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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

モンキアゲハの飼育(7) 意識喪失で緊急入院中を生き抜いてくれた幼虫が羽化

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2012年9月19日 [背番号2012-077]が前蛹になりました

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2012年9月20日 [背番号2012-077]が蛹

今朝、最初に見たのは5時12分。
皮はグワグワになっていて、間もなく脱皮です。
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次に見たのは5時27分。
蛹化進行中。
既に約半分は脱いでいました。
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モンキアゲハらしく反り返り、見事な蛹になりました。
米軍の迷彩柄の服を着ているような色と模様です。
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2012年9月21日 [背番号2012-078]が前蛹に

今朝、目覚めてからケースの中を見たら[背番号2012-078]が下向きで割り箸に掴まっていました。
尻尾の先端を引っ掛けるための糸張り中。
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暫くしたら上向きに向きを変えていました。
先ず、尻尾の先端を糸に引っ掛けますが、尻尾の先端を前後に動かしてみて引っ掛かるかどうか試す。引っ掛からなければ少しだけ前に進んで試す。引っ掛からなければ何度でも繰り返します。尻尾の先端は見えないですが、上手に引っ掛けますよ。(本日は動画は撮っていません。
過去のナガサキアゲハの日記だと記憶していますが、尻尾の先端を糸に引っ掛ける動画を挿入したと思いますので探してみて下さい。)
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尻尾の先端が糸に引っ掛かったら、背中に掛ける糸作りです。
何度も何度も頭を左右に振りながら、強い糸を作ります。
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糸が出来上がったら、背中に掛けて糸掛け作業は終了。
糸を掛ける時の一瞬の動作と、間違いなく糸を掛ける背中の位置には驚きます。
しかも、これらの動作は、真っ暗な中で行います。
単純な作業とはいえ、親からも誰からも教えてもらえるわけでもなく、小さな脳味噌の中身を覗いてみたいものですね。
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[背番号2012-078]は、ケースの蓋を開ける物音でも臭角を出してしまいます。
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やっと弓なりになりましたが、やはりケースの蓋を開ける物音で臭角を出します。
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2012年9月22日 [背番号2012-078]が蛹に

モンキアゲハらしく反り返っています。
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左側が[背番号2012-078]、右側が[背番号2012-077]。
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