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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ツマグロヒョウモンの飼育(17) アオムシコバチに卵を産み付けられる蛹

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2010年7月30日 橙の木で蛹化 & アオムシコバチ

9時頃でしたが、橙の木の傍を通ったら、何かがブルブルブルと動きました。
何かと思ったら、ツマグロヒョウモンの蛹化。
脱皮した皮を振い落すところでした。
今年初めてお目に掛かったツマグロヒョウモンの蛹です。
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13時30分頃に見たら、蛹の姿にはなっていましたが、残念なことにはアオムシコバチの虜。
このまま放置したら、この橙の木の周りはアオムシコバチだらけになりますので、羽化が予定日より遅れた場合は、この蛹は廃棄処理しなければなりません。
アオムシコバチの襲撃・・・これも自然界の摂理ですね。
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2010年7月31日 橙の木の葉の蛹が無くなりました

昨日みつけた蛹ですが、尻尾の近くからチョン切れていました。
しつこいアオムシコバチを振り払おうとして大暴れ。
蛹の皮が耐え切れずにチョン切れてしまったのでしょうね。
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2010年7月31日(2) もう一つの橙の木の葉の蛹

チョン切れてしまった蛹から少し離れた所の橙のはの裏に蛹が付いていました。
これもアオムシコバチの飼育場になっている恐れがあります。
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2010年8月9日 ハイビスカスの木の葉に蛹

30鉢くらいあるハイビスカスですが、花が咲いたらよく見える所へ移動させています。
今日も鉢を移動させようとしたら、ツマグロヒョウモンの蛹が花見の真っ最中。
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2010年8月23日 久しぶりのイガグリ頭の前蛹

「鉢植えの山椒の木に黒くて異様なものが!」・・・今朝は庭の監視員から急報あり。
駆けつけてみたら、イガグリ頭のツマグロヒョウモンの前蛹が山椒の木に垂れ下がっていました。
ツマグロヒョウモンの前蛹も愛嬌のある姿ですよね。
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先ずは記念写真を撮影。
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写真を撮ってからよく見たら、この前蛹の下にツマグロヒョウモンの蛹。
小さな(高さ約20cm)山椒の木に蛹が2つ。これは絵になるなと思ったのですが、先に蛹になっていた下側にはアオムシコバチ
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夕方確認したら、今朝の前蛹は蛹になって垂れ下がっていました。
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しかし、下側の蛹にはアオムシコバチがしつこく這い回っています。
この様子では、2つの蛹とも、アオムシコバチに産卵されていますね。
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2010年8月24日 餌を探して歩き回るツマグロヒョウモンの幼虫

今年も庭のスミレを食べ尽くし、ツマグロヒョウモンの幼虫が餌を探して庭を歩き回る頃となりました。庭を歩いていて、踏みつけないように注意はしていますが、なかには交通事故に遭う幼虫も・・・
何はともあれ、新幹線並みの高速で歩き回るツマグロヒョウモンをご覧下さい。
出演者は下の写真の幼虫です。みんな体を丸くして、死んだふりをしています。
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餌を探して灼熱の砂漠を走り回るツマグロヒョウモンの幼虫 (2010/08/23)

2010年9月14日 アリがつついている蛹の残骸

蛹の残骸をアリがつついています。
正常な蛹ならアリがつつくことはありませんが、何らかの原因で蛹が壊れてしまったのでしょう。
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