2008年9月26日(2) 他の幼虫も元気ですよ
今日は、透き通ったメロン色の[背番号2008-65]に見とれていただけではありません。
鼻毛のオジサンと、カバ君に代表で挨拶させます。
2008年9月27日 [背番号2008-65]は前蛹、そして蛹になりました
今朝は昨日までと変わって寒いくらい涼しくなりました。
寒さのために、いつもより1時間早い3時起床。一番に見たのは[背番号2008-65]です。
昨晩よりは足が少し浮き上がったように見えますが弓なりではありません。
しかし、前蛹には間違いありませんよ。
今日は変化に遅れを取るまいと思って、午前中の外出の時は前蛹の入ったケースとカメラを助手席に乗せて出掛けました。
スーパーの駐車場でも車から降りずにケースの中を睨みつけていました。
10時55分に帰宅して様子を見ましたら、体のクビレがハッキリして、縦の白っぽい線が薄っすらと見えています。
11時50分の確認。
縦の線が頭の方から尻尾に掛けて2本。頭の辺りに短い線が数本。クビレの所の皮が浮き上がったように白くなっていました。
最後の脱皮が近づいたのでしょうね。
13時15分。
遅れを取りました。昼食後、のんびりし過ぎたようです。
皮は足元に脱ぎ捨てられていて、姿は変わっていました。
これが、アオスジアゲハの蛹なんですね。初めて見ました!
16時15分。
図鑑などで見る蛹の形になりました。
2008年9月28日 [背番号2008-65]・・・不吉な予感
今朝一番に気が付いたのですが、黒いものが見えます。
尻尾の方は濃い黒色。頭の方はボケたような黒色。
悪の枢軸が潜んでいるのではないでしょうか?
2008年9月29日 [背番号2008-65]・・・やはりヤドリバエの仕業か?
「蛹の向こう側からライトで照らして」と教わったのですが、この蛹の位置が悪くて(ケースの隅に近い所)明るいLEDのスポットライトが入りません。
この黒いものがヤドリバエの仕業なら、このケースの中でヤドリバエが羽化するまでを見届けたい気持ちもありますので、蛹を取り外さずに、このケースの中にこのまま残しておくことにします。
何か少しでも中が判らないかと思い、近くからフラッシュを使用して撮って、画像をシャープにしたり暗くしたりしてみました。
黒い部分を縮小せずに100%で挿入してみましたが、小さな泡のようなものが見えます。
もう少し様子をみてから処分方法を決めることにします。
2008年9月29日(2) 臭い仲の3匹・・・そろそろ前蛹になる頃でしょうか
三角関係か? 官製談合か?
臭い糞の中ですから、臭い仲同士の談合のようですよ。
そろそろ前蛹になる頃かなと思いますので、壁が好きなように使えるように深いケースに入れ替えておきました。
2008年9月30日 前蛹の前準備?・・・[背番号2008-66]
朝早く見たら、昨日の臭い仲の1匹が仲間はずれにされて、ケースの壁に逃げてきていました。
時々左右に首を振っていますので、蛹になる場所取りで糸を張り巡らしているのかなと思ったのですが、暫くすると別の場所へ移っています。が・・・ケースの本体と蓋に跨った場所で蛹にならないように見張らなければなりません。
右端の写真を拡大して、画面から離れてご覧下さい。黄緑色の北極グマの顔を真似しています。
この幼虫は今日から[背番号2008-66]と呼びます。
2008年9月30日(2) [背番号2008-65]を別室へ隔離しました
今日は[背番号2008-65]の蛹の背中の糸を切り、尻の糸を剥がしてケースから取り出しました。これなら黒くなっている所が良く見えます。
腹の所は中のほうが泡立っているような感じがします。泡立っていると言えばヤドリバエが出てきた後を思い出します。
蛹の向こう側からライトを当ててみました。
頭の辺りの黒いものは見えなくなりましたが、腹の所は中に頭の黒いギャングが潜んでいるようにも見えます。ライトを当てたら、もう1ケ所黒いものが見えてきました。
ライトを当てて写真を撮る時に、黒い所が良く見えるように尻尾を曲げたのですが曲がったまま戻りません。生きている蛹なら、尻尾を曲げたら直ちに反応があり真っ直ぐになるのですが・・・
反対向きにも曲げてみました。やはり戻りません。
この[背番号2008-65]の蛹は何者かに乗っ取られて、蛹の中が蛹ではなくなっているようです。
ギャングが潜んでいて大暴れして他の幼虫へ悪影響を及ぼすことになっては困りますので、別のタッパーへ収監して、何が現れるか確認することにします。