記事内に広告が含まれています。
広告
岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(30) 蛹化(脱皮)中の様子を観察

広告
●このページは、前ページからの続きです

2011年7月1日  [背番号2011-002]が羽化しました

今朝は少し寝過ごしてしまって、パソコンのスイッチを入れたのは4時50分。
そろそろ[背番号2011-001]か[背番号2011-002]の羽化が近いだろうなと思って蛹のケースを見たら、[背番号2011-002]が羽化間近の兆候が現れていました。
P20110701-P1110528 P20110701-P1110530
明るくなってから、鉢の受け皿、発砲スチロールの食品用トレーを準備して、羽化の写真を撮れる準備をして、羽化を待ちました。


下の写真は参考のために撮ったものです。
右の緑色の蛹が[背番号2011-001]、左は羽化の兆候が現れた[背番号2011-002]です。
P20110701-P1110533


その後、朝食を済ませて、Twitterの確認をしながら羽化を待ちましたが、待っても待っても羽化しません。


8時過ぎ(8時9分)に、未だかなと思って蛹のほうを見たら、羽化しているではありませんか!
まだまだ暫く掛かるだろうと思って、8時前からチョッとの間油断したスキに羽化してしまったのですね。翅は伸びきって広がっていました。
P20110701-P1110534


今年のナガサキアゲハの第1号の羽化には立ち会えませんでした。
しかし、まだ翅は軟らかくて飛び上がることは出来ないので、今の内にと思って、モノサシを傍において記念撮影をしておきました。
それにしてもナガサキアゲハは大きいですね。
P20110701-P1110539


翅がある程度固まると飛び立とうとして墜落しますので、8時20分に庭へ出しておきました。
P20110701-P1110540


昼前に雨があがり、11時半には飛び立って行きました。

2011年7月1日(2)  [背番号2011-001]に羽化の兆候

夕方確認したら羽化の兆候。
P20110701-P1110541


明朝の羽化に備えて準備をしておきました。
P20110701-P1110543

2011年7月2日 [背番号2011-001]が羽化

今朝の[背番号2011-001]の羽化は見逃すまいと思って3時54分に部屋の灯りを点灯。
何か様子が変だなと思ったら、[背番号2011-001]は既に羽化していました。
P20110702-P1110544


写真を撮るのには向きが悪いので、鉢の受け皿を回していたら、翅をパッと開いて飛び上がろうとして墜落。指に掴まらせて、羽化の補助具へ移動させました。
暫くの間は、翅を開いたままでした。
P20110702-P1110545


このまま室内へ置いていたら飛び立ってしまって何処へ行くか判らないので、朝食前に庭へ出しておきました。
P20110702-P1110550 P20110702-P1110556


この[背番号2011-001]は、アリの駆除薬を取るために近づいた時に飛び立って行ってしまいました。

お知らせ

今年は[背番号2011-001]と[背番号2011-002]で終わろうかなあと思っていたのですが、7月5日に産卵現場に遭遇。
またまた悪い癖が出てしまい、卵を採取してタッパーへ入れてしまいました。


このページの前後のページもご覧下さい。

ナガサキアゲハの飼育(29) 食草(橙の木の葉)を食べる量を調査してみました
2011年6月13日撮影 アゲハなどの幼虫を飼育してから何年か経ちましたが、幼虫の食草である柑橘類なども害虫(柑橘類の農家の方にとってはアゲハの幼虫も害虫でしょうが・・・)だらけの状況です。 一番大きな、30年は超えたと思う橙の木も、年々弱...
ナガサキアゲハの飼育(31) 卵が孵化し、孵化した幼虫は卵の殻をたべます
2011年7月9日 孵化したばかりの 先ほどまで入っていた卵の殻を食べています 2011年は前ページのとの羽化を見届けたところで終わろうかなあと思っていたのですが、7月5日に産卵現場に遭遇。 またまた悪い癖が出てしまい、卵を採取してタッパー...