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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

アオスジアゲハの飼育(10) 越冬蛹編・ヤドリバエに白い卵を産み付けられた

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アオスジアゲハの飼育(10) 越冬蛹編・ヤドリバエに白い卵を産み付けられた

昆虫館の館長
昆虫館の館長

アオスジアゲハの飼育(10):11月初めに、クスノキの鉢植えでアオスジアゲハの終齢幼虫を発見。ヤドリバエに付き纏われて、体に卵を産み付けられたので羽化まで到達は無理かと思います。蛹には黒い怪しい模様があります。


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[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2010年11月3日(2) 一大事!!!・・・[背番号2010-E05]が飛び入り

越冬蛹用として飼育したアオスジアゲハは無事に蛹になり、クスノキの鉢植えも紅くなった葉は殆どなくなりました。今朝は寒気が南下したのか冷え込みが厳しかったです。
下の写真を見て下さい。 以前撮ったものを出してきたのではありません。今日の昼前に撮ったものです。

クスノキの鉢植えの2~3枚残った紅くなった葉を見たら、丸々と肥ったアオスジアゲハの終齢!
今にも落ちそうな葉にしがみ付いているではありませんか。
この大きさから推測すると、[背番号2010-E02][背番号2010-E03]と同じ時に産卵し、誰にも気づかれずに今の今までクスノキで過ごしてきたものと思います。
クスノキの鉢植えの上のほうを見たら、葉がだいぶ無くなっていますので、食べたのでしょうね。
この幼虫は越冬するであろうと期待し、[背番号2010-E05]で登録して、蛹になるまで見守ることにします。
自然のままの日照時間ですから蛹で越冬するかどうかは判りませんが、越冬することを期待することにします。
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昼間は紅い葉に掴まって動かなかったのですが、夕方、日が暮れかかった頃に見たら紅い葉から姿が見えなくなりました。

何処へ行ったのかと探したら、はるか上のほうの葉へ移動して食事中でした。
食事が終わったら、元の紅くなった葉へ戻ってくると思いますが、この紅い葉は、チョッとした力で落ちますので、[背番号2010-E05]がくっ付いたまま墜落したら大変なことになるため、紅くなった葉は取り去っておきました。
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食べている最中の写真を何枚か撮りましたのでご覧下さい。
葉の残った部分がだんだんと小さくなっています。

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1枚の葉を殆ど食べ終わるまで写真を撮りながら見ていたのですが、何度もフラッシュの光を当てているうちに[背番号2010-E05]は固まってしまって動かなくなりました。

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動き出すのが待ちきれないため夕食。
夕食後に見たら、新しい葉に掴まっていました。

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10月は残暑もあったし、猛烈な豪雨もありました。
庭に置いたクスノキの鉢植えで耐えてきたんですね。
ここまできたからには、メロンのように透き通るまで庭のクスノキの鉢植えで過ごさせて、タイミングを見計らってケースへ取り込むことにします。

2010年11月4日 [背番号2010-E05]・・・寒さに負けず頑張っています

今朝の7時の庭の気温は7℃。寒さに負けず頑張っています。

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夕方見たら、昨日の夕方から掴まっていた葉を食べていました。

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