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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(37) キアゲハとナミアゲハが交尾

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●このページは、前ページからの続きです

2009年10月17日(2) 逃走しそうな終齢を捕獲・・・[背番号2009-260]

パセリの森に残っている4匹のうち、一番大きな終齢を飼育箱へ入れました。
逃走には少し早いとは思いますが、運がよければ越冬蛹・・・無理でしょうね。 例年は、10月1日頃の産卵くらいで越冬蛹になっていますが、今年は、その頃の産卵と思われる幼虫は居ません。今の4匹の幼虫が今年の最後になります。

P20091017-P1030183-2

2009年10月18日 [背番号2009-251]が羽化

キアゲハも蛹化から羽化までの日数が長くなりました。

P20091018-P1030205-2 P20091018-P1030208-2

2009年10月19日 [背番号2009-260]が前蛹

17日に、逃走防止のために飼育箱へいれた[背番号2009-260]が前蛹になりましたが、背中に掛けた糸から頭側が力なく垂れ気味です。
飼育箱には直射日光が当たり、その上に、防虫シートが被せてありましたので、熱中症かもしれません。
無事に蛹になってくれればよいのですが・・・・

P20091019-P1030241-2

2009年10月19日(2) 逃走が近い終齢を捕獲・・・[背番号2009-261]

パセリの森の3匹のうち、逃走が近いと思われる1匹を飼育箱へ入れました。

P20091019-P1030248-2

2009年10月21日 [背番号2009-260]が蛹、 [背番号2009-261]が前蛹

[背番号2009-260]が蛹

無事に蛹になってくれればよいがと心配していた[背番号2009-260]が蛹になりました。

P20091021-P1030272-2


[背番号2009-261]が前蛹

この写真は朝撮ったものですが、その後で蛹ケースに入れておいたら、くっ付いていた箸には姿が見えなくなっていました。
どこへ行ったのかと探したら、ナガサキアゲハの蛹の箸にくっ付いて、前蛹になっていました。
この写真を撮った時には縮まっていただけで、糸は掛けていなかったのですね。

P20091021-P1030269-2

2009年10月21日(2) 終齢2匹を捕獲・・・しかし大失敗

今年のキアゲハも終わりが近づきましたね。
パセリの森に残っているのは終齢が2匹だけになりました。
今日は、庭の生垣の今年最後の殺虫剤散布の日。
パセリの森へ飛散しては大変なことになるので、2匹の終齢を飼育箱へ保護しました。(臭角を出しているのは取り込む時に尻に触ってしまったので怒っているものです。)
この2匹には、[背番号2009-262]と[背番号2009-263]の背番号を予約しました。

P20091021-P1030280


ところで、殺虫剤を散布しているうちに風が少し出てきて、殺虫剤がパセリに飛散してしまいました。慌てて水をかけて洗いましたが後の祭り。殺虫剤はスミチオンを使っていますので薬効は約10日間くらいだったと思いますが、食べ盛りの終齢には、約10日間は食べずに待つことは出来ません。写真に写っているパセリを水切りしながら長持ちさせることと、パセリの苗を探して買ってくることにします。


[2009/10/23追記]
緊急事態に備えるために、パセリの苗を4ポット買ってきました。
58円 X 4 = 232円・・・補正予算から支出。

2009年10月22日 [背番号2009-261]が蛹

P20091022-P1030308-2

2009年10月24日 [背番号2009-262]が前蛹

21日に捕獲した2匹のうち1匹が前蛹になりました。
残っている終齢は1匹だけ。食料のパセリは、21日の殺虫剤事件の前に取ったものの食べ残しがありますので、昨日買った苗は食べさせなくてもよいかもしれません。

P20091024-P1030319-2

2009年10月25日 [背番号2009-262]が蛹、 [背番号2009-263]が前蛹

[背番号2009-262]が蛹
P20091026-P1030325-2


[背番号2009-263]が前蛹
P20091025-P1030323-2
今年最後のキアゲハの幼虫が前蛹になりました。
一昨日(23日)買ってきたパセリの苗は、食べさせなくてすみました。4本の苗は、来年の春の食草として育てることにします。

2009年10月27日 [背番号2009-263]が蛹

今朝は室内の温度も20℃を切っています。
今年のキアゲハの最後、[背番号2009-263]が蛹になっていました。
昨年は、10月28日に蛹化したキアゲハの幼虫が越冬しましたので、この[背番号2009-263]も越冬でしょうかね。

P20091027-P1030335-2 P20091027-P1030336-2

2009年11月18日 2009年の蝶の幼虫飼育は終ります

11月16日に蛹化したナガサキアゲハで餌が必要な幼虫は居なくなりました。
今年は数多くのナガサキアゲハの幼虫と毎日を楽しく過ごしました。
また、クロアゲハも羽化に漕ぎ着けましたし、モンキアゲハも羽化することが出来ました。
昨日は1月並みの気温とのことで冷え込みましたが、一応、本日現在の蛹は越冬するものとして、2009年の日記は終わることにします。
P20091118-P1030501-2
写真は11月18日現在の蛹の様子です。
数は、ナミアゲハ=3、キアゲハ=5、ナガサキアゲハ=9。 合計17頭が越冬するのではないかと思います。
蛹は庭に置きますので、風で飛ばされないように、この状態で飼育箱へ入れます。置き場所は目に付きやすい場所にしますので、日当たりの良い場所になります。従って、暖かい日が続けば羽化するものがあるかもしれませんが、その時は、この続きに日記を挿入します。
なお、蛹が無事に越冬し、来春羽化した時には、2010年の日記として新しく書く予定です。
それでは皆様、来春お目にかかれることを楽しみにしています。

2009年11月18日(2) 2009年の決算報告

・2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(1)
・2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(2)
・2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(3)
・2009年 岩国市田舎村昆虫館 決算報告書
・2009年・羽化情報一覧

お知らせ

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