クロアゲハの飼育(5):今年のクロアゲハの幼虫飼育は、今のところ順調です。尻尾の先端を引っ掛ける糸張り、背中に掛ける糸作りの動画も撮影しました。
[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2010年7月13日 [背番号2010-017]が前蛹に
ナガサキアゲハ[背番号2010-014]の羽化待ちの時です。
5時17分
足が箸にくっ付いています。
背中の糸掛けが終わって間もない状態です。
7時01分
体が弓なりになり、足が箸から浮き上がっていました。
2010年7月14日 [背番号2010-017]が緑色の蛹に
今年のクロアゲハの蛹の色は3頭とも茶色でしたが、[背番号2010-017]は緑色です。
蛹の色が茶色と緑色の違いの理由・・・私には判りませんので、耳元に蛹を近づけて、蛹のツブヤキ(Twitter)を聞いてみて下さい。
2010年7月26日 [背番号2010-017]が羽化
クロ&ナガサキの第1陣最後の羽化です。
起床したのは3時57分。直ちに灯りを点けて夜明けにしてやったのですが、尻尾のほうが少し緑っぽいようです。
6時まで待ちましたがピクリとも動かず、全く羽化の気配なし。
6時から朝食のために一旦消灯して夜に。
6時30分に再度夜明けにしました。
蛹の色は尻尾のほうまで黒くなり、背中のほうも皮が浮き上がったようになっていました。
それから待つこと1時間半余り。最初に夜明けにしてから待つこと4時間。
チョッと油断して脇見をした時に羽化が始まりました。
少し遅れましたが、羽化を動画で撮りましたのでご覧下さい。
何度見ても感動の連続! クロアゲハの羽化 (2010/07/26)
バックに写っている物は何年も使い込んだ年代物の簾。
その後ろの左側の木は、アオスジアゲハの幼虫が3匹住み着いているクスノキ。右側の木は、昨年の暮れには120個以上の実を収穫した、クロアゲハやナガサキアゲハの古里の橙の木です。
外出から帰ってから様子を見に行ったら、黒いものが飛び立ち、支那桃の木に掴まりました。[背番号2010-017]です。