭。瞳孔を閉じたような目を真似た模様。特急列車の塗装のような斜めの白いストライプ。ヘアバンドのような綺麗な模様。

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可愛いヘアバンドを付けて、厳めしい目をしたナガサキアゲハの幼虫
横から、上から、前から・・・・記念撮影。
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昨日まではカブトムシの幼虫が住んでいた飼育箱。
今日から暫くの間はナガサキアゲハが住みます。

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2008年6月20日 [背番号2008-なし]

昨日は新居に慣れていなかったのか(?)身体を縮めていましたが、今日は身体を伸ばして食事をしています。橙の枝を取り替えるついでに身体検査。身長は65mmくらいあります。
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2008年6月21日 [背番号2008-なし]

今日は飼育箱の壁に背伸びしていましたので、足の裏の記念撮影をしておきました。
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2008年6月22日 [背番号2008-なし]

今日の昼間は、見るたびに飼育箱の壁にへばりついていました。ほぼ1日中、壁で過ごしたのではないでしょうか? 身体が大きいだけあって、飼育箱の底の糞も大きいですよ。
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