ナガサキアゲハの飼育(13) 脱皮した皮を食べる幼虫の動画(動画もあり)
2009年7月26日(2) 孵化直後の幼虫を保護・・・[背番号2009-140]
7月22日に産卵し、橙の木の葉に残しておいた卵が孵化しました。
気が付いた時は、卵の殻を食べている真っ最中でした。
2009年7月27日 [背番号2009-082][背番号2009-083][背番号2009-091]が蛹
2009年7月27日(2) [背番号2009-086][背番号2009-096]が前蛹
2009年7月27日(3) [背番号2009-093][背番号2009-106]が終齢
2009年7月27日(4) [背番号2009-095]が死亡
[背番号2009-095]の写真はありません。
2009年7月27日(5) 卵が孵化・・・[背番号2009-141][背番号2009-142]
7月22日、産卵直後に見つけて、橙の葉に残しておいた卵が孵化しました。
1枚の葉に2個の卵。2個とも孵化しました。
2009年7月28日 [背番号2009-086]が蛹化出来ずに死亡、 [背番号2009-096]が蛹、 [背番号2009-094]が終齢、 幼虫を1匹発見・・・[背番号2009-144]
[背番号2009-086]
今朝は立派な蛹になっているだろうとケースの中を覗いたら、脱皮の途中で息絶えていました。頭側の皮の裂け目から少しは脱いでいますし、尻尾の先近くは提灯のように皮が集まっています。背中の糸が災いしたようには見えません。頭の殻は外れていないようですね。
[背番号2009-144]
夕方、幼虫の餌の橙の葉を取ろうとしたら幼虫。
危うく押し潰すところでした。
2009年7月29日 孵化したばかりの幼虫を2匹確保・・・[背番号2009-145][背番号2009-146]、 卵が孵化・・・[背番号2009-147]
2009年7月30日 デコポンの木の葉に4齢幼虫が鎮座・・・[背番号2009-152]
まさかのまさかです。
デコポンの木で、黒いアゲハの卵、幼虫探しをしたいたら、なんと立派な4齢幼虫が鎮座していました。
植えてから1度も実を付けたことがないデコポンですが、不思議なことに今年は1個だけ実が付いています。それと、今年は梅雨の長雨の前に、アブラムシ退治のために「ハエ・蚊によく効く※※」をシューと一吹きした事があります。これが効いたのか、今はアブラムシも居ませんし、卵も幼虫も良く見えます。
このデコポンの木は、何度引き捨てようかと思ったか判りませんが、まだまだ役に立ちそうですよ。
一つ心配事があります。
ケースに収容する時に、鎮座していたデコポンの葉は最小限の大きさに切り取って、橙の葉の上に置いていましたが、橙の葉を嫌がっているような様子です。ケースの天井に掴まって、物音がするたびに臭角をニュルッ! 甘いデコポンと酸っぱい橙ですが、葉の味も違うのでしょうか?
寝る前に、デコポンの葉を2枚取ってきて、ケースの中へ入れておきました。
2009年7月31日 [背番号2009-152]ですが・・・橙の葉は食べません
拒食反応かなと思える[背番号2009-152]ですが、朝起きて一番に見たら、ケースの天井に掴まったまま。糞は小さなのが5個落ちています。ケースの蓋を開けたら臭角をニュルッ!
デコポンの葉も橙の葉も全く齧っていません。
今朝は臭角には驚かず、強制的にデコポンの葉の上に乗せておきました。
午後見たら、橙の葉は全く食べていません。
ものは試しと思って、ケースから橙の葉を取り除いて、デコポンの葉を入れてみました。
夕方見たら、デコポンの葉を齧っているではありませんか!
デコポンの葉から橙の葉への食草変更はダメなようです。
2009年7月31日(2) [背番号2009-092]が前蛹、 [背番号2009-125][背番号2009-133]が死亡
[背番号2009-125][背番号2009-133]が死亡。
餌の取替え、糞掃除の時に、死んでいることに気付きました。
写真はありません。
2009年7月31日(3) 糸が剥がれた[背番号2009-091]を救出
今日は、[背番号2009-091]の蛹が内壁にくっ付いたケースの糞掃除をしていたら、張り巡らせた糸に水が付いて、背中に掛けた糸がケースから剥がれてしまいました。尻尾側は貼りついていますので逆さまの宙ぶらりん。
今年は途中からですが、できるだけポケットは使わずに、幼虫自身が張った糸を使うことにしていますので、救助隊の出動を要請しました。下の写真は救出時のものです。
背中へ廻した糸がグシャグシャにならないようにセロテープを貼り付けて、尻尾側の糸を剥がそうと思ってセロテープを貼ろうとしたのですが水で濡れているため不可能。尻尾側はピンセットを使って剥がしました。
ケースから取り外した蛹を、写真のように、背中に廻した糸のほうを割り箸に仮貼り付け。左右の糸の長さが均等になるように調整しながら糸をセロテープで貼り付けました。
続いて、尻尾の位置を調整して、セロテープで糸を貼り付けました。