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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナミアゲハの飼育(29) 相変わらずヤドリバエの被害

●このページは、前ページからの続きです

2010年8月31日 ナミアゲハですが、こんなに色が違います

同じ橙の木に居たナミアゲハの幼虫です。
30cmも離れていない枝に居ました。

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2010年9月22日 ユズの鉢植えのナミアゲハ終齢幼虫

怪獣が潜んでいる橙の木、デコポンの木から離れた所に置いてあるユズの鉢植えではナミアゲハが育っています。

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2010年9月27日 ユズの葉を食べるナミアゲハの幼虫

我が家では、ただ一つの安心・安全のユズの鉢植え。
10匹くらい住み着いているうちの1匹です。

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鉢植えのユズの葉を食べるナミアゲハの幼虫(2010/09/27)

2010年9月28日 ユズの鉢植えで次々と終齢になっています

小さな木ですから、幼虫の居る場所も、幼虫の数も簡単に判ります。
数えてみたら全部で9匹でした。

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2010年10月1日

小さな鉢植えのユズに9匹となると、ほぼ丸坊主にされるのは目に見えているので、橙の木へ強制引っ越しさせることにしました。

先ず終齢を6匹。
掴まっている葉ごと切り取って約10mの距離を空輸。

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橙の木の葉へは、ユズの木の葉をホッチキスで止めました。

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続いて若い幼虫3匹を空輸。

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これも葉をホッチキスで止めました。

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2010年10月2日 全員元気です

写真は全ての幼虫は撮っていませんが、全て元気です。

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2010年10月3日 綺麗な終齢ですね

今年は怪獣が潜んでいる橙の木で終齢にまでなったのはいません。
橙の木から離れた所に置いてある鉢植えのユズの木のおかげで終齢にまでなれたのでしょうね。

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2010年10月5日 カイゼル髭のような臭角です・・・ヤラセ撮影です

やってはいけないことですが、今年のナミアゲハの記念にと思って、頭のほうを指で突いて、臭角を出してもらいました。

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2010年10月9日 橙の木から姿が見えなくなりました

橙の木へ引っ越しさせてから、日が経つにつれて1匹ずつ姿が見えなくなっていきましたが、今日は全く姿が見えなくなりました。
橙の木の葉に緑色の液体の痕は残っていませんので何かに襲われた様子はありません。
多分、全てが蛹化のために橙の木を降りていったことと思います。

2010年10月17日 車庫の柱に蛹

車庫の柱に何か付いているなと思って近づいてみたら、ナミアゲハの蛹。
この場所は庭の橙の木から13m。近所で一番近くにある柑橘類の木は100m以上先ですから、我が家の橙の木で育ったものと思います。
しかし蛹の色がオレンジ色。蛹を曲げてみたら曲がったままで元に戻りませんので死んでいます。
中は軟らかそうで、ハエのウジが出てくるような不気味な気配が濃厚ですから捨てることにします。

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2010年10月18日 庭の生け垣の根元で終齢を発見・・・[背番号2010-068]

庭の生け垣の根元で、弱り切った終齢を見つけました。
橙の木から最短距離で3m。
蛹化のための徘徊ではなさそうなので、橙の木から転落して、頭を打って方向オンチになって無我夢中で歩いていたのかもしれません。
ただ一つ気になるのは、頭のほうに黒い斑点があることです。
今後どこまで到達できるかは判りませんが、[背番号2010-068]で登録しておきます。

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2010年10月20日 [背番号2010-068]・・・寒いので室内へ入れました

18日に見つけた終齢ですが、寒いからか全く食べておらず、糞もチョロチョロ。
一応ケースへ入れて室内へ置くことにしました。
しかし、背中の黒い模様が気になります。
ヤドリバエに卵を産み付けられたと思われます。
写真に写っている橙の葉は齧った痕がありますが、先住幼虫が齧ったものです。

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