- 2009年7月13日(2) [背番号2009-079]が早々と交尾
- 2009年7月13日(4) [背番号2009-071]・・・死亡宣告
- 2009年7月13日(5) [背番号2009-100]が蛹化失敗、死亡
- 2009年7月14日 [背番号2009-080]が羽化
- 2009年7月14日(2) [背番号2009-080]が羽化してまもなく交尾
- 2009年7月14日(3) 死亡宣告した[背番号2009-071]ですが・・・
- 2009年7月14日(4) [背番号2009-076]・・・死亡宣告
- 2009年7月15日 [背番号2009-081]が羽化
- 2009年7月16日 [背番号2009-084]が羽化して飛び立ってしまいました
- 2009年7月18日 終齢を3匹保護 [背番号2009-110][背番号2009-111][背番号2009-112]を予約
2009年7月13日(2) [背番号2009-079]が早々と交尾
今朝はキアゲハの乱舞だなと思っていたら、案の定、羽化して1時間半あまりの9時34分、飛び立つ前の[背番号2009-079]が交尾されているのに気付きました。
♂に♀のほうから忍び寄って交尾することはないはずですから、[背番号2009-079]は♀ですよ。
こんなに近くで見れたのは初めてです。
もちろん動画でも撮りましたのでご覧頂きます。
羽化したばかりの♀のフェロモンに誘惑されたのか?交尾の間は♂らしいキアゲハが近くを飛び回っていました。
その後10時15分頃、[背番号2009-079]の交尾はどうなったかなと思って庭へ出たら、蛹置き場には[背番号2009-079]と交尾していた♂の姿は見えませんでしたが、突然、芝生から[背番号2009-079]らしきキアゲハが舞い上がり、橙の木の葉に掴まりました。なかなか飛び立ちませんので望遠レンズ付のカメラを持ち出して、ファインダーを覗いたら尻尾が変です。
通常は尻尾の先端は細くなり、尖ったように見えますが、尻尾の先端が広がったままのように見えます。とりあえず1枚撮って、下の方から撮ろうと思ってしゃがみこんだら飛び立ちました。しかし、飛ぶのはまだヨタヨタで、近くの生垣へ着地しましたが、周りの木が邪魔して近づけませんでした。
素晴らしい光景!キアゲハの交尾(1)(2009/07/13)
2009年7月13日(3) キアゲハ春の陣 最後の1匹が前蛹・・・[背番号2009-100]
最後の1匹とは言っても、庭でトウがたったパセリには、上から眺めて見ただけで9匹の幼虫が見えます。パセリを掻き分けてみたら、まだまだ潜んでいると思います。
今年もキアゲハの幼虫が見つからないと心配していましたが、今年もパセリが無くなりそうになると幼虫が湧き出してきました。近くの農家の畑にも、食草が無くなったのかもしれませんね。
今年は何故かナカサキアゲハが沢山見つかるので、ナガサキアゲハに集中することにして、夏の間はキアゲハの幼虫をケースへ取り込むのは中断して、庭のパセリで自由奔放の生活をしてもらうことにしました。
従って、ケース内で保護していた最後の終齢が前蛹になりましたので[背番号2009-100]として、100号を記念して(別に関係はありませんが)キアゲハ春の陣の最後の1匹にすることにします。
それにしても、この[背番号2009-100]ですが、模様の黒い所が多いと思いませんか?
これでキアゲハの日記は終わるのではなく、[背番号2009-100]が羽化するまで、また、庭のパセリで好き勝手に遊んでいる幼虫の様子などは継続して書いていきます。
【内緒話】
キアゲハの幼虫をケースに入れて飼育するのは餌の管理に苦労します。
私は庭で育てているパセリを食べさせていますが、パセリは茎を水に浸けておかないと萎れてしまって、幼虫が掴まれないどころか、食べることも出来ません。
また、水が入った容器を使いますので、幼虫の溺死対策を考えなければなりませんし、ケース内に水が垂れて残っていると糞がベトベトになり糞掃除も大変です。
毎朝のパセリの交換、糞掃除から少しの間遠ざかろうかと思っています。
この点、橙の葉を食べるナミアゲハ、ナガサキアゲハなどは楽ですよ。
最初の頃は、橙の葉は千切った所を濡れたティッシュに巻いていましたが、密閉度の高いケースを使えば、千切り取った橙の葉をそのまま入れておいても、1~2日はカラカラに乾燥することもありません。濡れたティッシュを入れると糞にカビが生え、病死する原因の一つではないかなとも思っています。ナガサキアゲハの終齢などは、1日に橙の葉を2枚くらい食べますので、カラカラになるよりは飢饉に陥るほうが心配のタネです。
2009年7月13日(4) [背番号2009-071]・・・死亡宣告
これまでの日記には書いていませんでしたが、この[背番号2009-071]は、7月11日の夕方には、かすかに羽化の兆候が現れていました。翌12日の朝には、直ぐにでも羽化するような兆候になりましたが羽化しませんでした。今朝も羽化しませんでした。
[背番号2009-071]の蛹化は7月1日。今日は12日目ですから、結論を急ぐこともありませんが、ポケットから蛹を出してみたら、尻尾のほうの色が悪くなりつつあります。
目は出来ているし、翅も出来ている。しかし尻尾は全く反応してくれない。
いったいどんなことになっているのかと、目の辺りの殻を指で押さえたら、「パリッ」と、蛹が割れました。羽化の時に割れる所です。
しかし、いっこうに出てきませんので、ピンセットで殻を取ってみました。
足は力弱いですが、なんとか動かします。しかし、何かに引っ掛ける力はありません。
翅は殻から出てきた直後のように縮れていて、殻を取り去っても広がることはありません。
ついでに、尻尾のほうの殻を剥がしに掛かったのですが、尻尾の2/3くらいは殻と尻尾がくっ付いて剥がれません。
また、羽化した後、殻に残っている茶色っぽい液体が、全く無いと言っていい状態です。
この[背番号2009-071]はポケットに入っているので、液漏れがあればポケットに痕跡が残っているはずですが、見当たりません。
殻を剥がしながら、明日は羽化しようとしているのを、私が1日早く殻を破ってしまったのかなあと悔やんでいましたが、蛹の中の液体が何らかの原因で無くなり、このために潤滑油が無い状態のために殻から出ることが出来なかったのだと思うことにしました。
殻を剥がしてから1時間以上経過しましたが変化がありませんので、一応、「殻からの脱出失敗」として死亡宣告することにします。
しかし、足を動かさなくなってから処分することにします。
2009年7月13日(5) [背番号2009-100]が蛹化失敗、死亡
夕方、キアゲハの飼育ケースを見たら[背番号2009-100]の前蛹の頭の部分の皮が破れて蛹化が始まっていました。直ちにケースを部屋の近くに運んで動画の撮影を始めましたが、脱皮が進みません。
見たところでは、脱いでいる皮に糸が絡んでいることはありません。尻尾がグニャッとなって、腰砕けのような格好です。脱皮の途中で力尽きたようですね?
