
ツマグロヒョウモンの飼育(8):ツマグロヒョウモンの産卵、幼虫、前蛹、蛹、食草のスミレ。ツマグロヒョウモンの幼虫は、水に落ちたら浮かんで泳ぎます。
昨年(2007年)に引き続いて、今年もツマグロヒョウモンの幼虫と遊ぶことにしました。今年は、昨年のような飢饉に陥らないように、スミレもプランタへ植えつけて十分に用意しています。
但し、今年は59匹のカブトムシの世話が大変なため、ツマグロヒョウモンの幼虫は自然に任せることにして、庭のスミレで勝手気ままに遊ばせることにしました。が・・・?・・・今年も、またまた悪い癖が出てきました。
なお、ツマグロヒョウモンだけでなく、ナミアゲハ、キアゲハ、ルリタテハ、ナガサキアゲハ、カブトムシの幼虫の飼育日記もありますのでご覧下さい。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2008年4月27日
4月27日は地元の岩国市吉香公園へ牡丹を見に行きましたが、
岩国城へ登るロープウエイ乗り場の所で見つけました。
今年初めての出会いです。
2008年5月7日
我が家の庭のサツキの花の上で一休み。
今年も遊びに来てくれています。
2008年5月15日
我が家の庭の芝生の上。
他の日にも見掛けるのですが、カメラを取りに家の中に入っている間に逃げられてしまいます。
2008年6月16日
今年は庭のスミレが大きな株になり青々と茂っているのですが、ツマグロヒョウモンの幼虫の姿を見掛けません。我が家の庭のスミレを食べると飼育箱に入れられることを感づいているのか? それとも他の家に美味しいパンジーが植えてあるのか? もう少し待てば食料不足になるくらい幼虫が増えることでしょうね。
ところで今朝は、庭の方から「幼虫!」と叫ぶオバサンの声。
庭に出てみたら山茶花の木の下、地面近くにツマグロヒョウモンの幼虫が・・・
しかし、身体が少し浮いているようなので捕らえてみたら、頭の方に蜘蛛の巣が絡みついています。手の上に乗せて蜘蛛の巣を取り除いたら、元気を取り戻して歩き始めました。
今年初めて出会ったツマグロヒョウモンの幼虫。
今まで住んでいた所が餌不足のため、我が家の庭まで歩いて来て蜘蛛の巣に掛かったのかなと思って、スミレの鉢の葉の上に乗せてやりました。
さてさて、今年のスミレの味はどんなものだろうかと昼前に様子を見に行ったら・・・
尻をスミレの茎にくっつけて、細長~~くなってダラリ。
このスミレを植えている植木鉢には糞がいくつか落ちていますので前蛹になりつつあるのかもしれません。山茶花の木の下で蜘蛛の巣に引っかかったのは、蛹になる場所を探しての旅の途中だったのかもしれませんね。
このままにしておいて様子をみることにしましょう。
2008年6月27日
久しぶりにオスが庭で一休み。
ツマグロヒョウモンはマリーゴールドの花が好きなような気がします。
2008年6月30日 産卵
スミレに産卵。芝生に産卵。キアゲハのパセリにまで産卵。コンクリートのブロックへも産み付けていたのですが、証拠写真は撮れませんでした。
庭を歩く時は、卵を踏まないように要注意!
一時休憩。
2008年7月4日
2008年7月5日
飛び回っていて、よくぞスミレを見つける物だと感心します。
2008年7月7日
2008年7月9日 食草のスミレ
昨年集めたスミレの種が飛散し、庭のあちらこちらで芽を出していますので、鉢やプランターへ寄せ集めています。
2008年7月14日 産卵
6月の終わりから、毎日のようにツマグロヒョウモンが産卵にやってくるようになりました。
メスはチョロチョロと地面近くを低空飛行。海上自衛隊岩国航空基地の飛行艇US-1Aが思い浮かびます。キアゲハの幼虫の世話をしている手に止まることもありますよ!
スミレではなく、他の草にも卵を産み付けるのには困ったものです。時々草引きをしませんと、庭は草むらになりますからねえ・・・(卵もゴミ袋へ??????)
オスは米軍岩国基地の戦闘攻撃機のF/A-18並み。庭を駆け抜けるのも速い、速い。自分では超音速機のつもりで飛んでいるのでしょうね。また、視力は抜群に良さそうで、メスを見つけたら急降下して襲い掛かります。