アオスジアゲハの飼育(3):アオスジアゲハの幼虫を飼育していますが、次々とヤドリバエの餌食。ヤドリバエの白いウジが、小豆粒のような蛹になっています。
蝶(アゲハ・他)の幼虫・成虫、カブトムシの幼虫・成虫など、昆虫飼育の情報交換掲示板でアオスジアゲハの幼虫を飼育されていることを知ったのが運のつき。私もクスノキへアオスジアゲハの幼虫を探しに行き、幼虫飼育を始めました。教わりながらの飼育ですが、なんとか羽化に漕ぎつけたいと思います。
なお、この他に、ナミアゲハ、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、ルリタテハ、カブトムシの幼虫の飼育日記もありますのでご覧下さい。
[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
このページの中で、ヤドリバエに関する日の日記は、2008年・アオスジアゲハとヤドリバエ(特集号)として収録しました。
2008年10月8日 [背番号2008-68]が怪しくなりました
薄っすらと黒っぽかったのですが、変化が現れました。
この写真は光線の加減で見え難いので、明日の様子を見て、糸を切るか否かを決めます。
2008年10月9日 またヤドリバエのウジが現れました・・・[背番号2008-67]
怪しい影が見える[背番号2008-67]ですが、今朝3時半に見た時に蛹の色が変わっていたので、明るくなってから写真を撮っておこうと思って7時に見たら・・・白い恋人ならぬ、白い悪の枢軸が1匹這っていました。ティッシュに約2cmの這った跡が残っていましたので出てきたばかりです。
夕方まで待ちましたが、この1匹だけのようです。10月7日に蛹が壊れたのはヤドリバエに責任があり、私は無罪放免です。
(写真の黒い丸は孔ではありません。悪の枢軸が出てきたのは黒い丸の反対側、10月7日に破れた所です。)
2008年10月9日(2) [背番号2008-68]を隔離しました
[背番号2008-68]も妖気が漂う怪しい色になってきたので、ケースに張り巡らせた糸を外して、[67]が入っているタッパーへ隔離しました。
本来はアオスジアゲハの幼虫の飼育日記ですが、栄養豊富な餌を食べて丸々と太るヤドリバエの幼虫の飼育日記になりそうです。
しかし、これも蝶の幼虫の飼育には欠かせない大事なことであり、自分の勉強になると思いますので、ハエになるまで見届けます。
2008年10月12日 [背番号2008-68]・・・まだ生きています!
10月9日に隔離した [背番号2008-68]の蛹ですが、蛹の中から何かが出ていないかと確認してみましたが、[背番号2008-67]から出てきたヤドリバエの黒い種が1個だけ。[背番号2008-68]からは何も出てきていません。同じ日の蛹化ながら何故出てこないのかなと思いながら、もう少し待ってみようと、蛹の位置を変えようとピンセットで頭の方の突き出た所を掴んだら、尻尾を振って大暴れ。色も変わり死んでしまったと思っていた[背番号2008-68]は、まだ生きていました!
今後、何が出てくるかは判りませんが、まだ生きていると言う事は羽化の可能性もあると期待して、使い回しのポケットへ入れておきました。
なお、[背番号2008-67]は生き返ることもないので捨てました。
2008年10月12日(2) [背番号2008-69]が前蛹の支度を始めました
ヤドリバエ騒動で気をとられているうちに肥満児になってしまい、長々と伸びていた[背番号2008-69]の写真を撮ろうと思ってケースの中を見たら、クスノキの葉の上で縮まっていました。
これは、前蛹の支度かなと思ってケースの中の糞を捨てて、大掃除した後にケースに戻したら歩き始めました。
尻の方には糞は残っていませんので、いよいよ前蛹になる場所探しですね。
夜見たら、場所はケースの蓋。
明日の朝までには背中の糸掛けも終わっていることでしょう。
2008年10月13日 [背番号2008-69]が前蛹
朝一番の回診。背中の糸掛けは終わっていました。
夕方には見事な腕立て伏せスタイル、いや、頭立て伏せスタイルでした。
2008年10月13日(2) [背番号2008-66]を引越し
クスノキの葉にくっ付いて蛹になった[背番号2008-66]は、その葉が付いた小枝をクリッブで挟んでケースの中に入れていましたが、小枝も葉も枯れてしまいましたので、蛹が葉から外れないように注意しながら羽化の補助具へ取り付けました。