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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(26) 越冬した蛹が羽化

キアゲハの飼育(26) 越冬した蛹が羽化

昆虫館の館長
昆虫館の館長

キアゲハの飼育(26):4月に越冬蛹が羽化しました。今年は庭の無農薬パセリは準備万端。6月に幼虫を発見しました。幼虫の動画を公開しています。


皆さん、アゲハチョウの幼虫と仲良く遊んでいますか?
昨年(2007年)に引き続いて、今年もキアゲハの幼虫と遊ぶことにしました。今年は某北国のような飢饉に陥らないように、パセリも十分に用意しています。
但し、今年は59匹のカブトムシの世話が大変なため、アゲハチョウの幼虫は自然に任せることにして、庭のパセリ橙の木で幼虫の好きなように遊ばせることにしました。
なお、2003年、2005年、2006年、2007年の日記も保存してあります。2007年は、ツマグロヒョウモン、ルリタテハ、ナガサキアゲハが仲間入りしました。また、カブトムシの飼育日記もありますのでご覧下さい。


[背番号2008-*]の表示は2008年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2008年3月11日 準備万端

昨日に続き、今日も春本番のような一日です。
一昨日(3月9日)は一日中ストーブをつけていましたが、今日は室内でも22℃。
庭のメジロの食卓のミカンには、メジロが入れ替わり立ち代り食べに来ています。
昨年の秋に蛹化して冬越しした蛹も、昨年の秋に種蒔きしたパセリも準備万端です。

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2008年4月8日 越冬した蛹が羽化

越冬した蛹が羽化しました。

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しかし、羽根が伸びきる前に墜落したため、左側の羽根はグシャグシャ。
飛ぶことが出来ません。

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今日は今年になってから一番暖かくて、室内も25℃。庭で草取りをするのに汗でビッショリです。
今日は越冬したサナギが3匹(正式には3頭と呼ぶのですね)羽化しました。2匹は飛び立ちましたが、1匹は芝生へ墜落して死亡。今年もキアゲハのシーズンになりましたね。

2008年4月9日~4月11日

4月9日、10日、11日に次から次へと羽化しました。
次から次へとは言っても越冬したのは僅か8匹ですが・・・


2008/04/09
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2008/04/10
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2008/04/11
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4月8日に3匹、9日に1匹、10日に2匹、11日に1匹、計7匹が羽化。
羽化していない蛹は1匹だけになりました。越冬した蛹の羽化は気温(何℃かは判りませんが)を感じて始まると聞いていますが、この1匹も活きれおれば明日か明後日くらいでしょうね。

2008年4月21日 越冬蛹の羽化が終りました

他の事に手を取られて、毎朝の巡視を怠っていました。
朝見たら、8匹目の蛹は蛻(もぬけ)の殻。1匹も死ぬことなく越冬してくれたんですね。

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2008年6月14日 ???

掲示板に添付しました画像に少し手を加えましたので、ここに掲載します。
ナミアゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハが蛹化に失敗して、糸が切れたり外れたときに重宝している小道具です。
アゲハは、カブトムシのような蛹室は持たないので、これは「人工蛹室」とは言えませんよね。
糸が切れた=怪我をしたのだから「病室」。・・・これもスッキリしません。
プロの方は正式の名称をご存知でしょうが、私は「蛹のポケット」などと、気ままに呼んでいます。

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具体的な作り方は、岩国市田舎村昆虫館:蝶の幼虫の飼育環境(2)でご紹介しています。

蝶の幼虫の飼育(2) 蛹の保護ポケット・羽化の補助具・蛹(帯蛹・垂蛹)の移動・落下した蛹の吊下げ・他
田舎村昆虫館館長 アゲハ蝶などの幼虫の飼育環境(2) 糸掛けに失敗した蛹の保護ポケット、蛹になった場所が悪い蛹の移動方法、落ちた蛹の吊下げ方法、羽化の時の補助具など、幼虫飼育で役立つ情報を一般公開しています。 岩国市田舎村昆虫館の蝶の幼虫の...

2008年6月16日 やっとキアゲハに出会いました

今日は梅雨の晴れ間で空は快晴。午後の室内の温度は29℃(2つの温度計とも)。
庭では朝からナミアゲハが飛び回っていました。これこそ乱舞と言っても過言ではないですよ。
午後のことですが、乱れ飛ぶナミアゲハの中に、一段と黄色の濃いキアゲハが一緒に飛び回っています。先ず、種蒔きして芽が出たばかりのパセリがあるプランタに産卵。次は、薹(とう)が立って1.4mくらいの高さになり花を咲かせ始めたパセリに産卵。カメラを取りに行って戻ってみたらキアゲハの姿は見えなくなっていました。
今年は、スーパーの店頭に並べて売れば、2万円程度の売り上げになるくらいパセリが育っていたのですが、本日現在、幼虫は1匹もみつかりません。本日の産卵でなんとか幼虫の姿にお目に掛かれそうですが、殆どのパセリは薹(とう)が立って枯れてしまいましたので、昨年と同様に餌不足に陥りそうです。今年の春になって追加の種蒔きをしましたが手遅れです。
写真は、薹(とう)が立ってしまって幼虫が食べるところの無いパセリです。

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