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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

キアゲハの飼育(41) 無農薬栽培のパセリとアシタバ(明日葉)、セグロアシナガバチの被害

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●このページは、前ページからの続きです

2011年8月7日 もう1匹が終齢に・・・第2号です

午前中に第1号の様子を見たら元気そのもの。
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その隣には、もう1匹が終齢に・・・第2号です。
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2011年8月7日(2) 第2号がセグロアシナガバチの被害・・・事件現場

幼虫が減っている原因が判明!
セグロアシナガバチの被害

夕方確認に出向いたら、第2号の姿が見えません。
徹底的に捜査をしていたら、第2号の尻尾側の残骸が・・・
緑色の糞の名残がありますので、頭側の美味しい所は、セグロアシナガバチに料理されて持って行かれたようです。
哀れな姿ですが、参考のために撮った写真をご覧頂きます。


第2号の体が半分。
何か黒いような物が見えます。

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少し方向を変えて撮りました。
残っているのは緑色ですから尻尾側です。
頭の方の内部は白いです。
セグロアシナガバチが自分の巣へ運んだのですよ。

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最初の写真の黒い物はハエでした。
ハエは残り物を食べにきたのですね。

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写真を撮っているうちに、地面に落ちてしまいました。

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2011年8月7日(3) 第1号を安全な場所へ隔離

第2号セグロアシナガバチ被害の事件現場の様子から推察すると、第1号が襲われるのは時間の問題だと結論に至り、第1号を隔離しました。


第1号が掴まっているパセリの他、2本の葉を空き瓶に差し込み、飼育箱に収容しました。

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しかし、飼育箱では風通しが悪いので、毎年使ってきた逃走防止のネットを張った籐丸籠を被せておきました。

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2011年8月8日 第1号の居住環境を改善

オロ*ミンCの瓶は背が高くて、ネットがパセリと第1号の幼虫を押さえつけているので、背の低い霧吹きの容器に取り替えました。

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元気ですよ。

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2011年8月10日 第1号は食べ盛りの終齢

第1号は食べ盛りの終齢。
朝見たら、パセリの葉は丸坊主になっていました。

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庭の残り少ないパセリを追加しておきました。
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2011年8月10日(2) 第3号を幽閉  第4号は脱皮中

残り少ないパセリの中で一番大きい幼虫を第3号として、籐丸籠の中へ幽閉しました。

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「チョットだけよ!」
「あんたも好きねえ」
今、脱ぎ終わったばかりです。

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お知らせ

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