2008年6月24日 [背番号2008-なし]
今日は上を向いたり、下を向いたり。 飼育箱の底に、多量の糞があり、身体が短くなり、尻もスッキリしていますので前蛹になる支度中ですね。
2番目の写真の幼虫の尻の上の方をご覧下さい。
この飼育箱は30年くらい前の物。壁がヒビ割れしているように見えますが、ヒビ割れではありません。幼虫が蛹になるために、尻を壁に固定しようと思って、壁に糸を張り巡らせたものです。まもなく前蛹です。前蛹になる時、および前蛹の時に、寄生蜂に卵を産み付けられないように、飼育箱にタオルを掛けて蓋をしておきました。
夕方見たら、前蛹になっていました。
しかし、尻は壁にくっついていますが、背中に糸が掛かっていなくて、逆さまになっています。
このままでは、蛹になる時に皮を脱いだら飼育箱の底へ墜落します。
飼育箱を横に転がして、前蛹が水平になるようにしておきました。
2008年6月25日 [背番号2008-なし]
朝見たら、蛹になっていました。脱いだ皮も残っていました。
しかし、蛹の形が少しどころか、全く変です。
赤い矢印の所を見て下さい。羽根のような感じの物がめくれています。
今日はこのままにしておいて、明日、蛹が硬くなってから詳しく見ることにします。
2008年6月26日 [背番号2008-なし]
蛹を飼育箱から出して見ました。
写真では判り難いのですが、蛹の左側(赤い矢印)が変ですね。
それと、腹のが破れているように思えます。(青い矢印)
なぜ、こんな姿になったのでしょうか?
この蛹は羽化することはないと思いますが、このままにしておいて、様子をみることにします。
2008年7月7日 [背番号2008-なし]
蛹化から10日が過ぎました。
ダメだとは思っていますが、もう少し様子をみます。
2008年7月12日[背番号2008-なし]
煎餅のように固くなり、変色してきました。
埋葬します。
ヤドリバエの被害を知ってから、もう一度この写真を眺めてみました。
どう見ても、ヤドリバエの仕業としか思えなくなりました。
2008年7月12日(2)
ナガサキアゲハの日記は、次の幼虫が見つかるまで、しばらくお休みします。
2008年7月22日 またまた登場しました [背番号2008-⑪]
カモノハシの嘴を取ってきて付けたようなナガサキアゲハの顔。
ドナルドダックの嘴のようでもありますが、この顔を見ると連れて帰りたくなります。
庭の橙の木の、前回の[背番号2008-なし]と同じ辺りで下界を眺めていました。
今回は蛹化に失敗させないつもりで飼育箱へ隔離しました。
2008年7月25日
午後、飼育箱を覗いてみたら、飼育箱の壁にくっ付いていました。
蛹になる場所探し中なら糞の山があってもよさそうですが見当たりません。
我が家は室内でも36℃。飼育箱は日陰とはいえ屋外。
熱中症で死ななければよいのですが・・・