2007年7月29日
嫌味っぽい幼虫ですね。
いくらパセリが乏しいとはいえ、スミレの葉を這い回るとは・・・
今日は羽化もなく、日記が抜けそうなので、幼虫の視察に出掛けました。
数えるほどしかないパセリの鉢に17匹!
食料危機で密出国しないうちに顔写真を撮っておきました。
7匹
(1匹隠れています)
3匹
5匹
2匹
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こんなものなら有りますが、パセリの代わりにはなりません。
2007年7月30日
背番号No.9が羽化御殿で羽化です。
いかがですか?世界遺産にも登録されそうな羽化御殿。
100円ショップのアルミの針金はグニャグニャですが耐震偽装の証拠ではありません。
GARAKUTA工務店の木組みの家ほど頑丈ではありませんが、キアゲハ100匹がぶら下がっても倒壊の恐れはありません。アルミ屑で廃品回収へ出さなくてよかったですよ。
2007/07/30 11:34現在
2007年7月30日(その2) [続] 幼虫
下の写真は昨日(7月29日)の写真と同じ順にならべてあります。
8匹(7匹) | 6匹(3匹) | 5匹(5匹) | 2匹(2匹) | 1匹 |
赤字は本日、( )内は昨日数えたものです。
写真に赤丸を付ける時に再度確認したら、更に1匹増えていました。
計22匹+1匹追加=なんと、23匹!
江戸時代なら、一揆が勃発しそうな雰囲気です。
幼虫の数を数えていましたら、葉のなくなったパセリの茎で2匹の幼虫が正面衝突。しかも、正面衝突は2ケ所で発生。
最初に発見した2匹は首を振りながらお互いに相手を威嚇。
何度か首を振っているうちに、1匹が跳ね飛ばされて地面へ墜落しました。
なにしろ小さい幼虫ですから、紙ですくってパセリへ戻しました。
(救出に忙しく、写真はありません。)
もう1ケ所の正面衝突は現場写真を撮りました。
こちらは小さい方がUターンしましたが、断崖絶壁の行き止まり。
残り少ないパセリの葉がもとで、争いが絶えなくなりそうです。
★緊急注意報★
あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
我が家の庭に植えてある蝶の餌(食草)であるパセリ、スミレ、ユリ、ホトトギス、橙の木の葉、デコポンの木の葉などには殺虫剤は一切使用せず、無農薬で栽培しています。スーパーなどの店頭で売られているパセリ、セロリ、ニンジンの葉などを食べさせると幼虫は死んでしまいます。我が家ではキアゲハの幼虫の食草が不足してしまい、やむをえずスーパーでパセリなどを買ってきて食べさせて、幼虫を死なせてしまいました。
皆さん、真似をして幼虫を死なせないようにして下さい。
2007年7月30日(その3)
★緊急注意報★ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
新しいパセリの園・・・幼虫の楽園になるか?
23匹!ではありません。
数を数える時に隠れていた幼虫が姿を見せてくるはずです。
昔から、食べ物の恨みは怖いものと決まっています。今晩にでも、キアゲハの幼虫のテロ攻撃に遭ったら困りますので、パセリの苗探しツアーに出掛けました。何処にも見当たらないので聞いてみたら、「今は時期が悪い。トウが立つので仕入れない」とのこと。
ものは試しに、スーパーで99円のパセリを買ってきました。
安物なので、幼虫が嫌がるかも知れませんが、2匹ほどパセリの森へ載せてみて、鉢を隣へくっつけておきました。
2時間くらい過ぎてから覗いてみたら、幼虫は新しいパセリの森から逃げ出して、元の鉢へ戻っていました。やはり、スーパーの店頭の棚に並べるからには、それなりの薬品を使って洗浄してあるのでしょうか?
キアゲハの卵を洗い落とさなければ、人間の腹の中で小さな目玉焼きになりますよね。
やはり99円の安物は味が悪いのだろうと思って、午後の一番暑い時に、別のスーパーへパセリを買いに行きました。
今度は葉は柔らかそうですが、128円でした。
元のパセリと一緒にしてビンに挿して、7匹ほどパセリの森の上に乗せておきました。
明日の朝が楽しみです。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
2007年7月31日
★緊急注意報★ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草は無農薬ですか?
今朝は羽化の気配がないため、パセリの森へ一番に駆けつけました。
ダメです。全員元の鉢へ戻っていました。
何か美味しそうなものはないものか?
スーパーの野菜売り場を回っていたら、地元の農家の方が自分の家で出来た野菜を並べておられるコーナーがあり、小さな根の付いた人参の葉が置いてありました。
これなら食べてくれるだろうし、根が付いているので水に浸けておけば長持ちするぞと思って、買って帰りました。
自分で人参の葉へ引越ししてもらおうと思って、人参の森とパセリの鉢をくっ付けて置いておきました。
しかし、人参はしおれるばかりで、幼虫は引っ越す気配は全く無し。
脱皮中
食事中の引越し
こうなったら、幼虫の好きなようにしてもらおうと、鉢を元の所へ戻して、「まもなく、みんなともお別れだな」と幼虫を見ていたら脱皮開始。
これはチャンス。これを機会に新しいパセリの森へ引っ越させたらどうだろうか?
この幼虫は、新しいパセリの森へしがみついてくれました。
それから別の幼虫を見たら、残り僅かなパセリで食事中。
葉を食べ尽くしたところで新しいパセリの森へ引っ越し。
食べてくれました! 粘り勝ち。執念ですよ。
その後、大きめな幼虫から1匹ずつ引越しさせ、9匹ほど新しいパセリの森へ引越しを完了しました。
また、今気付いたのですが、水道の水の塩素分の影響はどんなものか?
【2007年8月1日 訂正】
人間は強いが、幼虫は弱い!
気懸かりなので朝一番に見に行ったら、やはりダメでした。
半数以上の幼虫が息絶え絶え。
直ちに残り乏しい鉢へ戻しました。
やはり、地面に根を生やして、人間の手の加わっていない自然のパセリでないと、自然のキアゲハには向きませんね。
我が家のパセリの葉も指折り数えるほどしかありません。
苗も売っていません。蒔いた種の芽も出ていません。
食料危機を通り越して、破産状態です。
ここまで努力したのですから幼虫たちも解ってくれることでしょう。
後は、運を天に任せて、幼虫たちに任せることにします。
(なんだか無責任に放り出したような感じもしますね。)
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2007年7月31日(その2)
今日は、新しいパセリの森へ引越しでしたが、この忙しい中で、5匹の幼虫が脱皮。
4匹までは脱皮中の写真を撮りましたのでご披露します。1匹について1枚ずつです。
緊急のお知らせ
上の【2007年8月1日 訂正】欄に書きましたが、幼虫の食料危機に陥り、日記どころではなくなりました。
羽化については食料に影響されないので日記を続けますが、幼虫に関しては見るだけでも可哀想なので、日記を一時中断します。
また、パセリの苗などが確保できましたら再開しますのでその時に幼虫をお目に掛けることにします。
なお、2007年7月28日に産卵した卵が8月1日に孵化しました。
この1匹の幼虫については、別の専用ページでご紹介することにします。
お知らせ
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