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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(23) 背中に掛ける糸作り、糸掛けを動画で撮影

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2010年7月25日 「思案投げ首」???

7月22日と24日に発見して橙の木に残してある3匹の幼虫ですが、今後探しやすいように、一つの大き目の枝に集めておきました。
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P20100725-P1060168-2


ところで、この写真は、[背番号2010-018] [背番号2010-019] [背番号2010-020] [背番号2010-021]の終齢が4匹入っているケースで、今朝の状態です。
昨日の夕方、13枚の橙の葉を入れましたが、今朝見たら写真のような状態。
P20100725-P1060162-2
食べ盛りの終齢ですから当然のことですが、今年の第2陣の[背番号2010-018]~ [背番号2010-023]の6匹は羽化まで面倒をみることにして、[背番号2010-024]~ [背番号2010-027]の4匹は、終齢になった時点で庭の橙の木へ戻そうかと思っています。

理由・・・単純明解。手抜きです。(手抜きの理由は、HP移動の作業に手を取られるため。)

2010年7月27日 なにやら怪しい雰囲気

今日は白と黒のツートーンカラーの小鳥が何度も橙の木にやってきて、ナガサキアゲハが好む木陰に入り込んで、何か(?)をした後に飛び出していきます。
何をしているのかは判りませんが、疑いの眼で見ると、「ご馳走様でした」と言いながら飛び立っていくように思えます。
今年はスズメが異常に多いですし、デコポンの木のナミアゲハの幼虫は終齢まで到達したのはみていませんし、パセリのキアゲハの幼虫はいつの間にか姿が見えなくなります。
パセリの間からスズメが飛び立つのを度々見かけますし、橙の木には、鳥糞の姿の幼虫ではなく、本物の鳥の糞が葉にくっ付いています。
7月25日に近い所に集めた3匹のナガサキアゲハの幼虫は全く見当たりません。
P20100725-P1060216-2 P20100726-P1060252-2
上の写真は日記には書いていませんでしたが、7月25日と26日に見つけた2匹のナガサキアゲハの幼虫の姿も見当たりません。
小鳥のご馳走になっているのでしょうか?


今日は、5匹の幼虫の捜査には失敗しましたが、新たに2匹の幼虫を発見しました。
1匹は体長3mmで孵化したばかりですね。
もう1匹は体長6mm。
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2匹とも橙の木の葉へ戻しておきました。
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2010年7月27日(2) 訃報・・・[背番号2010-026]が過失致死

今日の夕方も、毎日の恒例の餌(橙の葉)の取替えをしましたが、夕食後に[背番号2010-024] [背番号2010-025] [背番号2010-026]が入っているタッパーを見たら、蓋の所にいる幼虫の姿が異様?


夕食の時の焼酎が効き過ぎたのか?それとも、脳梗塞の時のボラ目が再発したのか?
恐る恐るタッパーの蓋を開けたら・・・1匹の幼虫が蓋に頭を挟まれて死んでいました
蓋を閉める時には注意しているつもりですが、見落としてしまったのですね。
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在日米軍基地所属の米兵、米軍族の事件のように、事故死と誤魔化して有耶無耶にして闇に葬る訳にはいきませんので、[背番号2010-026]が過失致死ということにして、後は裁判員裁判に任せることにします。

2010年7月28日 [背番号2010-018]が背中の糸掛け・・・前蛹に

今朝は4時起き。部屋の灯りを点けたら[背番号2010-018]が糸掛け用の糸作りの真っ最中。(写真の赤矢印先端に糸が見えます。)
直ちにデジカメを三脚にセットして動画を撮りました。
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何度も頭を左右に振りながら糸を太くしていき、最後に頭を糸の輪にくぐらせて糸掛け終了。
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糸掛けを終わって一休み。
もう少ししたら足を浮かせて弓なりになります。
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糸掛けの見事な技。背中に掛かった糸を定位置まで移動させる技。
糸も写っていて見えますので、何度も繰り返してご覧下さい。


背中に掛ける糸作り・糸掛けをするナガサキアゲハの幼虫 (2010/07/28)

2010年7月29日 [背番号2010-018]が蛹、[背番号2010-022]が前蛹

[背番号2010-018]が蛹
ついでに身長も測ってみました。約35mmです。
P20100729-P1060376-2 P20100729-P1060377-2
P20100729-P1060382-2


[背番号2010-022]が前蛹
ついでに身長も測ってみました。約32mmです。
P20100729-P1060384-2 P20100729-P1060379-2

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