
キアゲハの飼育(39):アシタバ(明日葉)を食べるテストを実施。昨年は食べませんでしたが、今年の終齢幼虫はバリバリと食べてくれました。(動画があります。)食べなければ捨てようかなと思ったのですが、庭に残しておきます。
シマウマではありません。
今年は迷いに迷ったのですが、キアゲハはケースへ取り込んでの飼育は止めて、庭のパセリの幼虫の様子などをお伝えすることにします。とは思ったものの・・・
[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2010年4月26日 羽化したばかりのキアゲハを発見
いつまでも寒かった今年の春ですが、だいぶ暖かくなってきたので、午前中は生垣への殺虫剤散布。午後は部屋の中で越冬したハイビスカスの鉢を庭へ出していたら、「キアゲハ!」とオバサンの声。行ってみたら羽化したばかりのキアゲハが万年青の葉に掴まって翅を広げていました。
近くで越冬していたのでしょうね。
この万年青は生垣の傍。蛹には殺虫剤が飛散したと思いますが、羽化した時には乾燥して水気がなかったので死んでしまうことはないと思います。
暖かくなったとはいえ天気も下り坂。ネットの中で一泊してもらうことにしました。
27日の昼には天気が良くなったので、家の壁に掴まらせておいたら、夕方までには飛び立っていました。
2010年6月2日 幼虫を3匹発見
昨年の秋から冬越しをして、トウがたってきたパセリで幼虫を3匹見つけました。
写真は、3匹の中で一番大きなものです。
どこに隠れていたのか? キアゲハは手抜きをしたつもりはなかったのですが、見落としていたのでしょうね。
2010年6月5日 1匹が終齢になりました
6月2日の写真の幼虫が終齢になりました。
2010年6月7日 今日の幼虫の姿
今日は2匹ほどお目にかけます。
終齢は順調に大きくなっています。
2010年6月8日 全ての幼虫が行方不明
朝早めに幼虫の様子を見に行ったら、パセリの茂みからスズメが飛び立ちました。
幼虫は?とパセリを見たら、1匹も見当たりません。
終齢が蛹になるには早過ぎますので、スズメに食べられたのではないでしょうか?
スズメがキアゲハの幼虫を食べるかどうかは判りませんが、5月にはキアゲハがパセリに産卵しているところを見ているのですがその後幼虫の姿を見たことがありません。
スズメはアゲハの幼虫を食べるのでしょうかね?
2010年7月31日 産卵にきています
今日も産卵中の姿を見ました。
しかし、6月7日を最後に終齢を見たことがありません。
幼虫は、何処で何をしているのでしょうか?
2010年8月5日 時々は見かけます
時々は小さな幼虫を見かけますが、しばらくすると居なくなります。
とにかく不思議な2010年のキアゲハの幼虫です。
2010年8月20日 不思議な現象
今の時期は、昨年まで毎年のごとく丸坊主にされて飢饉に陥っていたパセリですが、今年は写真のようにジャングルのように残っています。
今日も捜査しましたが、幼虫は1匹も見当たりません。
ここ10日以上前からと思いますが、スズメが来なくなりました。スズメの子育てが終わったのでしょうか?
しかし、今年はキアゲハの羽化に立ち会えないままシーズンを終わることになるかもしれませんね。
2010年8月24日 久しぶりに産卵に出会いました
今年の庭のパセリも処分して来年用の種蒔きの支度をしようかなと思っていますが、久しぶりにキアゲハの産卵に出会いました。
何個産み付けて、何個孵化するのか? 今年のキアゲハは判りません。
カメラを取りに行った間に産卵もほぼ終わってしまい、一部しか撮れていませんが、日記の記録として掲載しました。
幼虫の食草のパセリに産卵に来たキアゲハ (2010/08/24)