岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。 判らないことがあれば、【新】岩国市田舎村の掲示板を利用してみて下さい。

キアゲハの飼育(16) 「雨降りに羽化したアゲハは軒下で雨宿りする」と聞いたことがあるが

●このページは、前ページからの続きです

2007年7月13日 当てにならない予定日より2日遅れで背番号No.2が羽化

今朝は台風の襲撃を討ち取るための支度で忙しいため、サナギの前に座り込む暇が無く、写真は少ないです。


5時27分
今朝は早目の夜明け。
背番号No.2は今にも殻を破って出てきそうにパンパンに熟した色になっています。
約30鉢あるハイビスカスも台風の強風を避けるために殆どが非難済。
羽化した後の止まり木用として1鉢持ってきて、飼育箱の蓋を立てかけておきました。

P20070713-IMG_9623P20070713-IMG_9620P20070713-IMG_9621


7時26分
夜明けから2時間経過したので、ハイビスカスの枝にぶら下がっていることだろうと行ってみたら蛻(もぬけ)の殻。
飛んで行ったにしては早過ぎるし、台の下に墜落したのか?
しかし、台の下は台風4号の強風避難の花の鉢がギッシリ。

その前にはカブトムシの衣装ケースがドッシリ。
多分、台の下へ墜落し、どこかに掴まっていて羽根が固まったら出てきて飛んでいくことだろうと結論を出し、背番号No.2の捜査は打ち切りました。

P20070713-IMG_9624


捜査は打ち切ってから30分後に怪情報が飛び込んできました。
「庭の白い台の脚にアゲハがしがみついて救助を求めている。」とのこと。

直ちに駆けつけてみたら背番号No.2でした。
一旦は片付けたハイビスカスの鉢を出してきて、割り箸の担架に掴まらせて、ハイビスカスの枝(幹?)に運びました。


7時57分
雨が降っていますので、飛び立っていくか否かは背番号No.2に任せることにし、軒下にそっと置いておきました。

P20070713-IMG_9628P20070713-IMG_9630


10時16分
雨の降る日は雨宿りして、飛び立っていかないのだろうか?
それとも雨粒のスキマを掻い潜って飛び出していくのか?
どうなんだろうと思いながら外を見たら、ハイビスカスの鉢が無い!
慌てて外へ出てみたら、風で鉢が転げてしまい、背番号No.2は、台にしがみ付いていました。
直ちに救出活動。もちろん、ハイビスカスの木に掴まらせましたよ。

なお、台のスキマの赤い花は早目に避難させたゼラニューム。
なにしろ台風の時の風は猛烈で、庭の植木も潮風で葉が黒くなります。
今回の台風4号は東側を通過しそうなので少しは気が楽ですが、西側を通過しようものなら瀬戸内海からの風が強く、潮風に乗って、米軍岩国基地の戦闘機が飛ばされてきそうな感じです。
家を建ててから2度瓦が吹き飛んで、2年前だったか?瓦を葺き替えました。
このような訳で、台風対策だけは素早くやっています。

P20070713-IMG_9632


2007/07/13現在

P20070713-IMG_9625-9

2007年7月13日(その2)

変わりばえのしない写真が並んでいます。
撮った時間間隔はバラバラです。
紹介が遅れましたが、今朝羽化した背番号No.2です。
今日は殆ど一日中雨。
「雨降りに羽化したアゲハは、大空へ飛び立っていかず、軒下で雨宿りする」
以前、何かで見たか?読んだか?したような気がするのですが、この状態のことでしょうか?
17時まで掴まっていたハイビスカスは背が高くて転びやすいので、背の低いハイビスカスへ引越し(一番左の写真)させましたが、いつもなら近づくと飛び上がって逃げていくのですが、この時は、割り箸に掴まってくれたし、引越しにも応じてくれました。
なんだか動作も鈍いし、半分は眠っているような感じでした。

この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
P20070713-IMG_9633
12時26分
P20070713-IMG_9634
14時36分
P20070713-IMG_9635
17時00分
P20070713-IMG_9636
17時12分
(同じ場所で固まっています)(引越し先の鉢)

