記事内に広告が含まれています。
広告
岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(20) 食草用のパセリ、セロリ、ニンジンの葉は無農薬ですか?

広告

キアゲハの飼育(20) 食草用のパセリ、セロリ、ニンジンの葉は無農薬ですか?

昆虫館の館長
昆虫館の館長

キアゲハの飼育(20):幼虫飼育の食草は無農薬ですか? スーパーなどで売っているパセリ、セロリ、ニンジンの葉などを与えると死んでしまいます。


背番号については2007年・キアゲハの蛹の背番号一覧をご覧下さい。

旧館 新館 別館
7月28日
背番号No.8の羽化で
終了しました。
P20070730-IMG_0223-9
2007/07/30  11:34現在
P20070724-IMG_9969-9
2007/07/23  16:56現在
田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
広告

2007年7月27日

背番号No.7背番号No.8が今日羽化してくれれば、殆ど当てにならなくなった予測表の値打ちが上昇するのですが・・・・一(いち)か八(ばち)か、朝6時に覗いてみました。

見てやって下さい。背番号No.8がはちきれんばかりにパンパンです。「オハヨウゴザイマス」と言って、いつ顔を出してもおかしくない状態です。飼育箱の蓋を動かすと、ピクピクと身体を動かします。

P20070727-IMG_0086P20070727-IMG_0087


いつ出てきてもらっても良いように、羽化後の休憩場所も準備しておきました。

P20070727-IMG_0089


様子が変です。
全く羽化する気配なし。サナギに触っても全く反応無し。
昨日に続く真夏日。
我が家の庭の一等地、カンカン照りの場所で熱中症にやられたかなと、90%は諦めて、影に移動して、昼食。

P20070727-IMG_0096


昼食を済ませてから軒下を見ると・・・背番号No.8が、当てにならない予測表の面目を保ってくれていました。予測通り、9日目です。
たまには的中してくれないと、表を表示しておくのも恥ずかしいですから、背番号No.8が頑張ってくれたのですね。

P20070727-IMG_0100P20070727-IMG_0101
P20070727-IMG_0103

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。

 P20070727-IMG_0106-9
(2007/07/27  12:30現在)
背番号No.7だけになりました。
 P20070727-IMG_0090-9
(2007/07/27  10:00現在)
背番号No.20がサナギになりました。しかし、背番号No.20には背中の糸が無く、宙ぶらりん。
P20070727-IMG_0091
チョッとだけ補修しておきました。

2007年7月27日(付録)

ご愛読の皆様、有難う御座います。
皆様、このサナギに見覚えはありませんか?
7月24日の日記をご覧下さい。
橙の木を剪定し、切り落とした枝に付いていたナミアゲバのサナギです。
今日は背番号No.8の羽化が遅いので、何かあったのかと、あれこれ考えながら覗いてみたら、3つほど穴が明いていました。
アオムシコバチが卵を産みつけ、アオムシコバチの幼虫がサナギの中を食べつくし、羽化して出て行った穴ですよ。

P20070727-IMG_0095-2


その憎っきアオムシコバチですが、上の写真の赤丸の中にいます。
だいぶ前からキアゲハの幼虫、前蛹、サナギの周りをうろついていて、簡単に追っ払ったくらいでは逃げません。箸か何かで払い落として、潰すしかありませんね。
多分、何匹かがアオムシコバチの被害になっていると思われます。

P20070727-IMG_0093-2


度々他のページを見て頂くことになり申し訳御座いません。
この幼虫は、7月23日に孵化したことをお知らせした幼虫です。あれから4日過ぎましたが、大きくなりましたよ!まだ同じくらいの幼虫が沢山居ますが、2匹だけご紹介しておきます。(右の写真は12mmのほうのアップです。)
しかし困ったことことですね。パセリの苗探しを本格的にやらねばなりません。

P20070727-IMG_0098-3P20070727-IMG_0099-2


余談ですが、人間が食べるためにスーパーなどで売っているパセリですが、キアゲハは嫌がります。無理矢理食べさせると、どうしても死んでしまいますが・・・(これ以上はスーパーの営業妨害だとの抗議など、差支えがあるため書きません。)
やはり種を蒔いて、自然環境で育てるか、苗を買ってきて育てるしかありませんね。


夕方、蝉の抜け殻探しをしていたら、抜け殻の左下にキアゲハ。
昼に羽化した背番号No.8ですよ。
このまま固まるのかなと思ったら、大空へ舞い上がりました。

P20070727-IMG_0118P20070727-IMG_0119-2


ミイラです。
大空へ舞い上がることなく逝ってしまった背番号No.2
頭はありませんが、羽根を広げたままサツキの木の上にいます。羽根は全く痛んでいなくて、時々アゲハが近寄ってきています。

P20070727-IMG_0116

2007年7月28日

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
P20070728-IMG_0120 P20070728-IMG_0121
背番号No.7の色艶ヨシ! 羽化の支度もヨシ!
P20070728-IMG_0123 P20070728-IMG_0125
背番号No.7が羽化しました。
6時35分、蓋をよじ登っているところで気が付きました。
P20070728-IMG_0127 P20070728-IMG_0130
P20070728-IMG_0133 P20070728-IMG_0139

これで大きいほうの飼育箱の蓋は役目が終わりました。
今日から、カブトムシの卵と幼虫を入れた飼育箱の蓋になりました。

P20070728-IMG_0150


今日は2年前に作った国宝級の物を出してきました。
観察用の設備です。
どこへ仕舞い込んだのかなと探しましたら、植木鉢へ猫が糞をしないように、鉢の上に置いてありました。背番号No.9以降は、キアゲハ羽化御殿で皆様にお目にかかります。

P20070728-IMG_0168P20070728-IMG_0170


何処へ行ってもパセリの苗が見当たりません。
我が家のキアゲハにもヨーロッパの味を堪能してもらいたいと思って、デンマーク産の種を買いました。
大小、2つのプランタにポットを並べて種をパラパラ。ついでに、殆ど丸坊主になったパセリの鉢にもパラパラ。
種を蒔いている左腕の傍をキアゲハがすり抜けて、殆ど丸坊主のパセリに掴まったと思ったら、お尻を丸めて・・・真っ黄色な卵を産み付けて飛んで行きました。
下の【特別記事】もご覧下さい。

P20070728-IMG_0151


人間が居てもお構いなし。
パセリの緑色が見えるうちに卵を産みつけないと・・・

P20070728-IMG_0154P20070728-IMG_0165

2007年7月28日 【特別記事】キアゲハの卵の観察(?)

パセリの種蒔き中に、左腕の傍をすり抜けて産み付けた卵です。
「7/28」と書いた札を立てました。
孵化の瞬間は無理として、孵化した日くらいは写真を撮るつもりでいます。
また、この鉢にはパセリの種が蒔いてあります。
発芽まで約10日と書いてありますが、孵化と発芽のどちらが早いでしょうか?
続き話は、別ページにまとめることにしました。

P20070728-IMG_0172-2

●この記事はページ分割されていますので、次ページもご覧下さい