キアゲハの飼育(37):羽化して間もないキアゲハのメスが、どこからともなくやってきたナミアゲハのオスに交尾されてしまいました。柑橘類の葉を食べるキアゲハが誕生するのでしょうか? アシタバで幼虫発見。
[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。
2009年8月11日 怪我をしていた[背番号2009-154]が羽化
怪我をしていて、無事にうかするかなと心配していた[背番号2009-154]が羽化しました。しかし・・・
片方の触覚(赤矢印)がチョン切れています。
青矢印の黒くなった所が災いして、殻から出る時にチョン切れたのでしょうか?
2009年8月11日(2) キアゲハ(♀)とナミアゲハ(♂)が交尾
キアゲハとナミアゲハを一緒に撮った、非常に貴重な写真です。
羽化した[背番号2009-154]が蛹置き場から姿が見えなくなったと思ったら、橙の木でキアゲハとナミアゲハが交尾中。
ナミアゲハの♂がキアゲハの♀を追い掛け回すのは庭で度々見掛けますが、目の前で交尾を見たのは初めてです。
このキアゲハの触覚は片方がチョン切れていますが、[背番号2009-154]としか思えません。
このキアゲハが産卵して孵化した幼虫は、右半分がキアゲハ、左半分がナミアゲハのニューハーフではないでしょうか? 我が家の近くの方で、ニューハーフの幼虫を見掛けられた場合は、報道各社への特ダネ提供の前に、がらくた昆虫館へご連絡をお願いします。
【珍百景】キアゲハ(メス)とナミアゲハ(オス)が交尾 (2009/08/11)
2009年8月18日 クロガネモチの木にキアゲハ
朝早くから庭の草取りを始めたら、クロガネモチの木の地上から30cmくらいの所にキアゲハが1頭。
背中のほうからもう1枚と思ってフラッシュをピカッ。
驚いたのか、地面へストンと落ちました。
翅が固まっていないので翅はグニャッ!
指を差し出して掴まらせて、ハイビスカスの枝に掴まらせておきました。
このクロガネモチの木はパセリがある場所から約8m。長旅だったんだなと感心します。
それにしても、蛹の抜け殻が見当たらないのですが、何処で蛹になっていたのでしょうか?
2009年8月24日 産卵しまくりのキアゲハ
7月末に食べ尽くされてしまったパセリですが、引き捨てずに置いていたら、大きな茎から芽がふいて、少し茂ってきました。
今日は久しぶりにキアゲハの産卵を見せてもらいました。
産卵の様子は動画を撮りましたのでご覧下さい。
この♀の産卵を見ていますと、卵を1個産み付けるたびに一休みしていましたが、最後の力をふりしぼっての産卵だったのでしょうか?
動画を撮りながら思ったことは、医療費をムダ使いする老人を減らしたいために、税金をムダ使いする日本国政府が作った後期高齢者医療制度を思い出しました。
しかし、今育てているパセリは、越冬蛹に備えてのものですが、今の産卵では早過ぎますね。
珍しい!一休みしながらの産卵・・・キアゲハの産卵 (2009/08/24)
2009年9月3日 突然ですが、オバケのような終齢が現れました
写真(中央の下)にはパセリの古株の茎が見えていますが、食べ尽くされて丸坊主になった後も残してあり、新しく芽を吹き出して茂り始めています。今年の越冬蛹用の餌を賄わなければなりませんので、毎日水撒きもしています。
今まで全く気が付かなかったのですが、今日の昼に、突然ですが終齢が姿を現しました。これだけ大きければ気が付くはずですが、どこに隠れていたのでしょうか?
なお、庭のパセリに居るキアゲハの幼虫は、この1匹だけです。
2009年9月4日 昨日発見の終齢を[背番号2009-225]として逮捕
昨日、突然現れた終齢ですが、今日の昼に見たら逃走を企てている気配が感じられたので、逮捕してケースに幽閉しました。
午後見たら、ケースの壁に掴まっていて、ケースの底には下痢便がべったり。ケースの中を掃除して、割り箸を入れておきました。
暫くの間は死んだふりをして動きませんでしたが、ケースの中を歩き回っています。
2009年9月5日 [背番号2009-225]が前蛹、午後には蛹に
朝見たらケースの蓋にくっ付いて、前蛹になっていました。写真は昼過ぎに撮ったので、脱皮の準備が進んでいて、皮が白っぽくなり始めています。
午後見たら、蛹になっていました。