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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(28)(特別版1-3) 糞掃除・衣装ケース・マット・土フルイ・ペットボトル

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●このページは、前ページからの続きです

2009年10月12日 衣装ケースの糞掃除 + 幼虫の数の確認

前回の糞掃除は9月20日。その後22日が過ぎました。
今日は、衣装ケース2つを引っくり返して糞掃除をしました。

衣装ケースは2つ。幼虫は、一つの衣装ケースに31匹ですから、計62匹。
写真左側は1つ目のケースの31匹。写真右側は2つ目のケースの31匹です。
前回の糞掃除の時から1匹も死んでいなくて、全部が元気です。

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P20091012-P1030042 P20091012-P1030043

マットは、4mm目の土フルイを通過したもの(小さな糞は含まれています。)は再利用することにし、追加した新品のマットは、一つの衣装ケースに20リットル、計40リットルです。(少し多目に入れました。)

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糞の量は約30リットル(22日間/62匹)。単純計算ですが、1匹当たり1日に0.022リットルの糞をしたことになります。
これも単純計算ですが、年末まで休眠せずに食べまくったとすると、[0.022リットル] X [80日] X [62匹] = [109リットルの糞] となります。<— こんなことはないですよね。


2009年10月12日現在、幼虫62匹います。
衣装ケースは2つ。1つのケースに31匹ずつ入っています。
衣装ケース2つに新品のマットを40リットル追加しました。


もう一つ、参考までに計算しておきます。
昨年、孵化から前蛹になるまでに使用したマットは、1匹当たり3.8リットルでした。
今年は62匹ですから、[3.8リットル] X [62匹] = [236リットル]のマットが必要になります。
マットは10リットル入りの1袋が798円。となると、[798円] X [24袋] = [19152円]。
麻生内閣の時に頂戴した2万円の特別給付金でなんとか賄えるかなあと思いますが、特別給付金は、既に焼酎代で消えていますので、乏しい小遣いからの大出血です。
更にもう一つ。
成虫を買ったほうが高くつくのか?それとも安くつくのか?計算してみます。
今年は、成虫のオス800円、メス200円でホームセンターで売っていました。
オス・メスのペア1組2匹で1000円ですよね。
今年の幼虫は62匹ですが、オス・メスが半々だとすると31組です。
ホームセンターで31組のペアを買ったとすると[31000円]。マット代は[19152円]ですから、糞掃除の手間を省けば、2/3の値段だと言うことですね。

2009年11月27日 糞の状態を確認・・・マットには白い物が

今日は糞の状態を確認するために衣装ケースの蓋を開いてみました。
ケースの外からも見えていたのですが、マットの上には、塩を撒いたような感じで、白い物が溜まっていました。菌糸のようでもあり、なさそうでもあり、カビでもないですね。多分、害はないと思いますが、明日は、今年最後の糞掃除をすることにします。

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2009年11月28日 今年の最後の糞掃除をしました

今日は、衣装ケース2つを引っくり返して、今年最後の糞掃除をしました。 衣装ケースに居る62匹は全て元気です。(写真は5匹だけしか撮っていません。)

P20091128-P1030786-2


殆ど全てが丸々と肥っていますが、オスとメスの違いかなと思われる程度の大きさの差は感じられます。
しかし、1匹だけ特別に小さいのがいます。
写真は、一番大きいと思われるものと、特別に小さいものを並べてみました。

この小さな幼虫は、これまでの糞掃除の時にも気が付いていましたが、冬眠までには大きくなってくれるものと思っていましたが、追いつけませんでした。

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糞の量は30リットルありました。

2009年11月28日(2)
小さなケースの3匹を同居させました
5匹ほど里子に出しました
10匹を飼育箱(大)に分けました

小さなケースに卵から孵化した3匹を入れて飼育していましたが、今後の飼育の手間を省くために、この3匹は、衣装ケースに同居させることにしました。
従って、カブトムシ飼育日記(特別版2)3個の卵の孵化から羽化までの日記に書いてきました3匹の様子は、本日(11月28日)で終了します。

カブトムシの飼育(26)(特別版2) 3個の卵の孵化から休眠まで・・・卵・タッパー・孵化・幼虫飼育・糞掃除・動画
昆虫館の館長 カブトムシの飼育(26):卵を3個タッパーへ入れて、卵の孵化から休眠前の11月終わりまで飼育しました。孵化したばかりの幼虫の写真を撮ることが出来ましたが、可愛いですよ。 本サイトの日記は、国産のカブトムシについて書いてあります...

