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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(39) アシタバ(明日葉)をバリバリ食べる幼虫

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2010年9月3日 油断している間に、大飢饉になりそうです

今日は夕方の散水の時にパセリを見たら、キアゲハの幼虫の大群!
スズメが来なくなりましたのでキアゲハの幼虫は「わが世の天下」でしょうね。
明日くらいには蛹化のために旅立つのではないかと思われるほどに丸々と太ったのもいます。
現在の庭のパセリは昨年の秋に種蒔きして、トウが経ったら花の部分を切り取って残してあるものです。
現在パセリは庭の3ケ所にありますが、1番目の所で13匹、2番目の所で10匹、3番目の所で3匹、計26匹まで確認しました。まだまだ隠れていることと思いますよ。

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なお、近くに置いてある明日葉には幼虫の姿はありませんでした。

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今年は、キアゲハの幼虫は捕獲せずに、自己責任で羽化に漕ぎ着けてもらっていますので、今日の幼虫の写真を出来るだけ多く掲載しておきます。
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脱皮したばかりで、脱いだ皮が残っています。

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2010年9月8日 今年初めてのキアゲハの前蛹・・・[背番号2010-055]

台風9号の風で鉢が吹き飛ばされないように、昨日から鉢を家の壁の傍に並べていましたが、台風が通り過ぎたので元に戻そうとしたら、鉢にキアゲハの前蛹が・・・その鉢に植えてあるのはサボテンです。

この場所で、このままの状態では、アオムシコバチの餌食になるのは保証付きですから、鉢から剥がして箸に張り付けようとしましたが、鉢の表面がザラザラしているためセロテープに糸がくっ付かず、剥がれてくれません。
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無理矢理剥がすと前蛹に傷つけて死なせてしまうので、サボテンの鉢ごと飼育箱へ入れて、防虫シートをかけておきました。
4~5日経ってから蛹が安定したら再度剥がしに挑戦します。

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2010年9月8日(2) [背番号2010-055]が蛹になっていました

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いつも見て思うのは、プロレスのタイガーマスクですが、[背番号2010-055]が脱ぎ捨てた皮は、木目込み(人形)のシマウマのようです。

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2010年9月8日(3) 蛹を発見しました・・・[背番号2010-056]

夕方、カブトムシの餌交換の時に、家のモルタルの壁に蛹がくっ付いているのに気が付きました。
この場所は、1日に何度も通る所ですが、我が家の2人の4つの目で気が付かなかったということは、昨日の台風対策支度の後に壁を登って前蛹になったのかもしれません。
一応[背番号2010-056]で登録して、自然界の厳しさを知ってもらうために、壁にそのまま置いておくことにしました。

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2010年9月11日 [背番号2010-055]を蛹ケースへ引っ越し

サボテンの鉢で蛹になってから3日目。
セロテープを使って鉢から剥がして、そのセロテープで箸に貼り付けました。

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2010年9月11日(2) 今朝は7匹に減っていました

9月3日に26匹を確認したキアゲハの幼虫ですが、その後、次第に数が減り、今朝は7匹になっていました。
小鳥、スズメバチ、セグロアシナガバチなら根こそぎ持って行きますので、7匹残っているということは、蛹になる場所を探して旅立って行ったことと思います。

7匹のうち1匹は朝の食事中でしたので、取材させてもらいました。
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栄養価満点のパセリを食べまくるキアゲハの終齢幼虫 (2010/09/11)

2010年9月11日(3) アシタバ(明日葉)を食べる練習?

キアゲハの飢饉対策用として近所の園芸店で買ってきたアシタバ(明日葉)ですが、今まで幼虫を見たことがないし、もちろん、産卵した卵も見たことがありません。

毎年、大きくなった葉を千切っては捨てる繰り返しをしていますが、久しぶりにテストをしてみることにしました。 パセリで育った終齢ですから、今頃になってアシタバ(明日葉)は食べないかもしれませんが、柔らかそうな葉の上に乗せておきました。
なお、食べたくなくて、アシタバ(明日葉)から逃げだした場合、食料探しのうちに餓死することがないように、アシタバ(明日葉)の鉢はパセリの近くへ置いておきました。
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2010年9月11日(4) 蛹を発見・・・[背番号2010-058]

パセリが植えてある庭の畑部分は土が流れ出さないようにコンクリートブロックで囲んでいますが、そのコンクリートブロックに蛹がくっ付いていました。
この場所ではアオムシコバチに卵を産み付けられていることが十分考えられますので、一応[背番号2010-058]で登録して、この場所で羽化してもらうことにします。

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