2009/07/14追記
14日に確認したら、色が変わってきていましたので、処分しました。
2009年7月14日 [背番号2009-080]が羽化
[背番号2009-080]が羽化しました。下の動画でご覧下さい。
縮れた翅が広がるのに感動!キアゲハの羽化(4)(2009/07/14)
2009年7月14日(2) [背番号2009-080]が羽化してまもなく交尾
今朝羽化した[背番号2009-080]は♀ですね。
今朝も[背番号2009-080]が翅が固まるのを待っている蛹置き場の周りをキアゲハが乱舞。
キアゲハと一緒にツマグロヒョウモンの♂、ナガサキアゲハの♂も乱れて飛んでいました。
8時半頃、また羽化しているようだとの通報で蛹置き場に行ってみたら、[背番号2009-080]が交尾中でした。
うっとりして見ていました・・・キアゲハの交尾(2)(2009/07/14)
今朝は、見ている時に交尾が終わって♂が飛び立ちましたので、[背番号2009-080](♀)の尻尾を確認しておきました。
昨日は遠くからでしたので判り難かったのですが、交尾が終わったあとは、尻尾の先端は奥に引っ込んでいることが判りました。
2009年7月14日(3) 死亡宣告した[背番号2009-071]ですが・・・
昨日死亡宣告した[背番号2009-071]ですが、朝見たら、足の動きは、昨日より今朝の方が激しいようです。一旦は死亡宣告しましたが、足を動かす状態で処分するわけにはいきませんので、脱脂綿に砂糖水(年々減っていく年金生活ですから蜂蜜を買う余裕はありません)を含ませて、ポケットの上に取り付けて、爪楊枝で口を乗せておきました。
昼前に見たら、朝よりは足をよく動かしていました。砂糖をケチッた砂糖水ですが、少しは吸っているのでしょうか?
しかし、足を動かしても力が無いので動くことができません。しばらくの間、飲み物補給は続けることにします。
2009年7月14日(4) [背番号2009-076]・・・死亡宣告
7月11日に羽化しそうで羽化しなかった[背番号2009-076]ですが、今日見たら、目の近くの殻がヒビ割れていました。ヒビ割れた部分だけ取り除いてみましたが、死んでいます。
この[背番号2009-076]も、殻から出たくても出ることが出来なかったのかもしれませんが、理由は判りません。
2009年7月15日 [背番号2009-081]が羽化
今朝4時半にナガサキアゲハの様子を見に行った時には羽化の兆候が現れていました。
昨日の様子からでは、羽化は7時頃かなと思って、その前に朝食。朝食の前に確認だけはしておこうと思って蛹置き場を見たら、ナガサキアゲハと共に、[背番号2009-081]が羽化して並んでいました。6時10分。翅は広がっていましたが、柔らかくて、風でブラブラしていました。
2009年7月16日 [背番号2009-084]が羽化して飛び立ってしまいました
今朝、[背番号2009-084]の蛹を見たら羽化しそうな気配でしたので、ちょこちょこ確認していたのですが昼まで羽化しませんでした。木曜日の午後は歯医者通いですから、昼食後に、羽化していないことを確認して出掛けました。
2時半に帰ってみたら、羽化して翅が広がっていましたので、写真を撮ろうと思って近づいたら、パッと飛び立ちました。従って写真はありません。
2009年7月18日 終齢を3匹保護 [背番号2009-110][背番号2009-111][背番号2009-112]を予約
[背番号2009-100]から後の幼虫は、庭のパセリの森で食べ放題の毎日を送っていましたが、今朝確認したら、7匹のうち2匹が、今日の午後くらいには逃走しそうな雰囲気。
朝から脇目も振らず、一心不乱に食べまくっていますので保護しました。
ついでに、明日くらいには逃走しそうな雰囲気の1匹も保護。
[背番号2009-110][背番号2009-111][背番号2009-112]で住民登録の予約をしました。個別の背番号の割り振りは、前蛹になった順とします。
パセリの花も食べます・・・前蛹が間近いキアゲハの終齢幼虫 (2009/07/18)