今日は、糞掃除のついでに、近所に5匹ほど里子に出しました。


今後は、里子を引き受けてもらえる所を探して、出来るだけ早目に手渡そうと思っていますので、我が家へ残す10匹を、飼育箱(大)へ隔離しておきました。

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幼虫は、2009年11月28日現在、衣装ケースに50匹。飼育箱(大)に10匹。 合計60匹います。
新品のマットを40リットル追加しました。


今日の糞掃除で、幼虫が目覚めて活動し始めるまでは大丈夫だと思います。
次回の糞掃除は、多分、3月初めだろうと思います。

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2009年12月31日 5匹ほど里子に出します

2010年の正月は関東地方で過ごすことにしましたので、5匹ほど、新横浜まで新幹線に乗せて行くことにしました。明日(1月1日)ののぞみ2号で豪華な旅をさせます。
2リットルのペットボトルの上の方をカッターナイフで切り取って、新品のマットを約2リットル入れて、各々のペットボトルに1匹ずつ、計5本のペットボトルに入れて運ぶことにします。


5匹ほどペットボトルに入れて旅立たせますか、5匹と同じ状態で2匹ほどペットボトルに入れて飼育して様子を見ることにして、7匹ほど衣装ケースから掘り出しました。
掘り出す時の衣装ケースの中、掘り出した後の鉢の受け皿の中でも、殆ど動きません。 冬眠(休眠)状態ですね。 寒いだろうなと思って、早々にペットボトルの中に入れました。

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写真の上は、旅に出る5匹分です。 左下の写真は、様子を見るために居残りの2匹分です。
写真は、幼虫とマットを入れたペットボトルを上から見ていますが、マットは上までいっぱいに入れたいし、マットを上まで入れると、幼虫が上まで這い上がった時に縁を乗り越えて外に出てしまいます。
上に防虫シートを被せて輪ゴムを使って蓋をするなどと考えてみましたが、蓋としての確実性と見栄えを考慮して、ペットボトルを切断して蓋を作ることにしました。

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上の写真のペットボトルの上に被せて、少し重なるような長さに切り取りました。 もちろん、残った部分は5月頃まで保管しておいて使用しますよ。
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写真を拡大したら、重なりの部分がなんとか見えると思います。
このままでは幼虫が蓋を押し上げるおそれがありますので、ガムテープでチョコッと止めました。

P20091230-P1030854-2


幼虫は、2009年12月31日現在、衣装ケースに43匹。飼育箱(大)に10匹。ペットボトルに2匹
合計55匹残っています。
先日、近くのホームセンターで、蓋にヒビが入った飼育ケースを超破格値段で買ってきましたので、このケースに、「ペットボトル5本+新品マットを約5リットル+ゼリーの残りを50個+庭の周りの生垣の枝で作った昇り木」を入れて、手作りの大きなダンボール箱に荷造りしました。

2010年1月1日 ペットボトルに入れたマットの量ですが・・・

新幹線に持ち込んだ大きなダンボール箱ですが、不審な荷物と間違えられることもなく、新横浜駅まで運ぶことができました。
里親へ渡す時に確認しましたが、幼虫は、ペットボトルの底のほうへ潜り込んでいました。


なお、ペットボトルに入れたマットの量ですが・・・
10月12日の糞掃除までのマットの使用量は1匹当たり1.846リットル。但し、1.846リットルの全てを食べたわけではありませんので、1.5リットル程度は食べたのかなと推定すると、前蛹までに3リットル食べるとすると、計算上では前蛹になるまでに1.5リットル必要であることになります。
今の時期は冬眠(休眠)状態ですから食べる量は殆どゼロ。
1匹について約2リットルのマットの中にいますので、蛹室を作るまで補充は必要ないだろうと思っています。

お知らせ

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カブトムシの飼育(27)(特別版1-2) 幼虫・糞掃除・脱皮・衣装ケース・マット
昆虫館の館長 カブトムシの飼育(27):カブトムシの成虫は次々と寿命をまっとう。産卵床での産卵、孵化も順調。9月になっても卵が孵化しています。 カブトムシと仲良く食事中のクロヒカゲ(ジャノメチョウ科) 2009年8月21日 ♀が1匹死にまし...
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昆虫館の館長 カブトムシの飼育(29):毎年のことですが、幼虫の冬眠中(休眠中)は、マットの表面が白い菌糸のようなもので覆われます。菌糸であれば無害ですし、幼虫が死んだことがないので放っています。 2010年2月23日 白い菌糸のようなもの...