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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

クロアゲハの飼育(1) 蛹からアオムシコバチの大群

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クロアゲハの飼育(1) 蛹からアオムシコバチの大群

昆虫館の館長
昆虫館の館長

クロアゲハの飼育(1):2009年は黒いアゲハを重点的に飼育。
ナガサキアゲハに混じってクロアゲハの幼虫も発見。
しかし、蛹からはアオムシコバチがぞろぞろと出てきます。


P20090530-P1110168-2


P20090617-P1120147-5
ウサギ顔のクロアゲハの蛹・・・[背番号2009-022]
ディスプレイから3m以上離れてご覧下さい。


[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2009年5月13日 [背番号2009-022]を発見して保護

卵を1個と、幼虫を2匹発見し、[背番号2009-021]と[背番号2009-022]と名づけて保護しました。


[背番号2009-022]

体の形は[背番号2009-021]と同じですが、白い模様の部分がオレンジ色っぽいです。
P20090513-P1100684-2 P20090513-P1100683-2


2匹とも、ナガサキアゲハとして飼育していましたが、5月22日に、[背番号2009-022]はクロアゲハであると判定し、別ケースへ移しました。([背番号2009-021]はナガサキアゲハでした。)

2009年5月18日 [背番号2009-036]を発見して保護

昨日の荒れ狂った天気から、今朝は快晴。
橙の木に朝日が当たると、葉の上側にくっ付いている卵や幼虫探しには好都合です。葉は、私の目線より上ですから、上を見上げて、黒い影を探したら、幼虫が2匹見つかりました。
[背番号2009-036]と[背番号2009-037]と名づけて保護しました。


[背番号2009-036]
齧った痕が残った葉の近くの黒い影。
大きくなっているのに気が付きませんでした。
[背番号2009-037]に比べて、体の白い部分がオレンジ色のような気がします。
P20090518-P1100738-2


2匹とも、ナガサキアゲハとして飼育していましたが、5月23日に、[背番号2009-036]はクロアゲハであると判定し、別ケースへ移しました。([背番号2009-037]はナガサキアゲハでした。)

2009年5月22日  色と、白い模様が異なる[背番号2009-022]・・・クロアゲハと判定

現在、[背番号2009-017][背番号2009-021][背番号2009-022]の3匹が一つのケースに同居していますが、3匹のうち1匹(写真の手前側)ですが、色が黒っぽくて、背中と尻尾の白い模様が広めで、ナガサキアゲハとは違うと判定しました。(写真では判りませんが足の近くも白いです。)
P20090522-P1100785-2
前ページの5月13日の日記に書いていますが、[背番号2009-022]は体の色がオレンジ色っぽかったです。昨年の日記の写真と比べてみるとクロアゲハのような気がします。
この幼虫は、採取したときの状況も考慮して、[背番号2009-022]と断定し、クロアゲハと期待をこめて、別のケースに1匹だけ住んでもらうことにします。(23日に引越しです。)

2009年5月23日  もう1匹もクロアゲハと判定・・・[背番号2009-036]

昨日、ナガサキアゲハらしからぬ幼虫がもう1匹居るなとは感じていましたが、改めて今日確認しました。
[背番号2009-036]もクロアゲハですね。
P20090523-P1100790-2 P20090523-P1100791-2


2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧を見ますと、[背番号2009-022]は5月13日に幼虫を、[背番号2009-036]は5月18日に幼虫を採取していますので、他にもナガサキアゲハ以外が紛れ込んでいる可能性がありますよ。

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