岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。 判らないことがあれば、【新】岩国市田舎村の掲示板を利用してみて下さい。

ナガサキアゲハの飼育(4) 蛹の引っ越し・蛹の保護ポケットが役立っています

●このページは、前ページからの続きです

2008年7月27日 [背番号2008-⑪]前蛹になりました

今朝はキアゲハが3匹羽化しましたので、その合間をぬってナガサキアゲハが入っている飼育箱へ。見事な前蛹になっていました。あれだけ大きくなっていた身体が不思議なくらい縮んでいました。背中の糸もガッチリと掛かっています。
P20080727-P1040760-2 P20080727-P1040711-2
P20080727-P1040713-2


我が家の自慢の橙の木にも、他にはナガサキアゲハの幼虫は見つかりませんので、アオムシコバチに産卵されないように、飼育箱の蓋の上に濡れたタオルを掛けてスキマを潰しました。

前蛹が蓋にくっ付いていますので、ケースと蓋の間に防虫シートなどを挟み込むことが出来ません。今年、2008年の最初で最後のナガサキアゲハになるかもしれませんので、大事にしますよ。
明日の朝の蛹が楽しみです。

P20080727-P1040761-2

皆さんには何に見えますか?

皆さんには何に見えますか?
私には、綺麗な模様のヘアバンドを付けた緑色イルカが、
口を開けて喋っているように見えます。

P20080727-P1040714-2

2008年7月28日 [背番号2008-⑪]・・・立派な蛹!の登場です

糸が外れることもなく、飼育箱の底に墜落もすることなく見事な蛹になりました。

これがナガサキアゲハの蛹です。ナミアゲハやキアゲハの蛹と比べてみて下さい。
P20080728-P1040817-2 P20080728-P1040818-2
P20080728-P1040820-2

2008年7月29日 [背番号2008-⑪]の引越し

またまた飼育箱の蓋から立ち退き命令が出たため引越ししました。


引越し用の道具は「ハサミ」と「セロテープ」。
引越し先はキアゲハからの使い回しの※※ポケットが付いた羽化台。
使い回しの※※ポケットの賞味期限が切れていなければよいのですが・・・・

P20080729-P1040828-2


使い回しの※※ポケットに入れてみましたが、やはり賞味期限が切れていました。
膝からしたしか入らないポケット。邪魔になる頭の上の棒。ナガサキアゲハはナミアゲハ、キアゲハと比べたら背丈、胴回りともに大き過ぎます。

P20080729-P1040829-2


引越し先の羽化台をリフォームすることにしました。
ポケットは大きめに作り替えました。
先日からのキアゲハの羽化の時、何かにつけ上に登り、表札にしがみ付きましたので、水平の棒は一番上に付けることにしました。

P20080729-P1040830-2


表札は下にしました。
左の写真はクリップが付いていますが、木工ボンドが乾燥するまでです。羽化した時に珍しい物があると掴まりたくなると思いますので、接着が終ったら外します。

P20080729-P1040832-2


この再改良品は、蛹の保護ポケット[改良2版としてナガサキアゲハにテストしてもらいます。

2008年8月9日 [背番号2008-⑪]・・・嫌な予感

そろそろ羽化してもよい日数が来たので、毎朝、毎夕、蛹の様子を見ていますが、昨日(8日)の夕方から変化が現れ始めました。

が・・・しかし・・・の写真を比べて下さい。
は黒っぽくなっていますが、は緑色のままです。
触覚らしき模様が浮き出ているのですが、ここまで黒っぽくなったら羽根の模様が透けて見えてもよいと思いますが、黒っぽい所は腐っているような感じがします。

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
P20080809-P1050158-2
P20080809-P1050160-2
P20080809-P1050159-2
P20080809-P1050184-2

2008年8月11日 [背番号2008-⑪]は蛹で死亡

昨日(10日)も蛹の色に変化がないので、今朝はポケットから出してみました。蛹の約半分の黒っぽい部分は柔らかくてブヨブヨしています。なんだか死んでいるように思えます。

P20080811-P1050187-2


死んでいるか生きているか反応を確かめてみました。
尻尾の部分を軽く押してみましたが全く反応が無く、曲がったままで元に戻りません。
その上、大変なことが・・・発生!
蛹の黒っぽい部分を持った私の指に、茶色っぽい液体が漏れ出てきました。蛹の中の液だと思いますが・・・

P20080811-P1050188-2


午後、蛹を埋葬しようと思って庭の穴へ運ぶ前によく見たら、羽化の時に裂ける所が1mmくらい開いているではありませんか。

蛹が生きていて羽化が始まっているのなら出てくるはずですがその気配はありません。
開いている殻の腹側を持ち上げてみたら目、足、触覚などが見えます。目を除いて全て黒。殻が黒く見えたのはこれですね。
P20080811-P1050191-2


度胸を決めて、腹側の殻を取り除いてみました。
足や触覚は蛹の形に添って伸びたままで固まっていました。
羽根や尻の部分、また、蛹の緑色の部分はどうなっているか興味はあったのですが、哀れな姿を見るのは可哀想なので、分解はこれで終わり埋葬しました。

P20080811-P1050195-2


今年2匹目のナガサキアゲハも羽化に至りませんでした。
今年はナガサキアゲハとナミアゲハの餌である橙の木はスズメバチが飛び回っていて幼虫は殆ど見かけませんので、今年はナガサキアゲハには縁がないかもしれません。
ただ一つだけ望みがあります。
一昨日(9日)、隣の家でスズメバチの巣があるとのことで大捕り物。我が家の庭へもスズメバチが墜落してきました。橙の木から6mくらいの所に2つも巣があれば、我が家の幼虫が被害に遭うのは当然。毎日庭を飛び回っていたスズメバチですが、昨日(10日)からは見掛けなくなりました。


それでは、3匹目の幼虫がみつかるまで日記を休みます。

2008年9月6日

3匹目の幼虫に出会えました。
次ページに書きます。

お知らせ

このページの前後のページもご覧下さい。

ナガサキアゲハの飼育(3) 体が重いので、ケースの壁から糸が外れる
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの飼育(3):順調に育っていたと思われたナガサキアゲハの幼虫ですが、背中への糸掛けに失敗してケースの壁から落下。前蛹の状態になる前に黒くなって死んでしまいました。 ...
ナガサキアゲハの飼育(5) 赤い臭角・付き纏うアオムシコバチに怒る
昆虫館の館長 ナガサキアゲハの飼育(5):ケースに取り込んだナガサキアゲハの幼虫が赤い臭角を出しているので何事かとケースの蓋を開けたらアオムシコバチ。前蛹になる寸前で死にました。排便の調子の悪い(下痢のよう...