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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(50) 透明なコップへ蛹室を作らせる

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2014年6月9日 我が家への居残り組の幼虫の様子

今年は殆どを飼育箱へ入れていますので、外から見え難いのですが、殆ど全てが前蛹になっていることと思います。

4匹入れてある小さい飼育箱(不注意で蛹室を壊した飼育箱)は3つの蛹室が見えています。
P20140609-P1050555
写真の一番右の蛹室を壊してしまいました。
P20140609-P1050556


コップに入れた幼虫は、蛹になったものがいます。
底からしか見えませんが、茶色の肌が見えます。
P20140609-P1050562

4つのコップの1つです。
横から見える所に蛹室をつくってくれました。
子供さんの観察用に最適ですから、近所へ持って行きました。
P20140609-P1050563

2014年6月13日 トイレットペーパーの芯の人工蛹室の中で蛹化

朝、胸騒ぎがするので、急ごしらえのトイレットペーパの芯を使った人工蛹室の状態を確認。
6月9日に、幼虫自身が作った蛹室を壊したしまった前蛹蛹化してになっていました。
蛹の色は茶色になっていますので、蛹化してから時間が経っています。
下のほうに、脱いだ皮が残っていますが、人工蛹室の底にはティッシュペーパー1枚分を押し込んでいますので、水気は吸収してくれていて、皮は乾燥状態です。
P20140613-P1050576


午後、脱皮した皮を取り出すためと、蛹の状態を確認するために、人工蛹室の中から掌へ滑り出させて、プラスチックのツルツルした面に置いてみました。
♀の場合は出すのは容易ですが、♂の場合は蛹の取り扱いが上手になるまでは行わないことをお勧めします。 ♂は角がありますので、取り扱いが難しく、蛹の角を持って摘み上げると、角の付け根から千切れてしまって、白い体液が出て死んでしまいます。
P20140613-P1050588

2014年6月16日 明日は、もう1匹も蛹化しそうな気配です

夕方、人工蛹室の中を確認。
左側の、6月9日にマットの上で発見した前蛹は、明日には蛹化する気配がしていました。
P20140616-P1050602

お知らせ

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