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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(16) 中国産の昆虫マット・糞掃除

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●このページは、前ページからの続きです

2007年9月17日 糞掃除

幼虫は、スクスクと育っています。


飼育箱(大)に入れている幼虫の確認と、過密状態対策を兼ねて、20日ぶりに糞の大掃除をしました。

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台風11号崩れの低気圧の影響か?
物凄く湿度が高くて蒸し暑い日が続いています。
衣装ケースの蓋には水分が露結して、マットの表面にはカビらしきものが・・・
マットの表面の部分と糞を取り除きました。

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1つ目の衣装ケース掃除中。20匹全てが丸々と肥り、元気でした。
写真の幼虫以外は、糞+マットの山の中に隠れています。


2つ目の衣装ケースの全員集合。20匹入れたのに19匹しかいません。共食いの犠牲者が出たのでしょうね。
飼育箱の中で一番大きい幼虫を追加して20匹の大所帯にしておきました。

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8月28日に卵や孵化したばかりの幼虫を入れた飼育箱(大)からは、20匹出てきました。
1匹は衣装ケースへ引っ越したので残り19匹。
この19匹を、飼育箱へ6匹。少し小さなプラケース3つへ、4匹、4匹、5匹。
可哀想なほど小さな幼虫が3匹いたので、出来るだけ小さな幼虫と一緒にして5匹を同居させました。
なお、プラケースですが、写真に写っているケースを使っています。

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飼育箱(大)の中の幼虫ですが大きさに差がありますね。
大きい幼虫はマットの下のほうに居座り、小さい幼虫はマットの上のほうに追いやられていましたから、下のほうの美味しいマットは大きい幼虫が食べていたんですね。
プラケースに入れる時には、広葉樹の葉の「GARAKUTAお子様ランチ」を入れておきました。

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2007年9月17日の国勢調査では、59匹が住んでいました。糞の量は約20リットルはありましたね。
カブトムシの幼虫に必要な居住空間は、1匹当たり 10cm x 10cm 程度と聞いています。
幼虫同士が接触事故を起こさないためには、これくらい必要なんですね。

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2007年10月20日 糞掃除

1ケ月ぶりに糞掃除をしました。
9月17日には、可哀想なほど小さな幼虫だった3匹が、一人前に大きくなっていました。
全部で59匹。みんな元気です。
9月は食料のマットでゴタゴタしましたが、良い物を与えると丸々と肥ってくれます。
「安かろう悪かろう」は勿論ダメ。「高ければ良かろう」もダメ。
色々なマットを試しましたが、太鼓判を押せるのは1つしかみつかっていません。
糞の量は約40リットル。補充したマットは40リットル。

P20071020-IMG_6639

2007年10月22日

午前中に外出したついでにホームセンターへ立ち寄ってみたら、マットの10リットル入りが10袋ありました。
岩国市田舎村昆虫館のカブトムシの幼虫は、このマット以外は食べてくれません。
一時、マットを食べさせようとしましたが食べてくれず痩せ細り、急遽マットに取り替えたら、他の幼虫に負けないくらい肥りました。
他の方には申し訳ないのですが、マット10袋を全て買って帰りました。

2007年11月23日 糞掃除

またまた1ケ月ぶりの糞掃除です。
59匹の幼虫は全員が元気に育っています。
糞の量は約40リットル。追加したマットは50リットル。
少しでも暖かいようにと思って、マットを多めにしました。


20匹が居住している衣装ケースの全員。

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6匹が居住している飼育箱の全員。

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広い場所ですから共食いもなく、丸々と肥っています。
この他に、33匹。1ケ月先の掃除の時にご挨拶させます。

2007年12月 【お詫び】

【お詫び】
ご覧頂いています皆様へお詫びです。
12月も糞の掃除をして、幼虫たちの元気な姿を写真に撮ったのですが、12月下旬にポンコツパソコンが酷使に耐えかねて反乱を起こし、2007年に撮影した写真の約半分が消え失せてしまいました。
59匹の幼虫は全て元気であることを文章で報告し、来年、2008年の日記にタスキを渡します。

お知らせ

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