2010年9月27日(2) 岩国市田舎村昆虫館入館記念の特別公開品
岩国市田舎村昆虫館入館記念の特別公開品
[背番号2010-044]の羽化の動画が撮れませんでしたので、お詫びとして、他のサイトでは滅多に見ることが出来ない、非常に珍しい動画をご覧頂きます。
この動画はYouTubeにアップロードしていますが、一般公開していませんので、この日記ヘージからでないと見ることが出来ません。
日除けとして植えていた夕顔や琉球朝顔の蔓の中に、不気味なものが潜んでいますが判りますか?
我が家の花担当者から、「黄色くなった葉を取り除いていたら奇妙なものがいた」との緊急連絡があり、デジカメを持って駆けつけました。
蛇のような顔だと思ったのですが、ヨーロッパ車のアンテナのようなものがありますので、こちら側は尻尾です。
それにしても怖い顔に見えますよね。
頭側はキアゲハの模様に似ています。
キアゲハの日記の終齢幼虫の写真と比べてみてみて下さい。
大きさは体長約10cm。
ヨーロッパ車のアンテナのようなものがあるので蛾の幼虫だと思いますが、私の持っているポケット図鑑には出ていません。この幼虫は何の蛾の幼虫でしょうか?
調べる時に役に立つかなと思って、写真に加えて動画も撮っておきました。
モスラ? ・・・ これは何の幼虫ですか? (2010/09/24)
2010年9月30日 [背番号2010-041]・・・残念ながら羽化できず・・・
今朝は早目ですが3時11分に目が覚め、[背番号2010-041]が黒くなって羽化の兆しが現れていたので、部屋の灯りを点けて蛹の夜明けにしました。
久しぶりにナガサキアゲハの羽化の動画を撮ろうと思ってデジカメをセット。
待っている間に、蛹は何度もピクピクと体を動かし、その都度、デジカメのシャッターボタンに手が。
しかし、いつまで待っても羽化する様子がなく、外出する時間になったので、8時20分に庭へ出しておきました。
10時20分に帰宅。
羽化していることだろうと思って、庭へ回ってみたら、蛹のまま。
よく見たら、蛹の片側に割れ目が出来ています。
今までの経験からでは、割れ目が出来ていて出られないとなると、中では翅は広がらないまま固まっていて、どうにもならないだろうと思いましたが、中がどうなっているか確かめてみることにしました。
殻を破ってやりました。しかし出てきません。足も触覚も動きません。
開いた殻を取り去って、箸を使って足を出してやりました。
しかし殻から出ようとはしません。
殻から出る力が無いのかなと思って、殻を破ってやることにしました。
ついでに、尻尾も殻から出してやりましたが、なんとまあ大きな尻尾。
マリリンモンローよりはるかに大きな尻が出てきました。
翅は縮まっていますが、割れ目が出来てから時間が経っていると思いますので、広がることはないでしょうね。
今年は順調に羽化していましたが、とうとう哀れな姿を見ることになりました。
大きな尻を見て思い出したのは、オランダ旅行の時、ヒースロー空港に荷物を取り残され、その時に貰ったデカパンです。 —> BRITISH AIRWAYS の Overnight Kit

今日の天気は、曇り時々小雨。気温は、庭で20度。室内で24度。湿度は庭で80%。
室内で羽化の準備をしていて、そろそろ殻から出ようかなと思った時に冷え込んだ庭へ出されてので気が変わり、羽化を止めようと思ったが時は既に遅し。殻に割れ目が出来てしまっていたという筋書きでしょうか?