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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(34) 幼虫をセグロアシナガバチが襲撃

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●このページは、前ページからの続きです

2009年6月23日 今日も4齢が仲間入り、 [背番号2009-070] [背番号2009-068]は終齢に

雨が止んだ合間にパセリに潜んでいる幼虫探しをしました。
上から見たのではみつからない。横から、下から覗き込んだら居ましたよ。
[背番号2009-070]として籐丸籠へ。

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この他に、少し若いのも1匹保護。
土砂降りの雨で溺れないように、早目に手を打っておきます。

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先輩の[背番号2009-068]と[背番号2009-069]も元気です。
[背番号2009-068]は終齢に。終齢の模様になりました。
今年初めて見た終齢の姿です。

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2009年6月24日 隠れていた幼虫が姿を現しました

今日は、パセリの葉が殆ど無くなった小さなプランターで、幼虫を5匹発見しました。
写真の3匹は大きいほうですが、ここまで大きくなるとは、ずいぶん前から潜んでいたのですね。
「パセリを食べて葉が少なくなったので幼虫が見えるようになった」のです。
もちろん今日発見した5匹も籐丸籠へ入れましたが、籐丸籠の中のパセリを取り替える時に数えてみたら、15匹が住んでいました。
パセリは水に差しているのですが、直ぐに萎れるので、食料の管理が大変です。

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2009年6月25日 [背番号2009-069]が終齢に

朝見たら、[背番号2009-069]がネットの下の方で脱皮していました。
脱いだ皮が残っていましたので、脱皮したばかりですよ。

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2009年6月26日 15匹の幼虫は全て元気・・・終齢は4匹になりました

幼虫が鈴なりです。
24日に籐丸籠の中のパセリを取り替えたのですが、丸坊主になりました。

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今日は、パセリを少し多めに入れましたが、新しいパセリに引越しするときに数えたら、終齢は4匹に増えていました。籐丸籠の中の幼虫は全部で15匹。全て元気です。
[背番号2009-070]と[背番号2009-071]を終齢として登録しておきます。

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2009年6月27日 [背番号2009-068]が間もなく前蛹になります

今年生まれのキアゲハ第1号の[背番号2009-068]が、籐丸籠の天井の骨組みにしがみつきました。
この場所での蛹化は、アオムシコバチに対して無防備のため非常に危険です。
急遽、カブトムシの蛹を入れていた飼育ケースを空けて、これに入れて、蓋との間に、防虫シートを挟んでおきました。

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夕方見たら、飼育ケースの中で前蛹の支度が完了していました。

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ところで、この写真を撮って部屋へ戻ったら、突然ですがオバサンの叫び声と、続いて手招き。
手招きに誘惑されて、慌てて行ってみたら、ツマグロヒョウモンの幼虫!・・・続きは、2009年・ツマグロヒョウモンの観察日記(14)の6月27日をご覧下さい。

2009年6月28日 [背番号2009-068]が、朝は前蛹、夕方には蛹に

昨日前蛹の支度が整った[背番号2009-068]ですが、朝確認したら前蛹になっていました。

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夕方見たら、蛹になっていましたが、ケースの蓋にはアオムシコバチが2匹。
防虫シートを挟んでおいてよかったですよ。

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2009年6月28日(2) 食べます、食べます

なにしろ大所帯ですから・・・一昨日入れたパセリを食べつくされました。
今日、幼虫を新しいパセリに乗せ替えながら終齢を数えたら、5匹か6匹居ます。こうなると、どれがとれだか判らなくなるので、キアゲハについては、今後は、前蛹になる気配が見えた時に背番号登録することにします。

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2009年6月28日(3) [背番号2009-069]がネットを這い回り始めました

終齢が1匹、籐丸籠のネットを這い回り始めました。
現在、飼育ケースの中は、キアゲハの蛹に加えて、天井の防虫シートにはツマグロヒョウモンが前蛹になって垂れ下がっています。這い回るのはよいのですが、ツマグロヒョウモンの蛹化を邪魔しなければよいのですが・・・
周りのアオムシコバチを追い払って、パセリを少しとともに、ケースの中に入れておきました。

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2009年6月29日 [背番号2009-069]が死亡

昨日ケースに引っ越した[背番号2009-069]ですが、朝見たら死んでいました。体の中央付近は黒くなっていました。

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2009年6月29日(2) 3匹がネットの中で前蛹の支度中・・・強制引越し

朝の巡回で籐丸籠のネットを見たら、3匹が前蛹の支度中。
昨日からナガサキアゲハの蛹の中からアオムシコバチが多量に孵化して飛び回っているので、この籐丸籠の中にもアオムシコバチが入り込んでいます。
ネットの網目が大きいので、難なく通過できます。
この籐丸籠のネットの中で蛹化するとなると、この3匹はアオムシコバチの餌食になるのは確実。
写真の左から[背番号2009-070][背番号2009-071][背番号2009-073]と命名しましたが、[背番号2009-070]は支柱に糸を張り巡らせているようで、少し遅すぎたかなと思いましたが、アオムシコバチを繁殖させる訳にはいかないので、尻を押して、強制引越しすることにしました。

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嫌々ながら、箸へ引越し中です。

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午後の巡視で、引越し先の住み心地を確かめに立ち寄ったら、[背番号2009-070]が箸からケースの底へ転落していました。

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箸を差し伸べても掴まる気配はないので、紙切れを使って救い上げ、フワフワのティッシュを敷いた安置箱(安置所ではありません。糸が切れた前蛹の蛹化場所です。)へ寝かせました。
まだ、前蛹前ですが、無事に前蛹になれるか否かはわかりません。初めての経験ですから・・・

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