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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(34) 背中に掛ける糸作り、糸掛けに失敗することもあります

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2011年8月13日(2) [背番号2011-014]の背中の糸の代用品

ゼリータイプの瞬間接着剤を買ってきました。
(液体のタイプの瞬間接着剤は、浸透性が強烈なため使用してはいけません。)
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単身赴任の時に、取引業者からもらった只一つの賄賂、裁縫セットです。今でも大活躍中。
この中の黒の木綿糸を使うことにしました。
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工事開始。
糸の端っこを端に接着しようとしましたが、ゼリー状の瞬間接着剤は、塗布した後、押さえつけなければならないのですね。何時まで待っても接着できないので、糸はセロテープで箸に貼り付けました。
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糸を[背番号2011-014]の背中に回して、締め過ぎでもなく、緩過ぎでもない長さの所(?)で、糸をセロテープで箸に貼り付けました。
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工事完了。
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背番号の旗を付けました。
あの「中国のパクリ新幹線」のように、見た目は立派でしょう。
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見た目は立派だったのですが、 「中国のパクリ新幹線」と同じように大事故が発生しました。
下の、8月14日の日記をご覧下さい。

2011年8月13日(3) [背番号2011-018][背番号2011-021]が死亡

[背番号2011-018]ですが、順調に育っていて、朝は元気だったのですが、午後見たら死んでいました。
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[背番号2011-021]は、1週間くらい前から橙の葉の端を少しだけ齧るだけで、殆ど食べていません。従って、太ることもなく、動きも殆どなく、今日は、硬くなっていました。糞の状態も悪いですね。
臭角も完全には引っ込んでいません。
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2011年8月13日(4) [背番号2011-023]が孵化

8月9日に産卵した卵が孵化しました。
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2011年8月13日(5)  [背番号2011-015]に羽化の兆候

民主党の悪の枢軸、元党首の強制起訴になりそうな※※議員(現在は党員資格停止でしたか?)の疫病に感染したように腹黒くなりました。
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2011年8月14日 [背番号2011-014]が蛹に・・・しかし、中国のパクリ新幹線なみの大事故

朝一番に蛹のケースを見たら、箸には蛹が見えません。
目を大きく見開いてみたら、中国パクリ新幹線なみの大事故
[背番号2011-014]は、代用品の背中の糸を抜け落ちて、ケースの底に落下していました。
事故の状況を知っているのは私だけ。直ちに庭へ出て穴を掘り、証拠隠滅のために埋めようかと思ったのですが、Twitterなどで話が広がると掘り返さなければならなくなるし、あの国のように生存者がいても処理するわけにもいかないため、ケースから[背番号2011-014]を取り出して、ティッシュの上に寝かせました。


落下した蛹は腹側が下。ケースの底にくっ付いていました。
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腹側から見たら、歪んでいましたので、腹を上(仰向け)にして、ティッシュの上に寝かせてあります。皮が硬くなったらポケットへ入れることにします。
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これは絞首刑の仕掛けではありません。
[背番号2011-014]が抜け落ちたあとの、インチキ+手抜きの背中の糸です。
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事故調査委員会からの調査報告
通常の前蛹の背中の糸は、背中のクビレ部分に食い込んでいます。
前蛹が脱皮する時、尻尾の先端まで皮を脱いだ時に、尻尾の先端の引っ掛かりを一時的に糸から外して、皮をやり過ごしたら尻尾の先端を再度糸に引っ掛けます。
一時的に尻尾の先端の引っ掛かりを糸から外したときに、手抜き工事の背中の糸では支えられずに落ちたのですね。
原因は、仮の背中の糸の手抜き工事賄賂に目が眩んで、検査が甘かったようです。

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