2007年8月24日
我が家のオバアチャンは元気ですよ!
ワンルームマンションで余生を楽しんでいる1匹のメスですが、引越し後も元気そのもの。まだ卵を産んでいますよ!
一昨日(22日)もでしたが今日も自分で卵を掘り返していました。
マットの深さが5cmくらいですから産卵には浅すぎたようです。
卵は産み終わったものだと思っていましたが・・・
これからも朝晩、毎日監視しなければなりませんね。
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一般的ですが、カブトムシは「孵化~蛹化までの間に約3リットルの腐葉土を食べる」と聞いています。
約3リットル X 約100匹 = 約300リットル
うーーん・・・岩国市田舎村昆虫館は、今年いっぱいは何とか持ちこたえられるでしょうが、来年早々には、食料費が足を出して倒産、閉館になるかも知れませんよ。
岩国市田舎村昆虫館の虫専用住居 | |||||
幅(cm) | 奥行(cm) | 深さ(cm) | 容量(リットル) | 数 | |
衣装ケース | 68 | 35 | 27 | 64.2 | 2 |
飼育箱・大 | 37 | 21 | 27 | 20.9 | 1 |
飼育箱・中 | 20 | 14.5 | 18 | 5.2 | 1 |
飼育箱・小 | 17.5 | 11.5 | 15 | 3.0 | 1 |
プラケース | 12.5 | 16 | 12.5 | 2.5 | 4 |
2007年8月28日 糞の山 ・ 粗悪な中国産のマット
5.3リットル/8日
凄い量でしょう! と言っても何かは判りませんよね。
ご覧下さい。カブトムシの幼虫の糞の山!
今月の20日に、今年孵化した幼虫と卵を入れた飼育箱ですが、壁際でゴソゴソしている幼虫は、どえらい大きくなっているし、何匹も飼育箱の上の方でゴソゴソと動いています。
20日に発掘して、この飼育箱・大へ入れたのは、幼虫が67匹。 卵が43個。
卵が全て孵化したと仮定したら110匹。
約20リットルの容器に110匹となると、1匹当たり180cc。
180ccとは牛乳瓶の容量ですね。
これでは、大都会の国電(酷電)なみの過密状態。
カブトムシの幼虫は、過密状態の場合は共食いすると聞いていますので、これが心配で心配で、早く大きなケースへ入れてやろうと準備をしていました。
大きなケースと言えば、確保しなければならないのが幼虫の食料です。
腐葉土系のマットは予算が確保出来ないので、クヌギを粉砕した「くぬぎ昆虫マット」なるものを買ってきました。
先ず、昨年買っていた残りの「くぬぎ昆虫マット」をケースへ入れて、続いて、先日買った「くぬぎ昆虫マット」をケースに入れたら、中身が全く粗悪。
袋を見たら、裏側の注意事項を印刷した色が少し異なりますが、去年のものが色あせしたのか、今年から印刷の色が変わったのだなと思いました。
しかし、中身は茶色いカケラが沢山はいっており、こなんなものを幼虫が食べられるのかなと思ってフルイに掛けたら、茶色の木の皮がワンサと出てきました。
3袋=30リットル分 | 1袋=10リットル分 | ||
↑ 笹の葉。 | |||
← 木の皮の巨大な塊。 ← ビニールの紐の切れ端。 |
フルイから落ちてきたのは、すり潰されたような粉。
この状態を見て、頭にひらめいたのは「安かろう悪かろうのMade in China」。
袋の裏の印刷を探しました。
有りましたよ!
昨年買ったものには、「原産国:日本 Made in Japan」
先日買ったものには、「原産国:中国 Made in China」
これに加えて、「この製品は株*******の企画・開発により中国工場で製造されたものです。」
本当にヤラセかどうかはスッキリしないが、ダンボール入りのミンチ肉騒動。
カブトムシの世界も、「安かろう悪かろう」に突入したのですね。
この株*******は名前の知れたメーカーなんですがねえ・・・
こんなものを食べさせているのは我が家だけではない。と、カブトムシの幼虫に言いきかせ、腐葉土系のマットを少し混ぜて新しい住居へ引越しさせました。
引越しの時の様子をご披露しましょう。
間もなくサナギになるのかと思われるくらい大きいのもいました。
それから、もう1匹残っているオバアチャン。
尻に何か付けていましたので、産卵も終わったかなと思って、部屋の大掃除をしました。
20日に現在の部屋に住んでもらったのですが、卵が13個出てきました。沢山産んでくれたんですね。
このオバアチャンも間もなく召されることでしょうから、身体を水洗いして、綺麗にしてやりました。
おっと、本日の決算報告書の提出を忘れるところでした。
卵の殆どが孵化しなかったのか?
それとも心配したように共食いが発生したのか?
思ったより幼虫の数が少なかったですね。
多い少ないは別に考えることにして、ゆとりのある生活をしてもらうために、下記のように部屋割りをしました。
衣装ケース(1) | 20匹 | 大きめな幼虫 |
衣装ケース(2) | 20匹 | 少し大きめな幼虫 |
飼育箱・大 | 18匹 | 卵13個も同居 |
13個の卵が何個孵化するかですが、約60匹。
何とか食費で破産することもないかも知れません。
出来れば来年のサナギになるまで頑張って、サナギを掘り出して子供たちへ配りたいものです。
なお、「飼育箱・大」は6匹程度が限度と思いますので、もう少し大きくなったら、部屋を分けたいと思っています。
2007年8月31日
カブトムシ大好きな子供さんたちの夏休みの終わりですね。
岩国市田舎村昆虫館の暑くて熱かった夏も終わりました。
このメスは、最後に1匹だけ残って、卵を13個産んでくれました。
今、今年産まれた幼虫が元気で育っています。
今後は、幼虫館のオジサンが日記を書き続けていきます。
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