2008年10月20日(3) [背番号2008-119]が蛹に
少し煤けてはいますが[背番号2008-119]が透き通ったような蛹になりました。
2008年10月21日 [背番号2008-120]も蛹に・・・しかし・・・
朝の目覚めは[背番号2008-120]の蛹が迎えてくれました。
しかし、もっとも恐れていた不審な黒い影が左側面に2つ、右側面には3つ! なんと、5つですよ!
黒い影が現れていると言うことは、昨夜早い時間に蛹化したんですね。
一足先に蛹化した[背番号2008-119]ですが、左側面に1つ不審な黒い影があります。
なんだか「ヤドリバエ増殖支援センター」のような状況ですが、今年はイキアタリバッタリですから今更手の打ちようがありません。これも一つの勉強ですから、来年に掛けることにします。
(と言うことは、来年もアオスジアゲハの日記は続きます。)
2008年10月21日(2) [背番号2008-68]の透視検査
100円の懐中電灯に投資しましたので、バリュームを飲んでの胃の検査のように、透視検査を行いました。
怪しい黒い影が判りませんねえ。 相変わらず尻尾を曲げたらピンッと跳ね返ります。
[背番号2008-68]は10月4日の蛹化から17日目です。 曲りなりにでも羽衣姿を見せて欲しいものです。
この写真を撮っている時に1匹のアオムシコバチらしきものが手の甲に。直ちに押しつぶしましたがアオムシコバチではありませんでした。 蛹を食い荒らす悪漢どもに対して意識過剰気味でしょうかね?
2008年10月21日(3) [背番号2008-121]が前蛹になりました
朝からケースの壁にくっ付いて、綺麗に透けていましたので前蛹の支度かなとは思っていましたが、日暮れ前に見た時には尻に糞が残っていました。
19時前に見たら、背中に糸を掛けて前蛹になっていました。
今度こそ怪しい黒い影に悩まされたくないものです。
2008年10月22日 [背番号2008-120]が黄土色になり始めました
5つの黒い影を持つ[背番号2008-120]が黄土色になり始めました。
なにしろ5つですから・・・明日くらいには隔離しなければならないでしょう。
夕方、[背番号2008-121]の蛹化の待ち時間に[背番号2008-120]の体を左右に曲げてみましたが、なすがまま。
強く曲げると蛹の皮が破れてしまって、ヤドリバエの幼虫が出てきますので、これくらいで止めました。
2008年10月22日(2) [背番号2008-68]は殆ど変化がありません
何か変化がないかと待っていますが殆ど変化がありません。
強いて変化と言えば、写真の赤線の間の色が茶色掛かってきたと言えないこともないなと思われる程度です。
相変わらず尻尾はピクピクッと反応して活きています。
2008年10月22日(3) [背番号2008-121]が蛹化完了
夕方から、前蛹の[背番号2008-121]の皮がブヨブヨと浮いたような感じになってきました。
カメラを片手に待っていましたが、待てど暮らせど脱ぐ気配はなし。
待ちきれなくて風呂に入り、その後パソコンで優雅に音楽を聴いていて、途中で[背番号2008-121]を見たら、2/3ほど脱いでいました。慌ててカメラのスイッチを入れました。
脱ぎ始めは見落としましたが、脱ぎ終わって、皮を落とすところは見届けました。
明日の朝、謎の黒い影が現れていないことを祈っています。
左から[背番号2008-121][背番号2008-120][背番号2008-119]です。
アオスジアゲハの蛹化・・・脱皮です! 2008/10/22
2008年10月23日 [背番号2008-121]にも怪しい黒い影が2つ
次から次と怪しい黒い影。
みんな同じ部屋で、同じ釜の飯を食べてきたのですから当然かもしれませんが、それにしてもヤドリバエの被害の多さには驚きです。
天然記念物のクスノキの巨樹にとりつくヤドリバエの大群。
木の上の方に登って、様子を見てみたいものです。
あとは、卵から孵化した[背番号2008-SP2]に託します。
写真では判り難いのですが、[背番号2008-119]もクビレ部分の色が黄土色になってきました。