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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

アオスジアゲハの飼育(6) 羽化の予兆から、初めての羽化に漕ぎつけました

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アオスジアゲハの飼育(6) 羽化の予兆から、初めての羽化に漕ぎつけました

昆虫館の館長
昆虫館の館長

アオスジアゲハの飼育(6):アオスジアゲハの幼虫の2匹目、3匹目も蛹に。
ヤドリバエの被害もなく順調。蛹に翅の模様が透けて見えて羽化の予兆。
ついに羽化に漕ぎ着けました。
初めての羽化です。


P20100729-P1060392-2

[背番号2010-*]の表示は2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2010年7月31日 残りの2匹が前蛹・・[背番号2010-029] [背番号2010-030]

今朝は、飼育箱に入れている2匹が完熟したメロンのようになり透けていました。

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この2匹は、一つの枝の葉に掴まっていましたので、このままの場所で蛹になってくれれば好都合なので、少し小細工をして飼育箱に入れました。8時前に作業完了です。
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飼育箱に入れてから2時間半後に様子を見たら、2匹ともクスノキの葉から降りて、飼育箱の壁にくっついていました。
この飼育箱の壁で蛹になられたら後の管理に手間が掛かるので、[背番号2010-028]が入っているのと同じケースに1匹ずつ入れておきました。
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[背番号2010-028]については、何時糸掛けをしたかも判らなかったので、今日こそは糸作り、糸掛けの現場を押さえようと思って、何度もケースの中の様子を確認しました。
が・・・今日は、ナガサキアゲハが終齢への脱皮をしそうなので、この脱皮を動画で撮ろうと思って、午後は2時間くらいナガサキアゲハの幼虫と睨めっこ。
時々はアオスジアゲハのケースを見ていたのですが、16時46分に見た時、 [背番号2010-029]が頭を左右に振って糸作りの動作。
直ちにナガサキアゲハの幼虫の撮影を諦めて、 [背番号2010-029]の糸作り糸掛けの動画を撮りました。下の動画をご覧下さい。


背中に掛ける糸作り、糸掛け・・・アオスジアゲハの終齢幼虫 (2010/07/31)


この写真は、 [背番号2010-029]が背中に糸を掛け終わった後です。
青いのは、ケースの蓋です。

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18時過ぎに見たら、[背番号2010-030]が糸掛けを終わっていました。

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2010年8月1日 [背番号2010-029] [背番号2010-030]が蛹

[背番号2010-029]
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[背番号2010-030]
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2010年8月1日 クスノキと月桂樹を庭へ

写真は、一昨年、激安の苗を買って鉢植えしてある月桂樹です。
だいぶ大きくなりました。
3匹のアオスジアゲハの幼虫を育てたクスノキの鉢植えと並べて、庭へ出しました。

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