2012年8月22日 [背番号2012-041]が前蛹になりましたが・・・
キアゲハの羽化ラッシュが一段落し、朝も時間的な余裕があります。
4時26分。ナガサキアゲハが入っているケースを見たら、[背番号2012-041]がケースの壁にくっ付いて頭を左右に振っているではありませんか。
ケースの壁を見たら、糸は張り巡らされているものの、ナガサキアゲハの巨漢からすると糸が少なく、背中に糸を掛けても落下するのは確実です。
また、[背番号2012-041]の上のほうの壁には綿屑のような糸。糸張りは失敗。不吉な予感がします。
今から割り箸に引越しさせても「時すでに遅し」だろうと思いながらも、割り箸に掴まらせて、蛹用のケースへ入れました。
予感は的中。
6時過ぎに様子を見たら、[背番号2012-041]はケースの底へ転落していました。
もう一度割り箸への糸張りに挑戦してもらうことにして、割り箸に掴まらせておきました。
次は7時40分に確認。
[背番号2012-041]はケースの底へ転落していたのですが、体は弓なり。
割り箸に糸を張っているつもりで、思い切り弓なりになり、見事な前蛹になったつもりでいることと思います。
イジメではありませんが、確認のために[背番号2012-041]の頭側を突いても体は動かしませんし、臭角も出しませんので、蛹への進化を開始したことでしょう。
ティッシュペーパーのベッドへ寝かせておきました。
[背番号2012-041]を入れていたケースには割り箸が4本入れてあり、割り箸に掴まって前蛹になるものだと思っていたのですが、昨日の夕方は、手抜きのために橙の葉を多目に入れて、割り箸の半分くらいの高さまで橙の葉があり、割り箸に気がつかなかったのかなと思っています。
ナガサキアゲハは、ツルツルしたケースでは糸張りに失敗することが殆どです。
2012年8月23日 幼虫を1匹採取・・・[背番号2012-076]
8月に入ってからも黒いアゲハが橙の木の周りを飛び回るのですが、幼虫を見かけるのは少ないです。
2012年8月23日 [背番号2012-041]がティッシュペーパーのベッドの上で蛹に
[背番号2012-041]がティッシュペーパーのベッドの上で蛹になりました。殻が固まったら蛹用のポケットへ入れます。
2012年8月23日 [背番号2012-072]が終齢
[背番号2012-072]が終齢。
脱いだばかりの皮が残っていますが、これから食べます。
2012年8月24日 珍品[背番号2012-075]の卵は・・・残念ながらダメでした
2012年8月17日の日記でお知らせしましたコリウスに産み付けられた卵ですが、孵化してもよい日数が過ぎましたが孵化しません。
赤い葉のコリウスを食べて、赤い糞を期待していたのですが残念です。
[8月22日]
卵の中に、幼虫らしき陰が見えてもよさそうなのですが・・・
[8月23日]
卵を肉眼で見たら、黒い点のようなものが見えたので、写真に撮って拡大して
みました。
黒い点に見えたのは卵の凹みです。
[8月24日]
ここまで凹んでは望みなしです。
2012年8月27日 [背番号2012-042]が前蛹
モンキアゲハの大事故の途中で、前蛹になっていることに気がつきました。
2012年8月27日 産卵
台風15号が北上していて、風が吹いているので暑さがやわらぎ、庭の除草をしました。
その時、不知火の木へ翅がボロボロに痛んだナガサキアゲハがやって来て、新芽の先に産卵。
この不知火の木はオルトランを散布してありますので、卵は直ちに安全なタッパーへ入れました。
2012年8月28日 [背番号2012-042]が蛹
2012年8月28日 [背番号2012-072]が死亡
元気がなくなり、体を触っても全く反応しなくなりました。
死亡と判定しました。