2007年10月5日
橙の葉が殆ど無い! 幼虫が見えない!
今朝は早目に確認してよかったですよ。
食料が無くなり、幼虫はふてくされて、ケースの壁に掴まっていました。
新しい橙の葉を3枚入れ、その時に身長測定。25mmですね。
胸囲も大きくなっているようですが、測ることが出来ません。
新人も大きくなっていますよ。
2007年10月7日
今朝の機嫌の悪さにはまいりました。
ケースを触っただけでも角。どんなに静かに触っても出してしまいます。
小さなケースですから、自分の臭いで酔ってしまわないかと思ってしばらくの間、蓋を開けておきました。
左側は先輩の部屋。糞掃除をした後です。
右側は新人の部屋。糞掃除の前。ゴマ粒のような糞です。
2007年10月8日
今日は身体検査の日。身体検査と言っても、自民党議員のように悪事は働いていないので「修正」「訂正」「返却」「説明」は不要です。
左の先輩の身長は、リラックスして約30mm。背伸びして約35mm。肌の色艶良好。糞の色も良好。
右の新人の身長は約24mm。角の色、臭いともに良好。臭い袋の中の臭いエキスの残量OK。角の引込み力もOK。
身体検査は合格。
大臣の椅子は返却することなく、大臣室でふんぞり返って次の闇献金を待っています。
しかし、岩国市田舎村昆虫館は倒産寸前。
闇献金はおろか、裏金も見当たらないので、裏の橙の木から新芽を盗んできて部屋の中へ押し込んでおきました。
ナガサキアゲハの幼虫も、枯れる寸前の古い葉よりは、新芽のほうが好きなようですね。
新芽を入れてから30分も経たないうちにサクサクと齧っていました。
今使っているケースは密閉タイプですから、過湿度状態。
この後、ケースの蓋を開けて、太陽光に当てて、日光浴をさせながら水滴を蒸発させました。
2007年10月9日
コブラのように頭が大きくなり、ナガサキアゲハらしくなりました。
この写真を見ていて気が付いたのですが身体に水色の点々がありますね。新しい発見!です。
先輩の糞が大きくなりましたよ。人間でいえば、「胃腸の調子良好」です。
1日分の糞の量を見て頂くために掃除の前に撮りました。
2007年10月10日
水色の点々ですが、2匹とも有ります。
ケースの中に入れられて、塵埃が付かないので綺麗に見えるんですね。
毎日、糞の掃除と餌の追加をしています。
2007年10月10日(その2)
ところで、今年は異常なんでしょうか?
毎年、幼虫がテンテコ盛りの橙の木ですが、今年は現在飼育している2匹の幼虫以外は見当たりません。ナミアゲハの幼虫も今年は2匹くらいしか見ていませんね。産卵する場面には度々出会い、卵も沢山有りますが、孵化しないんですよ。
この卵はナガサキアゲハかナミアゲハかは判りませんが、9月28日に見つけて、他の3個の卵とともに、ケースの中に入れて孵化を待っていたものです。孵化したら「卵日記」にでも纏めようかなと思って、写真には識別記号まで入れたんですが・・・しかし、残念ながら4個とも孵化しません。
今日は、さらに4個の卵を探し出しましたので、ケースの中に入れておきました。
今年は、橙の木の下にはキアゲハ用のパセリの鉢植えとツマグロヒョウモン用のスミレの鉢植えが置いてありますので、橙の木に殺虫剤を散布することはしていません。今年の橙の木は、蜘蛛が異常に多いですから・・・
2007年10月11日
先輩の幼虫が脱皮していました。
頭のほうの模様もナガサキアゲハらしくなりました。この姿が終齢幼虫ですよね。
9月21日の産卵から20日目、9月26日の孵化から15日目です。
私には途中での姿を見て、何齢幼虫かが判りませんので、観察日記では手抜きをしています。
新人、いや、後輩はみずみずしい産着のままです。
2007年10月11日(その2)
夕方、キーボードを叩く途中でプラスチックのケースの中を見たら、後輩が脱皮して、終齢幼虫になっていました。
蛍光灯の照明の関係で、幼虫が変な色に見えますが、実物は綺麗な緑色の肌ですからご安心願います。
2007年10月12日
先ず先輩から紹介します。
胴体中央の帯もナガサキアゲハそのものになりました。
一番下の「頭隠して尻隠さず」の写真ですが、新芽の下にセロテープが見えると思います。
今朝は、橙の木に付いていた卵を4個取ってきて入れておきました。孵化すればよいのですが・・・
続いて後輩の紹介です。
昨日の夕方はダブダブのスーツを着たような姿でしたが、食べている橙の葉のおかげで、肥満化の兆しが現れました。こちらのケースにも卵が4個入れてありますが孵化しません。
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