2009年7月18日(2) [背番号2009-088]が羽化
昨晩から今朝9時前に掛けては全く羽化の兆候はありませんでしたが、外出から帰った10時35分に見たら、蛹の色が変わっていました。
こんなに遅く兆候が現れて、今日のうちに羽化するのかなと心配しながら約15分間隔で蛹置き場を監視。14時29分に見た時には羽化していました。翅は広がっていましたが固まっておらず、風に吹かれて翅がユラユラしていました。
今日はもの凄く暑くて、羽化しているのを確認した時は、蛹置き場で36℃、パソコンが置いてある室内で34℃でした。
[背番号2009-088]が羽化する前の蛹置き場のキアゲハの蛹です。
左端は羽化の兆候が現れている [背番号2009-088]ですが、右の3つは微妙に色合いが異なっています。
2009年7月18日 終齢を2匹保護 [背番号2009-113][背番号2009-114]を予約
昨日保護した2匹は、毒なしパセリがよほど気に入ったのか?ケースの中で、まだ食べ続けています。今日もメタボ幼虫を2匹ケースへ保護しました。[背番号2009-113][背番号2009-114]を予約しました。
皆さん、教えて下さい
ヘビが鎌首を持ち上げた真似。
食べたパセリが喉に詰まったので食道を真っ直ぐしている。
荒川静香さんのイナバウアーの真似。
初めて見たときはイナバウアーの真似をしているなと思いましたが、イナバウアーも時代遅れですから・・・
よく晴れた日の午後に見られます。
2009年7月19日 凄まじい勢いで産卵
パセリが少なくなり、今年も大飢饉に襲われる心配をしなければならなくなりましたが、心配どころではありません。
この2~3日のキアゲハの産卵は、ヤケクソ気味です。
幼虫の様子を見るためにパセリの傍に立っていても全く恐れずに、私の体から20cmくらいの所へまで近寄って産卵です。
今どき農家の畑にもパセリは無いでしょうから、我が家のパセリへ産み尽くしているように思えます。無農薬+有機肥料の美味しいパセリだと判ってくれているのですね。
日本国の某スチャラカ政権には、政権の人気を上げるために、「子供を少なくする」大臣、すなわち、「少子化担当大臣」とかを作ってムダ遣いをしていますが、キアゲハ帝国では「子供を増やす」ために、「少子化防止対策」を行っています。
ご覧下さい。間もなく蛹になり、羽化していく終齢に、お母さんが「産卵」の方法を教えています。
今日見たら、孵化して間もない黒いゴマ粒のような幼虫が50匹以上居るような感じがしますし、卵は数え切れないくらいあります。
この調子なら、今年も大飢饉は確実。今年も自己責任で食料を探してもらうことになりそうです。
それにしても、アシタバには全く産卵する気がないようで、葉は齧り痕がないまま枯れていきます。
2009年7月20日 [背番号2009-087][背番号2009-090][背番号2009-098]が羽化
昨晩は梅雨前線の影響で風雨が強いとの予報だったので、蛹は軒下の自転車が置いてある奥側へ入れ込んでおきました。
今日は梅雨前線が大暴れするとかで、当地、山口県東部は大雨・洪水警報が発令されています。
もし、今日羽化しても飛び立てないだろうなと思いながら庭へ出る戸を開けたら、
[背番号2009-087]が翅をパッと広げました。
時刻は5時38分。小雨がふる薄暗い中で羽化して待っていてくれたんですよ。
[背番号2009-087]が翅をパッと広げた時に、[背番号2009-090]が蛹の殻から出てきたところでした。戸を明けた音に驚いたのか、縮れた翅でチョロチョロと歩き回りました。
朝食を済ませて、ゴミを出しに行こうと思って6時22分に庭に出たら、[背番号2009-098]が羽化していて、驚いて開こうとする翅は柔らかいため、ユラユラと揺れていました。
その後、山陽新幹線、在来線が運転を見合わせるような豪雨。時々戸を明けて[背番号2009-087][背番号2009-090][背番号2009-098]の様子を見ましたが、昼過ぎまで飛び立たずに箸に掴まっていました。午後、少し小降りになったなと思ったら、飛び立っていきました。
2009年7月20日(2) 終齢を1匹保護・・・[背番号2009-115]を予約
大雨の中でパセリに掴まっている終齢を1匹ケースへ保護しました。
2009年7月20日(3) [背番号2009-110]が前蛹
2009年7月21日 [背番号2009-099]が羽化
今朝から雷雨です。竜巻注意報が出ています。蛹が舞い上がらなければよいのですが・・・
山口県内では山陽新幹線の運転に影響が現れています。
ラジオは雷のノイズでバリバリ。停電でパソコンが突然死しなければよいがと、ヒヤヒヤしながら、がらくた昆虫館のページのダイエットをしながら、約5分毎に庭の蛹置き場を監視していました。
8時34分に見た時に、何やら黒いものが見えたので戸を開けてみたら、[背番号2009-099]が羽化していて、縮れた翅でぶら下がり棒に掴まっていました。翅の縮れ具合から推測すると、殻から出てきたばかりです。
蛹置き場へ行くには雨の中を歩いて2m。ビショ濡れになって写真を撮りました。
2009年7月21日(2) [背番号2009-110]が蛹、 [背番号2009-111] [背番号2009-112] [背番号2009-113]が前蛹
2009年7月21日(3) 終齢を1匹保護・・・[背番号2009-118]
庭のパセリを食べまくっている終齢の最後の1匹を[背番号2009-118]としてケースへ保護しました。
残っているのは星の数はオーバー気味ですが、数え切れないほどの卵と2齢以下の小さな幼虫ばかり。これらが終齢になる頃には大飢饉で悲惨な光景になると思いますので、この[背番号2009-118]の保護で、暫くの間は保護できないかもしれません。
2009年7月22日(1) [背番号2009-114] [背番号2009-115]が前蛹
朝は、いつものように前蛹、蛹への変化が進行していました。
2009年7月22日(2) [背番号2009-111] [背番号2009-112] [背番号2009-113]が蛹
2009年7月22日(3) 夕方には[背番号2009-114] [背番号2009-115]が蛹
夕方見たら、今朝、前蛹になっていた[背番号2009-114] [背番号2009-115]が蛹になっていました。
今日は日食で、当地方では太陽の食分は86%。幸いなことには10時30分頃から11時30分頃まで雲が途切れて太陽が顔を出し、写真を撮りました。11時頃には薄暗くなりましたが、前蛹が1日間違えたしまったことはありませんよね。
お知らせ
このページの前後のページもご覧下さい。