2007年7月14日

5時30分
背番号No.2の続報です。
鉢を台の上に移動させて撮りましたが、全く動きません。
掴まっている場所は昨日の夕方のまま。
今日は台風4号の風雨の影響が現れますので、この鉢は風雨の影響の少ない場所へ移動しました。

P20070714-IMG_9637


この忙しい時に、物置の中ではサボテンの花が開花。
昨日、物置への引越し中に蕾が一つコロッと落ちましたので2つしかありません。
背番号No.2の撮影場まで持って出て撮りましたが、この写真の左端に背番号No.2がチョッとだけ見えています。

P20070714-IMG_9640


キアゲハの飼育箱、背番号No.2が掴まっているハイビスカスの鉢、幼虫の食事場のパセリの鉢、カブトムシのマット、カブトムシの餌(ゼリー)、花の咲いたハイビスカスの鉢、花の咲いたサボテンの鉢、オバチャリ、などなど。

台風の避難場所の小屋(物置)の中は足の踏み場もない戦場のような状態です。


15時41分

P20070714-IMG_9642

2007年7月14日(その2)

早くから台風対策をしたのに、夕方になって風が強まり始めました。

ボチボチ物置の戸も閉めなければならない様子なので、その前にサナギや背番号No.2の様子を見ておきました。
背番号No.4は色が変化しているようでもあり、変化していないようでもあり。
明日の朝のお楽しみです。
今晩はダンボール箱を被せるスキマがないので止めます。


背番号No.6候補が前蛹になっていました。

P20070714-IMG_9645-2


飼育箱へ避難させたもう1匹の幼虫は元気ですよ。

P20070714-IMG_9647


18時32分
ところで、ハイビスカスの鉢で固まっている背番号No.2ですが、夕方も枝に掴まったままです。

どうしたんでしょうか?

台風が近づいているから吹き飛ばされないように用心しているのか?気圧が下がっているとか、風の音、雨の音などを感じ取っているのでしょうか?
背番号No.2に問いかけても返事をしませんので判りません。

P20070714-IMG_9648


2007/07/14夕方現在

P20070714-IMG_9646-9

2007年7月15日

今朝は4時起床。

台風4号は昨日の予報より南寄りのコースだったので、昨晩22時頃に風が少し強くなった程度で何事も無く通過。

気になる背番号No.2の様子を見ようと物置へ行ったら姿が見えない。暗闇の中で舞い上がることはないだろうから何処かに墜落か?

なにしろ暗いので、明るくなってから捜索隊を出発させよう。
サナギの様子を見たが、今日は羽化する気配なし。
今日の日記は以上で終わり。・・・と思ったのですが、


少し明るくなって捜索隊が出発し、直ちに発見の一報が入りました。

背番号No.2は物置の床に墜落して横たわっている。」とのこと。容態は、「羽根を掴んでもバタバタと暴れないが、足は動かしている。」13日の朝 羽化してから、飲まず食わずの丸2日間。頑張りましたよ。

救出して直ちに、仮の止まり木に掴まらせました。

P20070715-IMG_9650


約20分後に様子を見たら、鉢へ墜落。 止まり木に掴まらせてたら直ちに離陸。

P20070715-IMG_9651P20070715-IMG_9655

しかし、初飛行で操縦が未熟のため庭へ不時着。

P20070715-IMG_9653


「もう、好きなようにしろ」 と言うことで、昨日咲いて花殻が残っていたフラミンゴ(ハイビスカスの品種)の枝に掴まらせておきました。

P20070715-IMG_9657

お知らせ

このページの前後のページもご覧下さい。

キアゲハの飼育(15) 脱皮中の幼虫に出会った
昆虫館館長 キアゲハの飼育(15):脱皮中のキアゲハの幼虫に出会えました。脱皮は短時間で終わりますので、幼虫が数多く居ないと出会えるチャンスが少ないです。 背番号については2007...
キアゲハの飼育(17) 背中に掛けた糸の補修には、液体の瞬間接着剤の使用は厳禁
昆虫館の館長 キアゲハの飼育(17):飼育箱の蓋の開け閉めが固いと、開け閉めの衝撃で、蛹の背中に掛かった糸が外れることがあります。このような時には、糸を使って、瞬間接着剤でくっつけています。 ...