2008年10月3日 [背番号2008-115]が蛹になりました
寒くなってきているからでしょうか?
GODIVAのチョコレートを思い起こさせるようなチョコレート色の蛹です。
齧りまくったユリの残骸に垂れ下がっています。
2008年10月5日 [背番号2008-107]が羽化しました
今朝は雨が降っていますが、[背番号2008-107]が羽化しました。
この[背番号2008-107]はケースの底で蛹化したものですが、左右の翅の大きさが揃っていません。その上、片側の触覚が茶色で正常な色ではありません。寝転んだ状態で蛹化すると蛹の形が歪みますが、これが影響しているような気がします。
ルリタテハは歩き回ることはないようなので、幼虫をユリの残骸に集めてネットを被せた飼育がよいと思います。但し、ネットはアオムシコバチが入り込まないような目の細かいものでなければなりません。
2008年10月6日 [背番号2008-63]・・・アオムシコバチの大群が誕生!
ルリタテハの蛹が吊り下げられた羽化用の物干し竿を見たら、蛹が暴れまくっていました。
羽化率の悪い我が家のルリタテハですが、活きている蛹が残っている。しかし、なぜ大暴れしているのかなと思って近寄ってみたら、羽化用の物干し竿の周りはアオムシコバチの大群。
手で触ったくらいでは暴れない蛹ですが、アオムシコバチが掴まると大暴れするんですね。
掴まっているアオムシコバチを追っ払ったら静かになりました。
アオムシコバチが出てきたのは何番の蛹か?
[背番号2008-63]に何匹ものアオムシコバチが取り付いていました。[背番号2008-63]が蛹になってから21日目です。蛹には2つ孔が明いていました。
空になった蛹の周りを這い回るもの、他の蛹に掴まり大暴れさせるもの、羽化用の物干し竿が置いてあるエアコンの屋外機を歩き回るもの、さらには、私の腕に掴まるもの(刺されることは無かったと思います。腕の中からアオムシコバチが現れたら報道陣が駆けつけてくるでしょうね。)など、寒気がするような数でした。
ところで、今年のルリタテハの羽化は、蛹になってから9日~12日です。
この[背番号2008-63]からアオムシコバチが出てきたのは、蛹になってから21日目です。
10月2日に死亡宣告した10匹の蛹ですが、捨てずにタッパーへでも入れておいたら、タッパー内はアオムシコバチで満員になるところだったかもしれませんね。後の祭りですが、捨てるのを急ぎ過ぎたなあと後悔(?)しています。
もう少ししたら第2回目の死亡診断をするつもりですが、どんなことになるか、捨てずにタッパーへ幽閉しておきましょうかね。
2008年10月7日 [背番号2008-109][背番号2008-110]が羽化
まだ羽化が続いています。
今朝は[背番号2008-110]が羽化していましたので、写真を撮ろうとして受け皿を回していたら、目の前の蛹が動きました。アレレと思ったら[背番号2008-109]が羽化を始めました。
隣同士の羽化ですが、物干し竿の吊るした間隔が狭すぎました。
2008年10月7日(2) 飛び立つ前の震え(小さな振動)
これは、今朝羽化した[背番号2008-109]ですが、刺激を与えて翅を開かせて撮ったものです。逆さまになっていますが、前翅(下側)と後翅(上側)との間が開いているのがお判りと思います。
ルリタテハは逆さまになるのが好きな蝶だということは判っていますが、前翅と後翅との間が開いているのは、翅が広がり、固まった後です。
タイミングが良かったのか、翅を閉じた後、触覚と翅全体が小さな振動を始めました。この振動を見たのは3回目です。掲示板にブルブル震えてるようでしたと書かれていましたが、この振動です。これで3回目ですが、この後飛び立っていきました。飛び立つ前の武者震いかもしれません。
2008年10月9日 [背番号2008-75]からアオムシコバチ
今日の羽化はありませんでした。
が・・・[背番号2008-75]の蛹に穴が開いていました。
アオムシコバチが1匹だけ居ましたが、既に飛び立って行った後だったのですね。
この[背番号2008-75]は尻尾の方に空洞があるなと思ってはいたのですが、アオムシコバチの幼虫に食べられたのですね。
2008年10月10日 [背番号2008-113]が羽化
[背番号2008-113]が羽化しました。が・・・左右の翅の大きさが違います。
また、左側の写真で抜け殻を見て下さい。尻尾の所が湾曲していますが、ケースの底で蛹化したものです。尻を付けて垂れ下がった蛹でないと、綺麗な形の成虫にはなれないようですね。