キアゲハの飼育(11):まだ数少ないですが、順調に蛹化しています。アオムシコバチ対策として、飼育箱に防虫シートを使っています。
背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2007年6月29日
背番号No.1の前蛹です。
カブトムシのサナギのようにオスかメスかが判れば、世界の美女の名前を付けさせてもらいますが、私にはアゲハのサナギでオス、メスの区別が出来ません。
これから何匹が飼育箱の中でサナギになるか判りませんが、今年も背番号を付けることにします。(しかし、「背番号2番さーーん」と呼ぶよりは、「チェン・ミンさーーん」と呼ぶほうが楽しいですがね。)
悪の枢軸である「アオムシコバチ」の襲撃に備えて、城壁の守りを固めました。
カブトムシ用のシートが残っていたので、飼育箱と蓋の間に挟み込もうと・・・
ギョッ! 驚くこともありませんが、蓋には前蛹が。
蓋の外側に貼り付けました。
この飼育箱ですが、長寿命ですよ。
1977年に岐阜県で買ってから使っていますので30年前のものです。
最初の頃は金魚なども住んでいたこともありますし、
カブトムシの幼虫が、大雪で有名な関ケ原の隣町で越冬したこともありました。
昔の物(人間もですが)は長持ちしますね。
2007年6月29日(その2)
天気予報では、午後は大雨とのこと。洪水で流されないように、飼育箱の中へ緊急避難させました。
2007年6月30日
背番号No.1の前蛹はサナギになりました。
昨日避難させた2匹は大雨には関知せず、食べられるだけ食べて、益々肥えてきましたよ。
2007年6月30日(その2)
13時23分。
午後一番に見たら、飼育箱の中の2匹が、好き勝手に歩き回っていました。
多分、蛹になる場所探しだなと思ってパセリの森を見たら糞(下痢便)の山。
蛹になるのは飼育箱の蓋で・・・
蓋に掴まらせました。
2007年6月30日(その3)
16時45分。
夕方近くに様子を見に行ったら、「俺はコッチ」、「私はアッチ」。
これでサナギになられて、羽化が同じ日としたら、どちらを上向きにすればよいのか?
考え始めたら夜も寝られなくなります。
後で前蛹になろうとしている幼虫の頭を突いて、「回れ右!」と号令を掛けておきました。
2007年6月30日(その4)
17時03分。
我が家の幼虫は、お利口さんですよ。
背番号No.1のサナギの向きに合わせてくれました。
今晩、このままサナギになってくれるのでしょうか?
まさか? 明日の朝見たら、横を向いていないことを祈ります。
2007年6月30日(その5)
18時40分。 ナンジャ、コリャア!
何か悪い予感がするので、夕方の夕方、飼育箱の蓋を開けてみたら・・・・
まさか! まさかが、まさかになるとは思いませんでした。
背中に糸を掛けていますので、もう、向きは変えられません。
2007年7月1日
速報!
今日は、カブトムシの蛹化に引き続いて、キアゲハの2匹の前蛹がサナギに変身(蛹化)しました。
(住民総背番号制の住民登録基本台帳の原簿)
初めに、背番号No.2の前蛹がサナギになりました。
頭の方から皮が割れて(破れて)、だんだんと尻尾のほうへ。
皮を全部脱ぎ終わるまで写真を撮り続けました。
背番号No.2の蛹化の途中から、背番号No.3の前蛹も色が変わってきて蛹化の兆し。
背番号No.3は動画も撮ろうと思って、動画も可能な旧いデジカメをセット。
少しボケ気味ですが、動画も撮りました。
なお、蛹化の様子は、写真の枚数が多いため、[別冊]で発刊します。
下の写真、または、タイトルをクリックしてお開き下さい。
[別冊]背番号No.2の蛹化の記録 |
[別冊]背番号No.3の蛹化の記録 |
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