2010年7月29日 糞と一緒に赤茶色の液体
昼前に2匹が入っている飼育箱を見たら、赤茶色の液体の中に糞が!
気味悪い色ですが、病気でしょうかね?
人間で言えば、潰瘍性大腸炎の時のような感じがします。
夕方見た時は、2匹とも異常がないように見えました。
2010年7月29日(2) 透き通ったメロン色になりました [背番号2010-028]
夕方、鉢植えのクスノキの苗木に残した1匹の様子を見ようと探したのですが見当たりません。
鉢を回しながら徹底的に探したら、葉の裏側に掴まっていました。
しかも、体は透き通ったメロン色。前蛹の前ですよね。
このまま置いておこうかと思いましたが、飼育箱より更に安心・安全なケースへ、葉も一緒に切り取って入れました。
葉はセロテープでケースの壁に貼り付けたのですが、葉から降りて、ケースの壁にくっ付いて、糸を張り巡らせ始めました。
今夜中には糸掛けを終わって前蛹になるのでしょうね。
写真は尻尾の先端を引っ掛けるための糸を張り巡らせているところです。
この後、向きを変えて尻尾の先端を引っ掛けますが、自分には尻尾の先端を見ることは出来ませんが、上手に引っ掛けますよ。
この幼虫は3匹の中でも一番小さいものです。一番小さいと言えば、最後に終齢になった[背番号2010-030]ですが、クスノキの苗木に居る時には3匹が入り乱れてゴチャゴチャになり、どれがどれか判らなくなりましたので、早い順に背番号を貰うことにして、この幼虫は[背番号2010-028]だとしておきます。
2010年7月29日(3) 天然記念物 樹齢300年のクスノキの様子
今日の午後は、歯医者の治療の帰りに、山口県の天然記念物・樹齢300年のクスノキの巨樹の周りの様子を見てきました。下のほうの葉は昨年と同じように白くなっていました。鳩の糞です。
手が届く所は枝を引っ張って調べましたが、幼虫は1匹も見つかりませんでした。
木の高い所は成虫が飛び回っていますので幼虫も居るとは思いますが、クレーン車に吊り下げてもらわないと手が届きませんので、諦めです。
小さな木がある所を探すか、我が家の苗木の成長をまつしかないようです。
2010年7月30日 [背番号2010-028]が蛹になりました
今朝は4時に起きましたので、直ちに[背番号2010-028]の様子を確認。
背中の糸が掛かっていないようなので、糸掛けを動画で撮ろうと思ってデジカメをセットして待ちましたが、全く糸作りの動作が見られません。
待ちくたびれて外出し、11時に帰ってからケースの中を見たら、背中に糸が掛かっているではありませんか! 一番右の写真をご覧下さい。皮が浮き上がりかけていています!
朝見た時には電燈の灯りですから、糸が見え難かったのでしょう。
11時35分にケースの中を見たら、頭の所に蛹の突起(角)があるし、幼虫の時の黄色い角が尻尾のほうへズレています。蛹化中です。
その後、皮を全て脱ぎ終わり、脱いだ皮を振り落して、11時39分に蛹化を完了しました。あとは形が整って、皮が固くなるのを待つだけです。
今朝は、蛹化したばかりのツマグロヒョウモンに周りをアオムシコバチがウロチョロしていましたので、[背番号2010-028]が入っているケースの蓋は、確実に閉めておきました。
午後見たら、クスノキの葉に擬態した模様になっていました。
今日から羽化するまで、透き通ったメロン色の蛹に、悪魔の黒い影が現れないことを祈るだけです。
今日の昼に蛹になったことから推測すると、昨日ケースに入れて、ケースの壁に糸を張り巡らして、上向きに向きを変えた19時以降の早い時に糸掛けをしたのでしょうね。
なお、3匹の幼虫を育ててきたクスノキの苗木は庭へ持ち出して、アオスジアゲハに判りやすいように鉢の下に台を置いて据えつけました。
2010年7月30日(2) 飼育箱の中の2匹
アオスジアゲハのヤドリバエ騒動は一昨年でした。
その時は次々と現れるヤドリバエでパニック状態になり、毎日の日記を書くことに追われてデータ整理をする暇はありませんでした。
今年の[背番号2010-028]は、終齢になってから5日目に蛹です。ナガサキアゲハなどと比べたら日数が短いようですし、飼育箱に入っている2匹より短いのですが、こんなものでしょうか?
朝6時に、飼育箱の蓋の小窓から撮ったものです。
午後2時。2匹が1枚の葉に掴まっていました。
お知らせ
今年は我が家の庭のクスノキの苗木に産み付けられた卵が孵化した、自前の幼虫です。
今年こそは順調に育って、無事に羽化してもらいたいと思います。
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